古伊万里3筋斜め格子文猪口

2022 年 1 月 13 日

寸法   口径  5.7㎝   高さ 5.5㎝   高台径 3.5㎝

時代   江戸時代中期~後期

状態   無疵

価格   4万円

 

3本の線を1つの帯にして、これを斜め格子文にして全体
に描いております。
賑やかそうに見えますが意外とすっきりした文様で
ついつい眺め入ってしまいます。
高台がついて 、口辺に向かって少しテーパーがついて
持ち易く、酒もとても飲みやすいです。

 

 

 

李朝石製鎬盃

2022 年 1 月 7 日

寸法   口径 6.3㎝   高さ 4.2㎝

時代   19世紀

状態   無疵

 

本来は蓋の無い鎬盃ですが、先人が寅のつまみつけた蓋を
つけて香炉に仕立てたものです。
寅歳にちなみまして蓋もつけて紹介させていただきます。

駒場の日本民芸館の中央階段を右に上がったすぐの部屋の
最初の棚に、李朝石器で、黒くて造形の美、用の美を備えた
美しい品々が展示されております。
何十年かまえ、今は亡き民芸館の学芸員で有られた、田中洋子
さんから、それらの黒い色は、薄い黒漆を掛けておりますと
お聞きした覚えが有ります。
普通の石器の黒さは藁を燃やして燻して黒くするようです。

長く使われて来たせいでしょうか。鎬の稜線も柔らかくなって
おります。
厚さもそれ程ないので、重くなく、酒器として最適です。
造詣の美、用の美を兼ね備えた李朝独特の優しくも凛とした
盃です、

 

価格はお問合せ下さい

 

 

 

 

 

 

 

 

 

謹賀新年 令和4年 壬寅 2022年

2022 年 1 月 4 日

謹賀新年

今年もご健康に留意の上、大いなる 氣 を出して
前進なされます様心よりお祈り申し上げます.

令和4年 壬寅

今年も宜しくお願い申し上げます。

春海バカラ金縁千筋文盃

2021 年 12 月 14 日

寸法   口径 8.3㎝   高さ 4㎝  高台径 3.5㎝
時代   明治、大正時代
状態   無疵

 

明治から大正にかけて、大阪の茶道具,美術商の春海商店の
その当時の当主藤次郎が、フランスバカラ社に特別注文して作らせました
金縁のガラス製品は、特に茶道具が主だったようです。
その中に蓋物の飯碗と汁碗が有りますが、この作品は。汁碗の蓋でしょうか。
それにしましても、口径、高さなどから盃として生まれたものでは
ないかしらというほど盃にぴったりの大きさと造形です。
ちなみに、これらシリーズの中に徳利と盃は対で有りますが、杯の方は、
高坏のようです。

今迄にも何度か、共箱の春海バカラ製品を見かけましたが、、組物などは、
圧倒的に重厚さが有り、美しいものでしたが、それらは高価なものでなか
なか手に出来ませんでした。

純度の高い金縁は太く、高貴な輝きを見せております。
特に、手に持って真横から眺めますと、口辺の太い金縁と高台全体をまいた
金が、高さがないだけに非常に目立ちますが、千筋文が透明度を柔らかくして、
重厚な落ち着きを与えておるようにみえます。

そっと弾いても、軽やかな美しい音色がします。

もうすぐ迎えます、令和4年のお正月の祝い酒にそぐわしい盃と思います。
この盃で一献屠蘇など頂いて。来年を健康で明るい年にいたしましょう。

 

 

 

 

 

 

元白磁盃

2021 年 12 月 10 日

寸法   口径 8㎝   高さ 4㎝

時代   元時代

状態   無疵    箱有り

 

元白磁の焼き物として名高い、東京国立博物館の
横河コレクションの、「枢府」銘の入った1対の
白磁羯磨文の鉢が有りますが、その形状は口縁を
端反りにした碗形の鉢で、腰の部分が厚く、口縁
部に近ずくに従い薄くなる。高台は畳付きも内刳
も露胎をていする。
やはりこの盃も「枢府」で使われた盃と思われ
ます。

