鶏龍山刷毛目盃

2019 年 4 月 16 日

 

寸法  口径 10.7㎝  高さ 3.7㎝×4.7㎝

時代  15世紀~16世紀

状態  金繕い有り ニュー有り
傾き有り

 

状態で申し述べております通りの
状態でありますので、物原にうち捨てられ、
近年発掘された物と思います。

見込みの刷毛目は台風の目のようにスピード感
溢れる動きが有り、外側の上薬も良く焼けて、
刷毛目との界が際だっております。

口径が大きいですが、この手の盃になる
刷毛目盃は、割と浅い器が多いですが、
この盃は深さがありますので、口径の。広さ
をカバーしてく。れます。
それ故、酒の入りも良く、又,酒を入れ
ますと、刷毛目が美しく映えます。

ニューは欠点ではなく、むしろ其処から酒が
染みこんで、白薬の変化を楽しむことが出来
ると思います。

傾きは愛嬌です

この盃を育てますのも、あなた様の,丹念な
心使いと手入れによるものと思います。
楽しみ多い盃と思います。

箱は目下制作中です。

 

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小川 千甕筆 春風駘蕩 軸

2019 年 4 月 9 日

 

寸法  書の部分  61㎝×21.5㎝
軸の部分  127.5㎝×31.5㎝ 

時代  1887年~1971年

状態  綺麗
箱書き,自署

 

京都文化博物館
小川 千甕 展
縦横無尽に生きる展
挨拶分を転用させて頂きますと

小川千甕(1882?1971)は、明治末期から昭和期
までの長きにわたって、仏画師・洋画家・漫画家・
日本画家として活躍しました。
京都の書肆「柳枝軒」の家に生まれた千甕は、
少年時代は仏画を描いていました。その後、浅井忠
に洋画を学ぶ一方で、新感覚の日本画も発表し始め
ます。同じ頃、京都市立陶磁器試験場の絵付け技手
となったことをきっかけに「千甕」(せんよう)の
雅号を自ら名付けますが、俳画や挿絵の画家として
は「ちかめ」の名でも親しまれていました。
明治末、28歳で東京へ越し、『ホトトギス』など
に挿絵、漫画を発表して人気を博します。さらに
1913年(大正2)には渡欧し、印象派の巨匠ルノワール
にも会っています。帰国後は日本美術院に出品し、
本格的な日本画家として活躍しました。
その後、少年時代に憧れた富岡鉄斎を思わせる
ダイナミックな筆遣いの南画(文人画)で愛されました。
本展は、千甕の初期から晩年に至る仏画、洋画、
漫画、日本画約140点とスケッチブック、工芸などの
資料を一堂に展示し、その芸術を紹介する初めての
回顧展です。
平成27年12月8日(火)〜平成28年1月31日(日)

こうしてみていきますと,書くということに対して、
貪欲なほど色々の分野に挑戦して,自分の物にしていった人の様に思われます。

この字は富岡鉄斎の書に非常に影響を受けているように
思いませんでしょうか。

柳がそよ風に揺れて春ののどかな様の上に、温和でのんびり
とした書がのって何とも春風駘蕩としております。

 

 

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螺鈿舟形吊り花入れに武藏鐙を生ける

2019 年 4 月 5 日

 

 
花   武藏鐙

花器  螺鈿舟形吊り花入れ

 

昨年も4月3日に黒高麗の扁壷に武藏鐙の
花を生けておりますが、花器が違いますと
同じ花でもずいぶん趣が変わるものです。

来年はどんな花器との出会いがあるのか、今から
楽しみです。

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江戸期 宙吹きガラス紫色酒杯

2019 年 3 月 23 日

 

寸法  口径 5.3㎝  高さ 5.5㎝

時代  文政~弘化

状態  無疵

 

紫色のグラデーションの美しい高脚盃です。

宙吹きガラスの手法は吹き竿の先のガラス種に
息を吹き込んで、成形する手法で江戸ガラスの
初期頃この手法が用いられ、薄くて繊細な造形
のガラス器が生まれております。
又,このグラスの玉高台が、この時代を判別す
る特徴ともなっております

私の写真撮り技術では、この透明感を引き出す
ことが出来ませず残念です。ご容赦下さい

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李朝白磁壺に木藤,猫柳、小手毬を生ける

2019 年 3 月 12 日

花  木藤、猫柳,小手毬

花器 李朝白磁壺

 

 

