花 先代萩、カラー
花器 竹籠 銘 麻の葉 作 武関翆月
煤竹で涼しげに編んだ竹籠は西日暮里にある竹工芸 翠屋の2代目翆月の作品です。 銘 麻の葉 に似つかわしく涼やかで気品有るカラ― と先代萩を活けてみました。 先代萩は歌舞伎で有名な「仙台萩」と思っておりました が、全く別物でした。然しよくよく花を観ますと、秋に 咲く萩の花に似ております。
状態 紙本 折れ疵 繕い有り 裏に無数の楔有り
時代 室町時代~桃山時代
箱の蓋裏に狩野探令(1857~1931)が 「此絵名家の筆たること疑なし惜しい哉未だ其氏名を 詳らかにすること能わず 大正2年9月念に」 と書いております。 箱表の「古名手筆」古名手とはふるし名手の方という 意味だそうです。
襖絵か屏風絵の良い部分を、このように素晴らしい 裂で軸装に仕立てて、大事に受け継がれてきたもので すが、このように作者も時代もわからないながらも 此の絵の素晴らしさは心有る人達の感性を捉えて はなさなかった絵と思います。 「臥竜点睛を欠く」ということばが有りますが、この 点睛が此の龍の顔立ちを特徴付けており、まるで雲の中 から龍が躍り出てきそうな迫力です。
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