口辺が少しガタついておりますが、釉薬がかかって
おります。

大きさは、盃としまして最適の上、端反りになって
おりますので、大変呑み易い盃です。

枢府で使用する器だからでしょうか、気品ある造形
とおもいます。

 

水仙を生ける

2021 年 12 月 8 日

花    水仙

花器   金銅花器

 

冬の到来を告げるかのように、そろそろ日本水仙が咲き出し
ました。
水仙独特の良い香りを放つのと、清楚で愛らしい花をつけるので
人気の高い花で、これから正月にかけて、花屋さんにも
沢山の水仙が見られるようになります。

然しながら、厚生省も毒草として注意を呼び掛けるほどの
毒性をもち、間違って、食べたりしますと、嘔吐、下痢、
低体温を起こすほどだそうです。
皆様方も取り扱いに注意下さいますように。

触った後は、必ず手を洗いましょう。

口に入れてしまったら、即吐き出し、うがいをしてお医者さん
に見てもらいましょう

美しい花には棘があるの言葉も有りますが、美しい花には
毒もある、お互いに注意いたしましょう。

 

安南染付け輪花盃

2021 年 11 月 24 日

寸法   口径 7㎝   高さ4.2㎝

時代   15世紀~16世紀

状態   無疵

 

ホイアン沖の難破船の積み荷の中の1つと聞いております。

ホイアン沖の沈船の引き上げ調査は、1997年、オックス
フォード大学、ベトナム国立博物館、ベトナム国営サルベージ
会社の共同で進められ、25萬点のベトナム青花、五彩、藍釉薬、
緑釉、青磁と多彩に富んでおります。
作品の編年的検討から15C~16C初頭の制作年代が推定され、
沈没年代も同時期と考えられているようです。

この盃にはこのような歴史のロマンが詰まっております。

長い間海底に在りながらも海水に侵されること少なく、釉薬も
艶やかで、酒器として使用できるのは嬉しいです。
中国の染付のような厳しさもなく、優しさが伝わる盃です。

 

 

 

 

 

 

御挨拶

2021 年 11 月 23 日

花   桐、蔓梅もどき、白菊、数珠珊瑚

花器  東南アジア背負い籠

 

ご挨拶

皆様、ご機嫌麗しくお過ごしの事と嬉しく存じ上げます。

久し振りにHP上で皆様方にお会いできますことに、喜びで
一杯でございます。

去る5月の [お知らせ] でお伝え申し上げましたごとく、
スマホ見運転のバイクに跳ねられ、膝下の複雑骨折で、
2本の太いボルトと13本の金具で固定するという大手術で
した。

入院中には皆様方の暖かな励ましのお言葉や、ご見舞の
お言葉に支えられまして、つらいリハビリもやり遂げて、
こうしてまた、皆様方と共に骨董を楽しめるようになれま
すことは、無上の喜びで御座います。
厚く、厚く感謝と共に、御礼申し上げます。

まだまだ、杖を頼りの歩行、特に階段の上り下りには難渋
しておりますとともに、週3回のリハビリ訓練も欠かせま
せん。
脳も肉体も使わなければ瞬く間に退化してしまいます現実
を病院内で、見せられて、これではならじとの強い意(思い)
で、本格的復帰に向けて少しずつ、予行練習がてら、店に
出るようにしております。

少しずつ、商品のご案内をさせて頂きますので、御気に入り
商品が御座いましたら,ご連絡下さいますよう
宜しくお願いもうしあげます。

皆様方も、年末を控え色々お忙しいこととおもいます。
寒さも厳しくなってまいります。
呉々ご自愛の上、お過し下さいますようお祈り申し上げます

尚、暫くの間、ご来店の際は、前以ってご連絡くださいます
とうれしいです。

 

臨時休業のお知らせ

2021 年 6 月 1 日

再三の緊急事態宣言発令によりまして

6月1日(火)~6月20日(日)

