2022 年 7 月 のアーカイブ

斑唐津盃

2022 年 7 月 24 日 日曜日

寸法  口径 9.2.㎝   高さ 4.5㎝

時代  桃山時代

状態  金繕い有
発掘品
帆柱窯

 

 

 

桃山時代を彷彿させますような、まことに大らかな造形の
盃です。

この盃を入手いたしました時は、発掘然としました状態で、
ただ斑釉が白くかかっている状態でしたが。
土は完全に砂岩を砕いた土でしたので、お酒を飲み、洗い、
乾かしを繰り返しをすることで斑状になる、と確信の下
2年ほど使いこんできましたら、ここまで斑が出てきました。
見込の釉薬の厚いところは ブルーの斑釉に、口辺の黒っぽく
見える部分は紫釉に変化して、斑唐津の本領を発揮して来て
おります。

故人曰く「盃を買うときは腕を小さくした造形の作品を買うべし」
の言葉のごときおおらかで堂々とした盃です。

これからまだまだ斑文様がはっきりしてくると思いますので。
呑む楽しみばかりでなく、育てる喜びもあるとおもいます。

長く付き合いのできる盃とおもいます。

私の撮影技量では微妙な色合いを出せませず、お許し下さい。

 

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李朝白磁台皿

2022 年 7 月 17 日 日曜日

寸法  高さ  7cm    径 23.8cm×19㎝

時代  李朝時代(18世紀)

状態  無疵
使用による釉薬の擦れ有り

 

 

李朝時代も17世紀以降盛んになりますと、それに伴い祭祀も
盛んになり。祭器も増産されるようになります。
ここに挙げました入り隅台皿も祭器の1つです。
儒教国家では特に白が尊ばれました。

台皿には皿の部分が丸形、長方形などの種類があり、
その中でも4隅が角型と、隅入り,あるいは染付等があります。
台皿の台にもまた色々と有りまして、丸、面取り、透かし彫
などの手が有り、祭祀主の好みにより色々作られたものと
おもわれます。

台は低く、皿の部分も素直な造形で、少し青味を帯びた白磁の色
からまだ金沙里窯のにおいが漂います、

四隅の入り隅が全体の造形に優しさ与え、縁から05mmほど入った1条の刻線が緊張と変化をもたらしておりますようにおもいます。

 

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無地唐津筒盃

2022 年 7 月 13 日 水曜日

寸法  口径 4.6㎝  高さ  5.7㎝

時代  江戸初期時代

状態  無疵

 

 

 

本来は小茶入れとして作られたものではないかと
思いますが、先の持ち主は酒器として愛用していました。
私も愛酒党ですので、、酒器として愛用しておりますが、
形の故でしょうか、すっと手になじみまして、まっこと
呑み心地の良い盃でございます。

ちょっと変わった造形ですが、奔放に流れた釉薬と、
釉薬の薄いところは土の鉄分が透けてほんのり赤味を呈して、
見所いっぱいの盃でございます。

又、エロチックですが、まっすぐ立ち上がった筒盃より、
凸凹があり撫でまわしたくなるような盃でございます。

お茶を楽しむ方は、蓋をつけて、茶篭の茶入れにするのも
宜しのではないかとおもいます。

 

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浄瑠璃本尊胎内蔵阿弥陀如来坐像摺佛

2022 年 7 月 11 日 月曜日

寸法   本体  25㎝×43.6㎝
軸装  32㎝×114㎝

時代    平安時代

状態   軸装  80体
紙魚、汚れ有り
下2段は継ぎ足しております。

 

 

 

浄瑠璃寺の木造阿弥陀如来座像の像内から発見された
といわれます摺佛で、阿弥陀如来が二重の蓮台に結跏
趺坐している摺り佛です、
如来百体を一版とした摺仏ですが、この摺り佛は
状態の良好な部分だけを80体にして軸装したもので
す。
下2段も、継いで有りますが、同一の紙の阿弥陀様か、
違う紙の良い部分を継いだものかわかりません。
いずれにしましても気持ちよく眺められます。

よくよく眺めますと、80体の阿弥陀様のお顔の表情は
それぞれ違い、まるで80体の阿弥陀様に見守られて
おりますような有難い摺り佛でございます。

 

 

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古瀬戸鉄釉花唐草文香炉

2022 年 7 月 6 日 水曜日

寸法  本体の高さ 8.7cm  火屋付きの高さ 12.5cm

口径    11cm

時代  鎌倉時代

状態  無疵

火屋作者  長谷川一望斎(尾張徳川家のお抱え金工師)

 

 

この袴腰香炉は南宗青磁袴腰香炉を模して瀬戸で焼かれたもの
ですが、すでに和様化して刻文も、形も優しさがでております。
翼広な口辺の鉄釉の重厚な溜り、腰部の唐花文の刻文の上から
濃く、薄く流れる鉄釉はたまらない魅力です。
高貴な香りが漂う感じをうけます。

金工作家長谷川一望斎作の唐花文透かし彫の銀火屋もこの香炉
を引き立てております。

展観時期は分かりませんが、名古屋のデパートで中部日本新聞社、名古屋民芸協会主催の
名古屋地方の古陶  火と土の芸術展
に出品されました名札がついております。

最後の2枚の写真は参考資料です。

 

寸法  本体の高さ 8.7cm  火屋付きの高さ 12.5cm

時代  鎌倉時代

状態  無疵

火屋作者  長谷川一望斎(尾張徳川家のお抱え金工師)

この袴腰香炉は南宗青磁袴腰香炉を模して瀬戸で焼かれたもの
ですが、すでに和様化して刻文も、形も優しさがでております。
翼広な口辺の鉄釉の重厚な溜り、腰部の唐花文の刻文の上から
濃く、薄く流れる鉄釉はたまらない魅力です。
高貴な香りが漂う感じをうけます。

金工作家長谷川一望斎作の唐花文透かし彫の銀火屋もこの香炉
を引き立てております。

展観時期は分かりませんが、名古屋のデパートで中部日本新聞社、

名古屋民芸協会主催の
名古屋地方の古陶  火と土の芸術展
に出品されました名札がついております。

すでに御案内しております。
東京美術俱楽部にて催行されます。
TOKYO ANTIQUE RAIR 2022
4階  ブースA-9
に出展いたします。

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