景泰藍古七宝草花、野菜、昆虫図瓜形合子

 

 

寸法  口径 20㎝  高さ 18㎝

時代  明時代初期

状態  経年による風化と金具の汚れ

 

 

中国の七宝(琺瑯)と言えば明時代景泰年間(1450年 –
1457年)に作られた景泰藍が最盛期で最も有名です。
今でも中国では、七宝を景泰覧の名でもって呼ばれて
おります。

此の合子には年号も何も記載されておりませんが、
写真の最後の元染付の図録の中にあります
上の青花 鳳凰草虫図梅瓶 松岡美術館
下の青花 鳳凰草中図瓢瓶 掬粋工芸館
の雰囲気を持つ図柄と思います。。

全体9面で、3面ずつに図柄を繰り返しておりますが、
良く良く観察しますと、同じ構図をとってはおりますが、
花、葉、蔓等に色の変化が有り、余計に多彩に、複雑に
見えます

技法的には?糸琺瑯(こうしほうろう)有線七宝ですが
その有線の細やかさ、色使いの多彩さ、文様の多様さ
昆虫、野菜、果物の写実的な描き方を観ておりますと
超絶技巧はすでにこの当時に表現されております事が
理解出来ます、

それにしましても、此の瓜形の局面にこれ程までの
美しい七宝を施して有りますのは、唯々驚愕と敬意を
覚えるばかりです.

それに付随します金銅金具も三個の瓜を足にして、
下部を支え、蓋の上には瓜の茎と葉を持って、持ち手と
しております。
此の並々ならぬ造形が、此の合子を一際重厚にして
いるように思います

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