臨時休業させていただきます。

皆様にはご不便、ご不自由をおかけしますこと
心苦しく存じ上げます。

先の「お知らせ」で申し上げました通リ、私は骨折で
入院加療中にて、皆様方のご要望等に応対が出来ない
ことも有ります。
どうぞ、お許しください。

以上宜しくお願い申し上げます。

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お知らせ

2021 年 5 月 28 日
皆様、コロナ禍の中どのようにお過ごしでしょうか。

またもや6月20日まで緊急事態宣言が延長され、
戸惑いや、うんざり感等、大変なことと拝察
申し上げます。

さて私事で御座いますが、5月14日信号の無い横断歩道
を渡っています時、バイクに跳ねられ骨折して、救急車
で病院に運ばれ、即入院です。
21日に手術をしまして(6時間にわたる大手術だったよう
です。)
無事生還しました。25日からリハビリが始まり、
現在、こうして腰かけてパソコンの作業ができるまでに
なりました。
皆様のお見舞いと、励まし、祈りのお陰様に感謝申し上げ
ます。

リハビリで、日ごと可動範囲も徐々に広がりつつあります
が、日常生活に戻れるまでには、今から、6,8週間かかり
そうです。
それにしましても、筋肉退化の早いこと、自分でも情けなく
なります。

そのような訳で暫くHP上の 骨董の店 甲斐のブログは、
間遠うにさせて頂きたいとおもいます。

楽しみにしていて下さいました皆様にはご不便をおかけし
まして申し訳ございません。
ただ、このような状態で商品仕入れもままなりませんので
新商品のご案内は難しいと思います。
いままで掲載させて頂いた中から抜粋して、時々公開させて
頂きますので、お楽しみ下さいますと嬉しいです。

それでは今日はこの辺で失礼申し上げます。

皆様方もこれから暑くなりますので、コロナ同様くれぐれも
氣をつけてお過ごしくださいますようお祈り申し上げます。

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引き続き、臨時休業のお知らせ

2021 年 5 月 11 日
コロナによる緊急事態宣言の延長により

  5月12日~5月31日  まで

臨時休業いたします。

尚、電話、メール,インスタグラム等お問い合わせは
承っておりますので、お気軽に連絡下さいませ。

どうぞ皆様方も、コロナに罹りませぬよう重々御氣を
つけ下さいます様お祈り申し上げます。

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曲げ物の弁当箱に菖蒲を生ける

2021 年 5 月 7 日
花   菖蒲

花器  曲げ物弁当箱

 

いずれ菖蒲、杜若
五月晴れの清々しさに呼応するような
清々しい花でございます。

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鉈籠に姫扇の花を生ける

2021 年 5 月 1 日
花   姫扇 こばなずいな

花器  鉈籠

種を鳥が運んでくれたのでしょうか、鉢植えでも年々
増えて花もたくさん咲いて日々楽しませてもらって
おります。
愛らしい花です。

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赤織部茶碗の仕覆出来上がりました

2021 年 4 月 30 日
4月13日HP上に公開しました
美濃赤織部茶碗の仕覆が出来上がりました。
茶碗につきましては、ご面倒でも上記日付けの
箇所をもう一度ご覧頂きますとうれしいです。

古渡更紗の白地菱繫ぎ花文のざっくりした風合い
の仕覆です。
やはり仕覆を着せてあげますと、一段と見栄え
も、体裁も良くなり、嬉しいものです。
お客様にも見せやすくなるようにおもいます。

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美濃御深井釉魚水滴  

2021 年 4 月 27 日
寸法  長さ 7.2㎝  高さ 3.3㎝

時代  17世紀前半

状態  胸鰭の片側補修

 

口作りがマンボウのような特色有ります愛らしい
魚の水滴です。

轆轤水挽き成形の円筒形を基にして魚形に変形
され、眼は〇印花文、鱗は半円印花文で表して
おります。口は粘土紐を貼りつけた様子が何とも
ユーモアを呼ぶ造形になって、この魚を特徴ずけ
ております。
背中の土をつまんで背鰭にしておりますのも、
手抜きのようにも見えますが、簡略化されて
おります。

腹の底を除いて全面に御深井釉がきれいに掛かって
おります。

もうすぐ端午の節句です。
この愛らしい鯉の水滴を眺めながら、子供の頃
鯉のぼりを仰いだ、在りし日を思い出して
お楽しみ下さい。

このように小さな造形の作品は、机上に置いて
楽しむのも、また、掌中に在って撫で楽しむのも
宜しいように思います。

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臨時休業のお知らせ

2021 年 4 月 26 日

第3回 コロナによる緊急事態宣言発令により

4月25日~5月11日まで

臨時休業いたします。

HP,インスタグラムは商品の御案内、花を生ける
その他徒然を順次掲載してまいりますので引き続き
お読み下さいますと嬉しいです。
電話、Eメールは受け付けておりますので、
連絡お待ち申し上げます。