キャンディーズの春一番

もうすぐ春ですね ちょっと気取ってみませんか
風が吹いて暖かさを 運んで来ました
どこかの子が隣りの子を 迎えに来ました
もうすぐ春ですね 彼を誘ってみませんか
泣いてばかりいたって 幸福(しあわせ)は来ないから
重いコート脱いで 出かけませんか
もうすぐ春ですね 恋をしてみませんか

 

キャンヂィーズの「春一番」の様にここ何日か暖かい
日が続いて重たいコートも脱ぎ捨て、気取ってみたく
なるような陽気になって参りました。

桜の芽吹きも大分動いて春到来を願うこの頃ですが、
春の先駆けを心に,思いを込めて生けてみました。

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斑唐津筒盃 

2019 年 3 月 10 日

 

寸法  口径 6.5㎝  高さ 5㎝×5.2㎝

時代  桃山時代

状態  金直し1か所
くっ付き引き離し跡1か所
(写真10枚目
焼きが少し甘い。

 

状態の処で申しましたような欠点があって、
物原に打ち捨てられていたものと思いますが、
その他の欠点はなく、早くからの発掘伝世で、
大事に使われてきたものと思います。
その様子は、釉肌の艶やかな状態に伺われます。

ちなみに、この盃が私の手元に来ました時は
使い込まれて土見せの箇所は、真っ黒で、土の
状態がわからない程でしたので、時間をかけて、
漂白をしましたら、このように土味が出てきました。
土は帆柱、皿屋系独特の微小の長石を噛んでおり、
雅拙ながら高台がついております。

口辺の金直しの箇所も上から見た時はほとんど
見えませんので、お酒を飲む時も釉薬を愛で
ながら気持ちよく飲めますのが、何よりの御馳走
と思います。

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螺鈿文字入り硯箱

2019 年 2 月 5 日
寸法  縦 28㎝  横 20㎝  高さ 6㎝

時代  江戸時代初期

状態  硯を嵌め込んである板に割れ有り

 

 

箱表の隷書の文字も蓋裏の草書の文字も,品格が有り
徳を讃える文言に相応しい螺鈿の硯箱と思います。

箱表の隷書の読み
麗しきこの石は 君子の側にあるのが相応しい
ただの愛玩物ではない。これは持つ人の徳を観る
様なものだ。

蓋裏の草書の読み
歴史に残るほど人として守るべき大きな節義を全
うした.
硯箱の図案を起案し、唐草と龍を細工して治める

江戸初期の儒者伊藤仁斎の「童子問」をたまたま
読んでおりまして,伊藤仁斎について色々調べましたら、
親戚,姻戚に光悦、光琳、乾山を始め当時の一流の
文化人、公家との交際が盛であったようです。
この「童子問」は晩年10年ぐらいをかけて最重要作を
著しております。
伊藤仁斎で有れば、大業を終えて記念として図案を
考えてこのような硯箱を制作依頼しても可笑しくは無い
と考えたいです。
このように大それた考えを披瀝しましたことをお許し
下さい。

この考えの根拠は、光悦作の経箱の唐草文様に似ている
点と、論語を深く愛し、研究した仁斎が、孔子の国中国
に尊敬の念を込めて、このような素晴らしい龍文を考え
たのではないかと想像します.

 

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年末 年始のお知らせ

2018 年 12 月 27 日

2018年12月30日(日))から

2019年1月4日(金))まで

お休みいたします

2019年1月5日(土) 12時より

平常営業を致します。

 

2018年も皆様方の暖かいご支援を賜りまして
年末を迎える事が出来ました。
ここに厚く感謝を申し述べます。

骨董の店 甲斐も4月下旬の東京 アート アンティーク
祭りでは、元東京芸術大学学長で、日本芸術院会員
で有ります澄川喜一先生の墨壺コレクション展は
販売と同時に一括購入頂くと言う大変な幸運に見舞
われましたが、

11月下旬からの
螺鈿展 煌びやかで幻想的な螺鈿の美
では順調な滑り出しで,ほっと安堵するのも束の間
どんでん返しの結末に終わり,思考停止状態に陥って
しまう程の強いショックに愕然たる想いでした。
然し、つらつら思いますに、このような試練も、
神の思し召しと心静かに受け止めることで,心の安静
も得られ,又新たな希望と勇気を与えられて、来年に
向けて進んで行く事が出来ます。

有り難う御座いました。

それでは皆様方も御健康に留意なさいまして
良いお正月をお迎え下さいます様お祈り申し上げます.

