花 千両、 小葉ぼたん
花器 耀州窯柿釉壷
高さ 29.3㎝
時代 宗時代
千両も葉牡丹も正月花の添え花として
今の時期多く出回ります。
葉牡丹は葉が変形して花びらのように見えるので
この名があるようですが、祝福花とでも申したら
いいのでしょうか
花言葉も素晴らしいもので
「利益」・・・キャベツの仲間であることから、
キャベツと同じ花言葉がつけられています。
丸く形作られる中心部に、「いいもの」が入る
イメージ。
「愛を包む」・・・真ん中に何かを包めるような
形になることから。
「慈愛」「祝福」・・・こちらも、「中に何か良いもの
がある!」という期待を抱かせてくれて、なおかつ
どっしりとした雰囲気もあることから、生活に根ざした
幸せをイメージしたもの。
「物事に動じない」・・・横に大きく広がる安定感
から。
耀州窯の柿釉壷は数少ない焼き物ですが,
大変日本的な感覚の壷ですので
お正月を迎えるのにふさわしい花を生けて見ました |