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金銅花器に白花紫蘭を生ける

2021 年 4 月 24 日
花   白花紫蘭 姫空木

花器  金銅花器

私の住まいの近くに紫蘭が群生しております
箇所がありまして毎年紫蘭に事欠くことは
有りませんでした。
白花紫蘭に出会いました時はとても嬉しく、
球根を頂いて、花を楽しめますのに4年の
歳月がかかりました。
手間暇かけてやっと咲いた花は特に愛おしい
ものです。
姫空木は清楚乍、沢山花をつけますので、華やぎ
があります。

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李朝三島瓔珞文徳利

2021 年 4 月 13 日
寸法  高さ 14㎝  口径 3.7㎝

時代  15世紀~16世紀

状態  無疵

容量  330cc

 

大変珍しい文様と思います。
私も沢山三島の徳利は扱っておりますが、
此の文様は初めてでございます。

瓔珞文が三方に象嵌され、中には菊文が
象嵌されております。

結構、使い込まれておりますので,肌も
しっとりとして、トロトロです。

酒の入りも出も,切れもとても良いです。

一人酒には丁度良い大きさと想います。

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赤織部茶碗

2021 年 4 月 13 日
寸法  口径 15.5㎝×14.5㎝
高さ 6㎝

時代  江戸初期時代

状態  無疵

箱書き 蓋表  織部
蓋裏  古山子(小山富士夫)

 

 

赤織部独特の赤味を帯びた肌に、白泥と鉄で十字文と
蓮根を輪繫ぎしましたような文様が描かれております。
外側にも、筋入りの蓮根のような文様が描かれており、
内側にも外側にも緑釉を数点散らして装飾しております。
文様の様子からしまして、江戸期に入る作品と否めない
ようにおもいます。

内面の底は一段落ち、鏡のようになっており、円錐ピンの
目跡が4個あります。
口縁近くの白っぽく見えますのは全面にかけた長石釉です。

美濃の織部焼の中に在って、白土と赤土を合わせて焼く
いわゆる鳴海織部は数少なくなってきますが、
赤織部になりますと、香合のような小さな作品は見かけ
ますが、茶碗や鉢に至っては数少なくなるように思います。
焼き物に適した鉄分の多い、赤土が少なかったのではない
かと思われます。
それゆえに、貴重な作品と思われます。

ほんの少し歪みがあり、茶の緑も映えて、茶心を誘います。
これからの季節大いにお楽しみ頂きたい碗でございます。

古山子(小山富士夫)の箱書きのあるのも嬉しいです。

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李朝白磁丸壷に芍薬を生ける

2021 年 4 月 12 日
花    芍薬

花器   李朝白磁丸壷

 

今年は早くも芍薬の花が花屋さんの店頭に
並んでおりました。

百花の王と呼ばれます牡丹のような華麗さはないですが、
開いた花はボタンに近い華々しさを持ち合わせております
芍薬の花は、大好きな花の一つです。
好きな原因の一つに、実家の庭に芍薬が群生しておりま
した。
赤く咲いた群生の芍薬の花の上を何匹もの鯉のぼりが
翻っているのどかな情景を懐かしく思い出すせいかも
しれません。

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金銅製銅紐花器

2021 年 3 月 30 日
寸法  高さ 18.7㎝  口径 7.3㎝

時代  明時代

状態  台の足に折れの跡あり

 

装飾は頸と高台に胴紐が2本線と1本線だけの、スキット
した造形です。
薄っすらと鍍金が残った銅肌は伝世の滑らかさを保持
しております。

この造形から想像しますに、仏花器ではないでしょうか。
長年花を、水を入れ替えるたびに、人の手に触れ撫でられて、
スッカリ鍍金は剥落しておりますが、ルーペで観ますと
薄っすらと鍍金は残存しております。