休み中でも,ご用有る方は遠慮なさいませんで
電話かメールを下さいましたら、対応させて
頂きます。

 

李朝三島白黒象嵌花文徳利

2018 年 12 月 17 日

 

寸法  高さ 12.4㎝  口径 3.2㎝
胴経 8㎝

 

時代  李朝時代前期

 

状態  口に共直し有り(写真3枚目4枚目)
油臭なし

容量  200cc

 

 

3方それぞれ趣の違う花文を李朝らしいユーモアのある
筆致で描いておりまして、眺めておりますだけでも
氣のほっとするような徳利です

口辺の欠けも上手な共直しで、あまり気になりません

5花弁の升の部分は日裏でしょうか、、釉薬が少し縮れております。

容量は1合強とあまり入りませんが、あまり飲めない方や
飲まないけれど、酒器を撫で親しむ方には、大きさ、釉薬の調子などから、もってこいの徳利と思います。

 

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木彫吉祥天立像

2018 年 12 月 8 日

 

寸法  高さ 25.7㎝

時代  藤原時代~鎌倉時代

状態  両手首欠損
右足先欠損
台座なし

 

 

吉祥天像といえば、浄瑠璃寺のあの彩色鮮やかな
像を思い出される方も多いと思います。
この像も彩色が有りましたが、今は胡粉が薄く
両脇の窪みに残る程度ですが、かえって檜の優しさや
年輪の美しさが目に付きます。、

 

襟元を打ち合わせた内衣の上に丸首のかいとう衣を
付け、先端は脇下に挟み込んで見えませんが、
両肩から天衣を掛けています(これは後ろ姿を見れば
良く解ります)
下半身には両脚の間に蔽膝(へいしつ)と呼ばれる衣を
垂らし、腰紐で結わきます。これが吉祥天に特有の
服装です
「平安の秘仏 吉祥天立像 7より抜粋」

ここに掲げました吉祥天立像は小品乍ら、これらの
服装を見事に着こなしております。
目鼻立ちのはっきりした、ふくよかなお顔立ちは、ほんのり笑みをたたえて、福徳をもたらして下さる様です。

 

脳天に割れが入っておりますが、これは奇瑞と見なせば
福も又大でしょう.

 

吉祥天とは繁栄、幸運を意味し幸福、美、富を象徴
する神とされ、功徳は家内安全、罪障消滅、財宝金銭、
商売繁盛、富貴繁栄、国土安穏と大変な功徳がある
神様です。

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螺鈿展 煌びやかで幻想的な螺鈿の美  終了御礼

2018 年 12 月 3 日

 螺鈿展 煌びやかで幻想的な螺鈿の美 は
12月1日をもちまして無事終了致しました
ここに厚く御礼申し上げます。

螺鈿展 煌びやかで幻想的な螺鈿の美
と名打っての催しは
骨董の店 甲斐 での初めての試みで
御座いましたが、
多くの方々に御来店頂きまして、嬉しい次第で
御座いました。

是までの甲斐の展覧会にお見え下さいました方々と
違う新しい分野の収集家達との出会いが多々有りま
して今後のたのしみで御座います。
これからもどうぞ宜しくお願い申し上げます。

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李朝白磁壷に飯桐を生ける

2018 年 11 月 17 日

 

花  飯桐 油ツツジ

花器 李朝白磁丸壷

 

真っ赤に葡萄の房状に垂れ下がっております
のが飯桐の実です。このような状態になる
時期は葉はすでに落ちてしまいますが、
葉は大きなハート形で、お結びを包むことから
この名が付いたそうです。
実は南天より大きいので、毒ではないと言う
ので、一粒食べてみましたら、何の味もなく
種ばかりの実でした。さぞかし、鳥たちも
あまり喜んで食べなかったのではないでしょうか。

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螺鈿展  煌めいて幻想的な螺鈿の美

2018 年 10 月 18 日

螺鈿枕隅(ちんぐう)

李朝時代 18世紀~19世紀

径12㎝ 厚さ1.2㎝

 

 

         螺 鈿 展

煌めいて幻想的な螺鈿の美

2018年
11月21日(水)~12月1日(土)

会期中無休

骨董の店 甲斐に於いて

 

