野蕗の佃煮
2009 年 4 月 23 日 木曜日 肴 野蕗の佃煮
器 初期伊万里花文小皿(平盃)
徳利 三島連珠文徳利
盃 黄瀬戸盃
少し日影のところに野蕗が群生して、大きな丸い葉がまるで緑の絨毯の
様です。
今の時期ですとあく抜きせずに苦味も少なく食べられます。
太めの茎を摘んで、葉は取り除いて水洗いしたのち、5cm程の長さに切り、
水切りをしておく。
その間たっぷりの削り節で濃い目の出しをとっておく。
蕗20~30本ぐらいですと
油 大匙2杯
塩 小匙2分の1杯
砂糖 小さじ1杯
醤油 大匙1杯
出し汁 1リットルぐらい
平鍋に油を入れ蕗を入れて、よく油炒めして、少し緑の色が変化した頃
塩を入れて、塩をなじませます。
ここに、たっぷりの出し汁を入れ、5分程強火で、その後弱火にして
ことこと30分位煮つめます。
汁が3分の1ほどになりましたら、醤油と砂糖を入れて、再びことこと
煮ます。
汁気が少なくなりましたら、焦げ付かないように目を離さないように
注意して下さい。
汁がほんの少し残っているところで火を止めて下さい。
少し筋ばっているくらいが、ほんのり苦味が有り、歯ごたえがあります。