仕覆に入って、箱に入っておりますので、茶方の方が大事に
して、この花器にふさわしい花があったとき花を入れて、亭主、客
共に楽しんだのではないでしょうか

価格 150.000.-

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古越前双耳蹲壷にシャガの花を生ける

2021 年 3 月 30 日
花   シャガ

花器  古越前双耳蹲る壷

 

芝大門近くに仕事で出向き、仕事が早く終わったから、
お天気が良かったので、久しぶりに、芝公園のベンチ
でお昼の弁当を楽しみました。
お弁当を食べておりますと、鳩や雀が寄ってきて
お弁当をねだりますので、良くかみ砕いて投げて
上げますと、あっという間に食べてしまいます。
鳩も意地悪というか、食欲旺盛な鳥は、羽で相手を
けん制して、餌を食べさせないなんてのもおります。
雀などは小さいからほとんど餌にありつけません。
遠くに餌を投げてあげても。鳩に乗っ取られて
しまいます。
可哀想に思いつつも弱肉強食の世界は自然界の姿
なのだなと思い知らされたように思いました。

そんな鳥の餌の争奪戦を楽しんだ後、公園を
ゆっくり歩いておりますと、大木の下にシャガが
群生して、なんか微笑んでくれているように見えました。
2本ほど頂きまして店に連れ帰り、生けてみました。

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古銅桃形書鎮

2021 年 3 月 23 日
寸法 全長 12.4㎝  高さ 4.8㎝

時代  室町時代~桃山時代

状態 一枝取れております。

 

 

大きさと、重みの有ります書鎮ですので、紙などを
押さえる実用性と桃を形どった美的な造形とを兼ね
備えております。

古銅の書鎮には動物,龍,鳳凰などの形が多いですが、
これは桃形という珍しい造形です。

桃には古来から邪気を払い、不老長寿を与えるとされて
きておりますが、日本でも、すでに、「古事記」に
イザナギ尊が亡き妻のイザナミ尊にもう一度会って、連れ
戻そうと黄泉の国に合いにゆきますが、イザナミ尊は
黄泉の国の食べ物を食べて、その姿は恐ろしく、醜い姿
になっていました。この姿を見たイザナギ尊は驚いて
一目散ににげだします。
イザナミ尊は「黄泉の国で私の姿見たイザナギを許さぬ」
と8注の雷神と黄泉軍に追わせました。
必死に逃げてきたイザナギは地上との境にある黄泉比良坂
(よもつひらさか)の麓までにげてきた時に、そこに生えて
いた桃の実を3個とって投げつけると、雷神と黄泉軍は撤退
して追い払うことが出来たのです。

これにより桃の実は、イザナギから「オオカムズミ」の神名
を授けられました。
「大いなる神の実」

桃にはこのような面白い、物語があったのですね。

この書鎮を愛用していました書家、画家、の姿を思いますと、
本人の、あるいは作品の不老長寿、霊威を願いつつ一心に
書き、描いていたものと思われます。

 

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再びクリスマスローズを生ける

2021 年 3 月 4 日
花   クリスマスローズ

花器  古越前双耳蹲る壷

 

クリスマスローズは意外と長い期間次から
次へと花を咲かせているのですね。
前回はベランダの鉢植えのクリスマスローズ
ですが、今回は路傍のクリスマスローズの
花です。

うつむき加減で、清楚に咲く姿は見飽きぬ花
ですが、茎、根には毒を持つそうです。
それぞれ、植物でも自己防衛のため備えを
十分にしているのですね

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目の眼 誌上掲載お知らせ

2021 年 2 月 14 日
2月15日発売の3月号 目の眼誌上に掲載されました。

美の仕事
茂木健一郎
ー脳科学者 茂木健一郎
骨董街を奔る!

