2009 年 6 月 のアーカイブ

氣の呼吸法と健康  12

2009 年 6 月 10 日 水曜日

今回は姿勢について書かせていただきます。

姿勢とは字の如く勢いある姿ですが、
この勢いを今の学校教育などの「気をつけ」の姿勢と捕らえますと、
それはかえって身体を緊張させて、力を滞うらせてしまいます。
本当の正しい姿勢とは、最も楽で、安定している、つまり自然体
なのです。

この、自然体の正しい姿勢を得るためにはどのようにしたらよい
かと申しますと、

立ち姿の場合ですと、

1、つま先立ちを2~3回する、この時、つま先立ちから踵を下ろ
  すとき、踵に重みを置かず、フワッと踵を下ろす。
2、4~5回足踏みをし、踵に重みをかけず、フワッと立つ。
3、仙骨を立て、肩の力を抜いてフワッと立つ。

1,2,3を同時に行うということではなく、どれか1つ自分にあった
方法をやれば宜しいと思います。
フワッということは静に力を抜いてということです。

座り姿(正座)の場合ですと、

1、まず、膝立ちをして、(この時足のつま先は立てています)それから
  肩を3~4回上下させて、フワッと正座します。(足の親指は軽く重
  なっております。)念のためもう一度肩を
  上下させて、リラックスさせてから両手を腿に静に置きます。

立ち姿でも座り姿でも、いずれも、正しい姿の場合は、ほんの少し前のめり
の状態です。
 
これらは電車を待っている時間や、テレビを見ている時間に何度も何度も
試して、自分の身体に覚えさせることが肝要です。

3、をまず実験してみて下さい。
このときの顔の様子は溌剌として、氣が漲っておりいますが、仙骨が
曲がっておりますときは、氣のないぼんやりとした顔つきになります。
このようなときこそ、所謂見てても見えず状態で、事故や怪我のもとに
なり易いです。

嬉しいことに、この正しい姿勢により、何かをやり遂げる強固な意志や
敏捷性、凛然とした精神をももたらしてくれます。

正しい姿勢は、いずれも磐石の姿勢になります。この時、血流がよくなり、
毛細血管の隅々まで血液が行き渡り、血液の機能を十分果たして、生命力
を高めて、病を未然に防いでくれます。
又この姿勢で氣の呼吸法をおこないますと、長時間楽に行うことができます。
正しい姿勢で長時間の氣の呼吸法を行いましたら、まさに鬼に金棒です。

丹波火もらい

2009 年 6 月 9 日 火曜日

                                          花    金枝梅 かわら撫子
                      花器   丹波火もらい
          

 

          路傍に金枝梅が雨に打たれてきれいに咲き誇っております。

          挿すには丁度頃合の花の蕾をつんでも、店に着いたときには
          もう満開になっております。
          咲くのも早いけど、散るのも早い花ですが、次から次へと明るい
          黄色の花を開花させて梅雨の鬱陶しさを、跳ね除けてくれます。
          

          今でこそ栓をひねれば、ぱっと火がついて湯を沸かしたり、
          料理を煮炊き出来ますが、明治位まではこの火もらいの容器
          は大変大事な道具だったとおもいます。
          大事に保存した埋火の火種を、この容器に入れて、竈に火を
          つけたのでしょう。
          想像するだけでも毎日の労力がしのばれます。

          よくよく使われたのでしょう。口の周り、持つ部分は釉薬が剥げて
          しまっております。

          この容器は今では花活けや、香立てにして楽しんでも宜しい
          かと思います