2019 年 4 月 のアーカイブ

螺鈿市松文様香盆

2019 年 4 月 20 日 土曜日

 

寸法  33.5㎝×23㎝   高さ 3.3㎝

時代  江戸時代

状態  貝片の欠けや剥落有り

1.7㎝角のそれぞれ色も輝きも違う貝片を、斜め市松文
に敷き詰め、それ等の間に貝の小片をびっしり敷き詰めた
螺鈿の香盆です
その幻想的な色合いは、まるで夜空の天空を仰いでおり
ます様な風情で。正に煌めきの螺鈿です。

 

木地盆の素朴な盆には酒器が似合いますが、ちょっと
贅沢な思いで酒器の盆になさるのも宜しいのではないで
しょうか

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小川 千甕筆 春風駘蕩 軸

2019 年 4 月 9 日 火曜日

 

寸法  書の部分  61㎝×21.5㎝
軸の部分  127.5㎝×31.5㎝ 

時代  1887年~1971年

状態  綺麗
箱書き,自署

 

京都文化博物館
小川 千甕 展
縦横無尽に生きる展
挨拶分を転用させて頂きますと

小川千甕(1882?1971)は、明治末期から昭和期
までの長きにわたって、仏画師・洋画家・漫画家・
日本画家として活躍しました。
京都の書肆「柳枝軒」の家に生まれた千甕は、
少年時代は仏画を描いていました。その後、浅井忠
に洋画を学ぶ一方で、新感覚の日本画も発表し始め
ます。同じ頃、京都市立陶磁器試験場の絵付け技手
となったことをきっかけに「千甕」(せんよう)の
雅号を自ら名付けますが、俳画や挿絵の画家として
は「ちかめ」の名でも親しまれていました。
明治末、28歳で東京へ越し、『ホトトギス』など
に挿絵、漫画を発表して人気を博します。さらに
1913年(大正2)には渡欧し、印象派の巨匠ルノワール
にも会っています。帰国後は日本美術院に出品し、
本格的な日本画家として活躍しました。
その後、少年時代に憧れた富岡鉄斎を思わせる
ダイナミックな筆遣いの南画(文人画)で愛されました。
本展は、千甕の初期から晩年に至る仏画、洋画、
漫画、日本画約140点とスケッチブック、工芸などの
資料を一堂に展示し、その芸術を紹介する初めての
回顧展です。
平成27年12月8日(火)〜平成28年1月31日(日)

こうしてみていきますと,書くということに対して、
貪欲なほど色々の分野に挑戦して,自分の物にしていった人の様に思われます。

この字は富岡鉄斎の書に非常に影響を受けているように
思いませんでしょうか。

柳がそよ風に揺れて春ののどかな様の上に、温和でのんびり
とした書がのって何とも春風駘蕩としております。

 

 

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螺鈿舟形吊り花入れに武藏鐙を生ける

2019 年 4 月 5 日 金曜日

 

 
花   武藏鐙

花器  螺鈿舟形吊り花入れ

 

昨年も4月3日に黒高麗の扁壷に武藏鐙の
花を生けておりますが、花器が違いますと
同じ花でもずいぶん趣が変わるものです。

来年はどんな花器との出会いがあるのか、今から
楽しみです。

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