年末 年始のご案内
2008 年 12 月 27 日 土曜日12月31日(水)より1月6日(火)までお休みいたします。
新年は1月7日(水)より開店させて頂きます。
今年も多くの方々の支えを頂きまして、
無事平成20年をおえることが出来ました。
有難う御座いました。
深く感謝申し上げます。
来る歳はまた新たな気持ちで明るく、前向きの意向で
お客様の心を捉えられますような古美術品との邂逅を
願って進んで参りたいと思います。
それでは、お家族お揃いで良き歳をお迎え下さい。
12月31日(水)より1月6日(火)までお休みいたします。
新年は1月7日(水)より開店させて頂きます。
今年も多くの方々の支えを頂きまして、
無事平成20年をおえることが出来ました。
有難う御座いました。
深く感謝申し上げます。
来る歳はまた新たな気持ちで明るく、前向きの意向で
お客様の心を捉えられますような古美術品との邂逅を
願って進んで参りたいと思います。
それでは、お家族お揃いで良き歳をお迎え下さい。
六
前回までに、吐くことと、吸うことのワンサイクルを練習してみましたが、
出来るようになりましたでしょうか。
呼吸は生きていくのに欠かすことの出来ないものです。
正しい、深い呼吸か、あるいは正しくない、浅い呼吸かで、生きるうえで
雲泥の差が出てまいります。
正しい、深い呼吸は身体に好影響を与えます。
すなわち血液やリンパの流れを活発にして、免疫力も高めますので、病気に
なりにくく、その上瑞々しい皮膚に生き返らせます。
精神面にまでも多大な好影響を与えます。
すなわち、心は清められ、落ち着きを得、活力の源を作ってくれます。
反対に正しくない、浅く、弱い呼吸ですと
炭酸ガスの排除が不十分なため、身体上に悪影響をあたえます。
すなわち、内臓諸機関の不具合、皮膚疾患、病気になり易い。等々
精神上では、ノイローゼ、意欲の減退、飽くなき欲望、等などの悪影響を及
ぼします。
この様に見てきますと、私達は、呼吸をもっともっと真剣に考なくては
いけないことに氣付きます。
それには怠りない実践を必要とすることに思いいたります。
実践こそが道と言えましょう。
頭で理解するだけでなく、実践による体験知こそが役立ちます。
五
さあ今日も呼吸法の練習をなさいましょう。
前回は吐くことの練習をしましたが、少しは長く、静に吐くことが出来る
ようになりましたでしょうか。
前回の4、に続いて
5、御自分で吐けるまで吐いたら、口を開けたまま静に頭を45度ぐらい下
げましょう。
頭を下げますと、残っていた息が最後まで出ます。
次は吸うことの練習です。
1、吸う時は頭を下げたままの状態で、口を閉じて鼻から吸います。
2、1、の状態のまま、吐く時と反対に足先、脚、腰、胸、肩とイメージ
しながら吸います。
3、肩まで吸えましたら、頭を静に元の位置に戻しますと、頭部にまで息
が行き渡るように感じます。
4、吸い終わって元の状態に戻りましたら3,4秒 間をおきましょう。
間をおくことにより、氣も自然に降りてきます。
5、落ち着きましたら、吐く時の3、を繰り返しましょう。
これが呼吸のワンサイクルです。
白隠禅師の座禅和賛の中にこのような言葉があります
第2節
衆生近きを知らずして
遠く求むるはかなさよ
例えば水の中に居て
渇を叫ぶが如くなり
長者の家の子となりて
貧里に迷うに異ならず
11月28日に書いた分
四
さあ、今日から一緒に 氣の呼吸法 を実践してみましょう。
呼吸には大きく分けて2つあります。
外呼吸 吸酸除炭といいまして外界から肺に酸素を吸い入れ、肺から
炭酸ガスを吐き出すこと。もしくは「肺呼吸」とも言います。
内呼吸 肺に入った酸素を血流に乗せて全身くまなく毛細血管の端々
にまで送り、又、そこに生じた二酸化炭素や老廃物を運び返る
ことを言います。
このうち内呼吸の大事なことをお解かり頂けると思います。
氣の呼吸法は内呼吸、外呼吸を同時に行う全身呼吸です。
最初は吐くことだけを練習してみましょう。
吐いたら自然に息は入ってきますので、心配しないで、吐くことに
専念してみましょう。
1、まず身体の力を抜いて座りましょう。
2、座ったら、両肩を3,4回上下させて、肩の力も抜きふわっと座り、
軽く手を膝の上乗せましょう。
目は軽く閉じます。
3、口から息がまっすぐ吐けるように、ほんの少し頭を上向きにします。
この時,息は、かじかんだ手に息を吐きかけるぐらいの大きさの口に
開き、はあーと声を出さないで息だけを出します。
4、まず、5秒ぐらい吐くことから始め、それが出来るようになったら
順次秒数を伸ばしていきます。
この時、頭部から吐いて、胸、腰、脚、足先とイメージしながら吐き
ますと雑念がはいらず、長時間続けられます。。
いかがですか。少しは楽に吐けるようになりましたか?