第94回 甲斐
「好き」は人の心を温かくする

取り上げて頂きました。

どうぞお読みくださいまして
お楽しみください。

本文のビンスキの系譜の対談も
味わいある文章で読み応え有ります。

 

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石蕗(ツワブキ)を生ける

2021 年 2 月 3 日
   花    石蕗

花器   越前双耳蹲る壷

 

今日は立春の日です。なんとはなし陽光も暖かく
なったように感じます。

 

昨日、菅総理自らの発表で、2月7日を待たずに
緊急事態宣言が3月7日まで、延長されました。
医療、経済等の逼迫を思いますと、苦渋の選択だったと
思います。
ここは緊急事態宣言下における10都府県をはじめ日本国民が協力して一日も早い収束を願うことに尽きるのではないでしょうか。
例えば個人を例にとりましても、家庭の大黒柱である
個人事業主が大病に侵された時など、大病を押して事業を優先するか、まずは健康の回復に注力したうえで、回復なって、新たに事業に取り組んでいくか、この事業主にとりましては、悩ましい選択を迫られることになると思いますが、前者をとった場合は、死と隣合わせで、事業もおぼつかなくなってしまう可能性が大ですが、反対に、健康の回復に注力を注いだうえで、復権しましたら、その時の懊悩や苦しさが事業の新しい展開に
結び付くことさえあるやもしれません。

コロナの1日も早い収束を願いつつ。

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マーガレットの花を生ける

2021 年 1 月 27 日
花   マーガレット

花器  金銅製花入れ

 

マーガレットの花の由来は、
美しい白花を真珠にたとえ、マルガリーテス
(真珠の意)というギリシャ語がもとになり
マーガレットという名前が付いたそうです。

花はあちこち向いてしまいましたが。一輪
一輪が清楚に咲いております。

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李朝紙縒り8角薬入れ

2021 年 1 月 27 日
寸法 径 6.3㎝  高さ 3.5㎝

時代 18世紀~19世紀

状態 使用による漆の変化

 

本体は紙縒りで制作し、それに厚く漆を掛けて、
真鍮の鋲で飾りと、蓋の開け閉めができるように
なっております。
李朝の紙縒り製品は好きで、色々な造形の製品を
扱って参りましたが、このように紙縒りの網目が
見えない程、漆を厚くかけておりますのはあまり
見かけません。
ちなみに中側は網目が見えます。
薬を入れるため、湿気を防ぐ為の様におもいます。
毎日服用しなければならない大事な薬が入って
いたと見え、蓋の漆は焦げ茶色が剥げて、茶色に
なっておりますが、この色の変化も味わい深いです|

価格 ¥48.000.-

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越前双耳蹲壷に花を生ける

2021 年 1 月 14 日

花  スイートピー、菜の花

花器 越前双耳蹲壷

 

 

春に先駆けて咲きます、スイートピーと
菜の花を生けてみました。

スイートピーといえば、1982年に松田聖子さんの
「赤いスイートピー」という歌がヒットしておりま
したが、その前後だったでしょうか、松田聖子さん
親子が、私共の住まいの真ん前の新築住宅に引っ越し
てきました。
よく歌声が聞こえました。
そんなある日松田宅に賊(物盗りか、ファンの覗き
見だったのかわかりません)が侵入して、家人が大声
を出しましたら、裏の我が家に飛び降りて、脱兎の
ごとく我が家の木のくぐり戸を飛び越えて逃げて
しまいました。
亡き主人もその声を聞きつけて、すぐ外に出ましたが
間に合わず、取り押さえることができませんでした。
それから、父親が酒をもって挨拶に来て下さり、暫く
お付き合いさせていただきましたが、私共も引っ越し
松田聖子さんも、神田正輝さんと結婚して、その家から
出て行きなどで、付き合いも途切れてしまいました。

スイートピーの花を見ますと、遠い主人との思い出が
浮かんでまいります。

 

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新年のご挨拶

2021 年 1 月 2 日

熊谷 守一 
 「壽 雲」
   九十七歳 書
越前双耳蹲る壷
 に水仙を生ける

謹賀新年

皆様のご健勝と御多幸を心より
お祈り申し上げます。
本年もお引き回しの程、宜しく
お願い申し上げます。

又、今年も骨董 古美術を通して、皆様方と共に
切磋琢磨しつつ歩んでいけます様願っております。

 

古美術 骨董月刊誌 「目の眼」の
美の仕事
茂木 健一郎
~脳科学者 骨董街を奔る~
の取材を受けました。
2月15日発売の3月号の掲載になります。

とても楽しい取材でした。
乞うご期待
定期購読なさっていらっしゃる方も
そうでない方も購入下さいまして、是非
お読みいただきたく存じ上げます。

骨董の店 甲斐の営業は1月6日から
で御座います。

 

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