日本、中国、韓国の螺鈿の美しい作品を
25点程集めてみました。
見飽きぬ美とでも言ったら宜しいでしょうか。
貝殻の自然な美しさを引き出して、ここまで
繊細に,美しく表現して、多くの人の眼を心を
奪ってきました螺鈿細工をどうぞ堪能して頂
き度お誘い申し上げます

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螺鈿舟形花入れに花を生ける

2018 年 9 月 14 日

 

 

花   トリテリア ミラーぜフローラ
日々草  松葉牡丹

花器  螺鈿舟形釣り花入れ

 

 

11月21日(水〕からの

ー煌びやかで幻想的な美しさ 螺鈿展ー

の展覧会に備えて。螺鈿の作品を探し求めて
おりましたら,このように美しくも手の込んだ
螺鈿舟形花入れに出会いました。

ほんのり薄暗い茶室などでは、この螺鈿の煌めきは
幽玄に見えたのではなかっただろうか,又,招いた
お客様かたの心を感動せしめたのではなかろうか等
想像し乍ら

嬉しさ余って、白花で清楚なトリテリア ミラーゼ
フローラと優しい、白花日々草,松葉牡丹の花を
生けてみました

 

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禅林句 淨躶躶赤洒洒

2018 年 9 月 5 日

 

寸法  書 横 27㎝   縦 129.5㎝
軸 横 31㎝   縦 180㎝

時代  何時代か解りません

状態  上下左右相当切られております。

 

 

読み方は 「じょうらら しゃくしゃしゃ」と読みます。
素晴らしい言葉の響きです

禅林句集 柴山全慶編纂の訳語ですと

「一糸もまとわぬ丸裸。觸目全眞を現す。洒洒は
さっぱりとして塵のない様」

となっております。

すなわち、見栄や,欲や、外聞を捨てて人として,
ありのままの素裸の心の状態を言うのではないで
しょうか
「放下着」と似た言葉にも思われます。

書の下方左の角に大きな朱文が押されておりますが、
読めません。
上下左右は相当寸詰まりになって居りますので,
補修を重ねつつ大事に伝えられてきたのでは
ないでしょうか

軸の裏側頭に [18世代再奥」と貼り札に書かれており
ますが,調べても解りません.
私の解釈ですが、その寺の第18世管長で大変古い
時代の管長です。当然其処の寺の坊さん達は18世を知っているので、このような覚え書きとして、書いた
ものと思われます

此の書をみた時、なんと読むのかさえも全然解り
ませんでしたが、然し,この力強い,強固な意志の
見えます字は、私の心を妙に振るわせました。
字が読めて、意味が理解出来ましたときは、
私にもっともっと修行をしなさいと、迫りくる
ような勢いでした。

箱制作中

 

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秋の野草を須恵器大壷に生ける

2018 年 8 月 28 日

 

花   薄、女郎花 鳥兜 山牛蒡

花器  須恵器大壺

 

 

連日暑い暑いと申しておりますが、朝や夕に
頬をなでる風には、秋を感じられるこの頃で
御座います。

秋きぬと 目にはさやかに 見えねども
風の音にぞ 驚かれぬる

古今集 藤原敏行朝臣

丁度今がこのような時期でしょうか。

秋の七草の薄、女郎花,や房が黒く色づいた山牛蒡の実を大胆に生けてみました

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秋海棠を生ける

2018 年 8 月 24 日

 

花  秋海棠 雲龍柳

花器 古銅花入れ

 

 

今年の夏は殊の外暑くて皆様方も大変だったことと思いますが、
秋海棠の花が咲き始めて、もう秋も其処までやってきているのが感じられます。

雲龍柳は、店で花を生けた後、捨てるのが惜しくて、水を張った器に入れておきましたら、枯れることもなく、根が出てきて、枝も増えてきましたので、鉢に移して楽しんでおります。
「銀座の柳」ならぬ「京橋の柳」になってくれますことか? ,私はそれを見届けられますことか?

