呉須赤絵花鳥文大鉢

 

寸法  口径 42.5㎝  高さ 10㎝

時代  明末時代

状態  無疵

 

 

兎に角この手の鉢の中では最大の鉢です。

呉須赤絵は明末の一地方の民窯で、高台に
砂目のくっつきが有り、粗雑だったり、
絵付けの呉須と言っても鮮明な色でない
にもかかわらず、赤色、緑をふんだんに使って、
自由闊達で、伸び伸びと描く様が、我が国の人々を
魅了して止まなかったとみえます。

この皿に付いても鮮明でない呉須の色が、かえって
鮮明な赤の色を引き立てて、誠に鮮やかに見えますが、
その奔放に見える絵も、決して野びては見えません。

小物類の呉須赤絵作品は、
特に茶人に人気が高く、今でも、赤玉小香合が出て
きますと大変高価です。
ただ、小さくて、色目が良くて愛らしいと言うだけ
ばかりでなく、薄暗い茶室の中にあって、他のお道具
類も暗い中に有って、白磁の中の鮮烈な色と奔放な
絵柄が、場を引き立てるのと同時に皆の話題をさらっ
たのではないでしょうか。

大鉢に付いては、江戸時代初期のあまり大きな磁器の食器
類の無い中に、色々な料理をこんもりと盛り合わせて、
でん と置いて饗応出来るのは、力ある商人だったのでは
ないでしょうか。

 

 

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