六波羅蜜寺の泥塔五輪塔

         寸法  高さ 8,5㎝  基壇径 4㎝
   
  時代   平安時代
  
  状態   屋根(火)に欠損有り
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六波羅蜜寺は天暦5年(951年)醍醐天皇の第2
皇子光勝空也上人により開創された寺である。
平安後期、平忠盛が当寺内の塔頭に軍勢を止めて
より、清盛、重盛に至り、広大な境域内には、権勢
を誇る平家一門の邸館が榮えた。
こうした中で、清盛の娘、徳子が高倉天皇に政略的に
入内し、子供を身ごもった時、無事安産が出来るように、
男子が生まれるようにと祈りにも近い思いで、平家一門に
作らせたのが膨大な数の種々様々な五輪塔の一群と聞き
及んでおります。

それゆえにこの形式の型物が圧倒的に多く存在します。
特に屋根(火)の丹塗りが鮮明なのが,うれしいです。

それにしましても、安徳帝のお生まれが、治承3年(1178年)、
平清盛の没年養和1年(1181年)、平氏滅亡が寿永2年(1183年)
と目まぐるしい盛衰の一途をたどります。

 

祇園精舎の鐘の声、諸行無常の響きあり
沙羅双樹の花の色、盛者必衰の理をあらわす
奢れる人も久しからず、ただ春の夜の夢のごとし
猛き者も遂には滅びぬ、ひとえに風の前の塵に同

 

 

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