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ゴーヤの花を須恵器平瓶に生ける

2018 年 8 月 7 日

花    ゴーヤの花

花器   須恵器平瓶

 

 

ゴーヤ(苦瓜)は、正式には野菜ですが、葉の形、愛らしい黄色の花
蔓の面白さで、毎年この時期になりますと、摘むでは生けて
おりますが、生ける器によってそれぞれ表情が違って見えます
のも面白いと思います。

 

今日は、この花を摘むのにつくずく観察しておりますと、
葉の出ている節から細い長い髭を伸ばし、それを他の枝に
クルクルッと絡ませ、しっかり本体を安定した形にして
ぐんぐん枝を伸ばしております。
このようにして、、互いに絡み合っておりますので、この1本
の枝を摘むのにもクルクルッと巻いた髭を丹念に外さないと
とれません。
なるほど、これだけしっかり絡みついているから、あんなに大きく
なるゴーヤの実を付けることがだきるのかと納得しました。
凄い生命力を感じました

 

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夏季休暇のお知らせ

2018 年 8 月 7 日

    夏 期 休 暇

8月10日(金曜日)~8月16日(木曜日)まで

夏期休暇させて頂きます。

 

尚,ご用ある方は携帯電話の方に連絡頂き

ましたら、すぐにでも対応出来ますので、

遠慮なさらずご連絡下さいませ。

 

 

皆様方の中には、お盆休みを故郷で過ごされる

方もいらっしゃいますことと思います。

故郷の美しい、懐かしい想い出をいっぱい吸って

明日への活力を再生してきて頂き度存じます。

 

皆様方それぞれ良き夏休みをお過ごし下さい。

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須恵器平瓶に高砂百合を生ける

2018 年 7 月 31 日

花   高砂百合

花器  須恵器平瓶

 

自宅のベランダにやっと開いた一輪の
高砂百合
嬉しくて須恵器の平瓶に生けてみました。

花言葉は威厳、純潔、無垢だそうですが
威厳に満ちていますか?

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暑中見舞い

2018 年 7 月 30 日

花   島薄 ヤマゴボウ  木賊 蛍袋

花器  大篭

 暑中お見舞い申し上げます

 今年は殊の外の猛暑で御座います。

 呉ぐれもご自愛下さいます様

 お祈り申し上げます

 

平成30年  盛夏

 

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須恵器平瓶に金糸梅を生ける

2018 年 5 月 30 日

 

花  金糸梅

花器 須恵器平瓶

梅雨の時期になりますと、この金糸梅の
花とビヨウヤナギの花が路傍の植え込みに
一斉に咲き始め、雨のしとしと降っております
日でも、この山吹色の明るい色が雨降りの
憂鬱さを忘れさせてくれます。

ところで、金糸梅とビヨウヤナギはちょっと見
には区別付け難いですので、写真で違いを
ご覧下さい。

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御礼

2018 年 5 月 2 日

「彫刻家K・S氏の墨壷コレクション展」
は、4月28日をもちまして無事終了いたしました。

彫刻家K・S氏が長年に亘って蒐集なさいました
墨壷でしたので、大変珍しい造形の墨壷や、
非常に美しい造形の墨壷が有りまして、
観にいらして下さいました多くの方々に感嘆の
お言葉と、楽しかった旨の、あるいはこのような
墨壷展は初めて見ました等のお言葉を頂きました。
どうも有り難う御座いました。

提供下さいました彫刻家の先生。お買い上げ
下さいました方々、骨董の店 甲斐 に足を
運んで下さいました多くの方々に厚く感謝
申し上げます。

常滑野花入れ

2018 年 4 月 5 日

 

 
寸法  高さ 21.5㎝  口径 6㎝
低径 6㎝

 

時代  江戸時代

 

状態  口辺の中側に削げ有り

 

此の時代の常滑焼きの野花入れにしましては、
焼き上がりの変化に非常に富んだ野花入れです。

板おこしの底から紐造りで口辺まで造っており
ますので、轆轤作りと違って,少しヨロヨロと
しておりますところが又、何とも言えない魅力
です。

口辺内側に削げが見えますが、表には響いて
おりません。
直に水を入れても漏れません。

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黒高麗扁壷に武藏鐙を生ける

2018 年 4 月 3 日

 

花   武藏鐙

花器  黒高麗扁壷(李朝時代)

 

此の武藏鐙の花も自宅のベランダの鉢植えで
根付き、毎年店の花器に生けて楽しんででおります。

武藏鐙の名の由来は、武蔵の国で作られていた馬具の
鐙(あぶみ)に似ていることからの様ですが、
武藏鐙と言えばすぐ思いつくのが 伊勢物語の東下りの
武藏鐙の歌ではないでしょうか

 

伊勢物語
第13話 武蔵鐙
昔、武蔵なる男、京なる女のもとに、「聞こゆれば恥づ
かし、聞こえねば苦し」と書きて、うはがきに、
「むさしあぶみ」と書きて、おこせてのち、音もせず
なりにければ、京より、女、

