2020 年 1 月 のアーカイブ

李朝白磁円筒形水滴

2020 年 1 月 24 日 金曜日

 

寸法  高さ 9㎝  胴経 10㎝
口までの胴経 10.8㎝

時代  18世紀~19世紀

状態  無疵

 

 

李朝の水滴には多種多様の造形がありまして
大変面白い分野にして遊べる世界だと思います。

ここに挙げました水滴は、青白色の肌がとても
美しい円筒形水滴です。
装飾として、胴の下部に2本の沈線が施されており
ます
よく使い込まれた痕跡が腰の部分に出ております

口に損傷がないのが嬉しい逸品です。

白磁一色のシンプルな形ですが、質素と実用を
重んずる李朝の文人には重んぜられた水滴の
一つと思います。

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絵志野沢瀉、芦文盃

2020 年 1 月 23 日 木曜日

 

寸法  高さ 9㎝  口径 7.5㎝
胴経 9㎝  高台径 6.2㎝

時代  桃山時代

状態  ニュー1本  削げ 2箇所

文化庁所蔵の長次郎の黒楽茶碗「むき栗」の造形
が、上が四角、下が丸形の茶碗ですが、当時と
しましては大変斬新な造形だったことと思います。

その造形のアレンジでしょうか、絵唐津の向付け
の中にも同じような形の向付けが有ります。

絵志野の文様には、沢瀉文、芦文は結構多く観られますが、
このように2方にまたがって大きく描かれておりますのは
珍しいと思いますと、同時に沢瀉文がこのように群生して
描かれておりますのも大変珍しいと思います。
口辺周りの数珠繋ぎ文も効いております。
鉄絵の発色はこの上ないほどの鮮明さです。

口辺が角でも飲みにくいという事はありません。
冒頭に上げました、「むき栗」も上部は四角です。
利休さんがよくよく四角の口作りの飲み心地は試して
いると思います

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弥生壷にぜんまいと藪椿を生ける

2020 年 1 月 22 日 水曜日

 

花   ぜんまい 藪椿

花器  弥生壷

 

真っ赤に焼けて、数カ所黒焦げの有る弥生壷を
目にした時、この壷に花を生けたい、との強い
思いで、久し振りに弥生土器を購入しました。
大きくもなく、小さくもなく、程良い大きさの
壷です。

「おもてなしの花」で何点か土器に花を生けて、
皆様方にご覧頂いて参りましたが、土器類の縄文、
弥生、須恵器等はそれぞれ、大変花を引き立てて
くれます容器と強く思います。

皆様方も、氣に入った土器に出会いましたらお試し
になるとその良さがお解り頂けると思います。

 

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古絵唐津平向付け

2020 年 1 月 12 日 日曜日

 

寸法  口径 13.7㎝  高さ 4.8㎝

時代  桃山時代

状態  口辺に金繕い有り
見込みに目跡4箇所有り

 

古唐津の中でも一番喜ばれます琵琶色に焼き上がった
美しくも楽しい向付けです。

見込みの文様は、折れ松葉文に八の字髭の上に点が描かれて
おりますが、何文様といえば宜しいのでしょうか。
何か意味が有るのでしょうか
見込みの立ち上がりに描かれた二本線が6箇所描かれ
縁が輪花の様にも錯覚する様な印象深い文様です。
口辺は皮鯨になっております。

此の文様ですから、鑑賞にも楽しく、美味しい肴を盛って
酒を楽しむのはもちろんですが、
深さがありますのでちょっと一服と茶を点てて楽しむ
ことも出来ます。
丁度柄杓一杯分ぐらいお湯が張れます。

 

         お買い上げ有り難う御座います

 

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無地古唐津盃

2020 年 1 月 3 日 金曜日

 

寸法  口径 6.7㎝  高さ 4.8㎝

時代  桃山時代

状態  ニュー1本

 

上釉の灰釉が還元で焼き上がって、緑色に濃く、薄く
焼き上がって、酸化焼性で琵琶色に上がった釉薬の色合いとも
違った面白い色合いの盃です。

土をルーペでよく観ますと、砂岩をよく打ち砕いて、水篩
して練った土を使っているように見えます。
高台脇部分が赤く焼けて、景色を作っております。

ニュー1本だけで疵気がないのが嬉しい逸品です。

暮れから正月の3が日、毎食この盃でお酒を楽しみましたが、
形は平凡ながら、飲み心地はよく、その都度釉薬のおもしろさに
見入ってしまう不思議な盃です。

 

     お買い上げ有り難う御座います。

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令和2年 年頭の御挨拶

2020 年 1 月 3 日 金曜日

 

    謹 賀 新 年

今年の3が日は好天に恵まれまして、殊の外
素晴らしい新年を迎えられましたことと
心よりお喜び申し上げます。
皆様方の御健康とご多幸をお祈り申し上げます。

昨年は各地が天災に見舞われ、甚大な被害を被り、
未だ、復旧、復興ままならない処も人も有ること
を思いますと、唯々一日も早い復旧、復興を祈念
するばかりで御座います。
今年は、このような事がないように天地に祈りま
しょう。

8月には東京を中心に、オリンピック、パラリン
ピックが開催されますので、是に向け日々高揚して
行く事でしょう。
皆様方も、楽しみに待っていらっしゃいますことと
思います。

さて美術界でも6月10日(水)~14日(日)まで。
東京美術倶楽部に於いて、特別展が開催されます。
それには日本の隅々から、世界各国から大勢の
美術愛好者が参集することと思います。

骨董の店 甲斐も 南青山の地に産声を上げて、早
40年。その間、主人鶴岡隆司 と死別したり、南青山
の店舗の老朽化に伴い京橋のこの地に新規開店。
その後のIT化に伴う、社会のめまぐるしい変化と
それに付いていく為に自分の老化との戦いと
あっという間で御座いました。
それも、是も一重に皆様方の暖かい、ご支援有ったれば
こその現在と思いますと、感謝するばかりで御座います。

平成22年(2010年)6月11日~6月20日
甲斐に遊ぶ 30周年記念 唐津と李朝の饗宴展
を開催してより10年

令和2年(2020年)6月5(金)~14日(日)まで
甲斐に遊ぶ 40周年記念展を開催いたします。

追々正式な名称と、図録等お送り申し上げます。

どうぞ皆様お誘い合わせて御来店下さいますよう
年頭の挨拶とさせて頂きます。

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