2017 年 3 月 のアーカイブ

あけびの花を生ける

2017 年 3 月 23 日 木曜日

 

 
花  あけびの花

花器 鷹の餌ふご

 

「木通」あるいは「通草」と書いてあけびと読む
そうです。
狛江当たりの家の生け垣によくあけびの蔓が絡んで
いるのを見かけますが、このあけびの花も、とある
農家のフェンスに絡みついておりまして、
主軸は直径が5㎝程の木質化した蔓ですので、30年程
経っているのでは無いでしょうか。見る目も強固な
生け垣になっております。
この生け垣になっている木通の花は、バス停の直ぐ
側に咲いておりますが、バスを待っている何人かの
誰一人としてこの愛らしい高貴な花を見。ようともし
ないのには一寸寂しい感じが致しました

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卜伴椿を生ける

2017 年 3 月 18 日 土曜日
 
花   卜伴椿

花器  新羅須恵器角杯

 

今年もベランダの鉢植え卜伴椿が咲き始め、
目を楽しませてくれます。
一枝切って新羅須恵器角杯に生けて見ました。

卜伴椿は唐子咲きと言いまして,おしべ全体が、
小さい小花弁となり、花心部に美しくまとまったもの
を言います。
このように濃い赤の花の中に白の唐子弁の有るのを
別名月光(がっこう)と呼ぶそうです。

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頴川赤絵釣花生

2017 年 3 月 1 日 水曜日

寸法  幅 24㎝
高さ 胴体 5.2㎝ 舳先 9.8㎝

時代  1753(宝暦3年)~1811(文化8年)

状態  無疵

 

 
頴川は京都の大質商で育ちますが、趣味から
作陶に入ります。研究熱心で、磁器の
焼造に成功して、京焼における磁器の先駆者
となり、門下からは、木米、道八等の著名な
名工が輩出しております。
頴川は、古染付風、呉須赤絵風が特に優れて
いたようです。

 
この吊花生けの花鳥文は暢達な筆致で、
まるで明の呉須赤絵の絵を見ている様です。
生地が失透気味で少し黄味がかっております
ので、優しい風合いを出しております。

片方の舳先の下の部分に 頴川 の銘が
入っております。

釣花生となっておりますが、底が平らですので、
置花生けにも使えます。

木苺、桜百合、クリスマスローズを生けて
みました。

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