武蔵鐙 さすがにかけて 頼むには とはぬもつらし
とふもうるさし

とあるを見てなむ、たへがたき心地しける。

とへばいふ とはねば恨む 武蔵鐙 かかるをりにや
人は死ぬらむ

 

最初はグロテスクに見えましたが、段々愛おしくなり、
今では、斑文様の皮に包まれてにょきっと三角錐の
芽が出てきますと、今年もよくぞ芽吹いてくれたと
思わず,先端を撫で乍ら、早く花を見せて頂戴と芽に
話掛けてしまいます。

此の武藏鐙の花に似ている花が浦島草です。
浦島草の特徴はなんと言っても,花の先端に長い髭が
伸びていることです。それと葉の形も全然違います

 

 

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墨壺展のご案内

2018 年 3 月 30 日
 
                  

                墨壺展のご案内

彫刻家 K・S氏の
墨壷コレクション展

平成30年4月18日(水)

から

 4月28日(土)

 11:00~18:00

但し4月22日(日)は休み

 

日本藝術院会員の彫刻家で、東京スカイツリーのデザイン監修者
としても知られます澄川喜一先生が,御自分の彫刻に墨打ちすること
から、興味を持たれ、長年に亘って好きな墨壷をコレクションして
楽しんでいらっしゃいましたが、ご高齢で、次の世代に引き継いで
もらいたいと 骨董の店 甲斐 に一括して販売を託して下さいました。
総数32点ほどですが、その中には江戸期を中心に韓国、中国の墨壷も
含まれております。

頭領の心意気とでも申しましょうか,それぞれ用の美を備えつつも、
造形の優れた作品、ユーモア有る作品,あるいは寺に奉納の格式有る
墨壷等バラエティーに富んだ楽しいコレクション展で御座います。
どうぞご高覧の上、お買い上げ頂き度お願い申し上げます。

すでに発刊のアートコレクターズ4月号にも東京アートアンティックの
催し展として掲載されております。
4月15日発売の 目の眼 500号記念誌上にも掲載されますので
合わせてお読み下さい。

お待ち申し上げます。

 

 

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黒高麗扁壷に白花を生ける

2018 年 3 月 30 日

花  愛らしい白花

花器 黒高麗扁壷

 

此の愛らしい白花は鳥が種を運んだのでしょうか。
4,5年前、ベランダの植木鉢で芽吹き、今では
大鉢いっぱいに増え、次から次へと花を咲かせ
毎日楽しませてくれます。
葉は韮のような細い葉で,韮と同じような、臭い
がしますが、花の付き方が違います。
何方か名前が解りましたらお教え下さい。

白花と対照的な黒高麗扁壷に生けて見ました

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雪柳と馬酔木を李朝白磁壷に生ける

2018 年 3 月 24 日
 

花   雪柳 馬酔木

花器  李朝白磁壷

 

私の住んでおりますマンションの駐車場の
周りに今を盛りと雪柳、馬酔木の花が
咲いております。
馬酔木の花は白と薄桃色の花が有りますが
今年は薄桃色の花が盛で、白色の花を圧倒
しておりました。
雪柳は真っ白な5弁の可憐な花を枝一杯に
咲かせ、まるで枝に雪が積もった風情です。

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初期伊万里六角花入れに河原撫子を生ける

2018 年 2 月 26 日

 

花   河原撫子

花器  初期伊万里染付六角花入れ

 

 

河原撫子は本来9月~10月に掛けて咲きますが、
昨年鉢植えの河原撫子を店に飾って楽しんだ後、
家に持ち帰り、部屋の角の日当たりの良いところに
置いて、毎日水をやっておりましたら、なんと今の
時期沢山の花を付けました。

暖房の効いた、日当たりの良い場所に置いてある
ものだから花も季節到来と思って咲き出したもの
と思います。

凜とした初期伊万里染付六角花入れに此の可愛らしい
河原撫子の花を生けて見ました

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彌生の大壺に木瓜、桐の蕾を生ける

2018 年 1 月 15 日

花  木瓜、桐、菊

花器 彌生大壺

 

 

久振りに桐の花の蕾に出会いましたので、
木瓜の明るい朱色の花と合わせて活けて
みました。
桐の花は大体4,5月頃に薄紫のいい香りを
放ちながら咲きますが、もう今から準備を
しておりますかと思いますと、蕾一つ々が
愛おしくさえ感じます。

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