通常私達は1分間に15回~20回の呼吸をしておりますが、これですと
1分間に4回~5回と深い呼吸に変わってきます。
練習を重ねていきますと、30秒、40秒、長い人で1分ぐらい吐くことが
できます。
行っていて、身体、肩に力が入ってきましたら、又、両肩を上下させたて
ふわっと座り直しましょう。
そして、静に吐くことを心がけましょう。
藤平光一作 誦句集
(財)氣の研究会
15、氣の呼吸法
出ずる息は天地よろず世に及び、入る息は腹内の寸分のうちにおさまる。
氣の呼吸法は、心身統一の秘法である。
夜来、天地静まり寂として声なき時、独りこれを行えば、我れが天地か天地
が我れか、即ち、天地と一体となる至妙境に至る。
この時、人間本来の生命力が、最高に活動するのである
11月12日書いた分
三
今回はわたくしの呼吸法の実践と、それによる心身の変貌をお知らせ
致します。
昭和55年南青山のこの地に主人 鶴岡隆司と共に骨董の店 甲斐
を開店しましてより、悲喜交々ありましたが、理想の実現に向けて
互いに励ましあいながら、楽しく、順調にやって参りました。
平成8年10月、鶴岡の体調不良で診てもらいましたら、悪性リンパ腫
の診断を受けました。療養空しく9年1月死亡してしまいました。
最愛の夫であり、師と仰いで教えを乞い、恋人のように愛し、甘え、
同志のように励まし、手を取りあって生活して参りましたので、その
ショックは大きく。、まるで飛行機の片翼をもぎ取られて、飛べない
状態と同じ状態になってしまいました。
深い悲しみ、なんでもっと早く鶴岡の身体の異常に気が付かなかったの
かと、さいなみ、自分を苦しめる日々、これからの仕事や、生活に対す
る不安とで、精神は鬱々として止まず、人に会うことさえいやになって
しまいました。その間、自殺しようと何度思ったことでしょう。はっと
現実にふりかえるしまつでした。
このままでは、生きることもおぼつかない、店の存続すらも危ぶまれる
との思いに駆られ、氣の呼吸法を真剣にやってみようと決心しました。
すでに氣の健康学院に入学して、氣の呼吸法は学んでおり、その効果も
勉強しておりましたので、早速実践です。
最初は中々学んだようにはいかず、苦しさが増すばかりでしたが、学び
直し、工夫して次第に上達いたしました。
30分から1時間、時には2時間ぐらい座れるようになりましたら
わたくしの心身にも変化が出てまいりました。
1、手足の末端が暖かくなりました。
2、生きる意欲が沸々と湧いてくるようになりました。
3、くよくよしなくなりました。
4、物事を素直に受け止められるようになりました。
5、前向きの姿勢、考えになりました。
6、快便、快眠になりました。
7、皮膚が綺麗になりました。
8、感謝の思いがつよくなりました。
9、明るく、快活になりました。
1,6,7、は身体上の改善
2,3,4,5、8、9、は精神上の改善
何と何と自分でも驚くほどの効果が出てまいりました。
まさに、継続は力なりでございます。
11月6日書いた分
二
9月10日に氣の呼吸法について少し触れましたが、まず、その効果、特質を
上げてみましょう。
・免疫機能が高まる(自然治癒力。病気にたいする抵抗力が高まる)
・心身ともにリラックスする(心身ともに落ち着きを得る)
・全身の血行が良くなる(冷え性の改善など)
・肌年齢が若くなる(美容効果が高まる)
・ストレスをうけにくくなる(感情のコントロールができるようになる)
・質の高い睡眠が得られるようになる(不眠症や疲れやすさの改善)
・更年期障害や自律神経失調症を改善できる(心と身体の病気からの回復)
・家庭や職場でプラスの人間関係を築ける(コミニュケーションの改善)
・潜在意識がプラスに変わる(夢や成功の実現)
藤平 光一著 氣の呼吸法 全身に酸素を送り治癒力を高める
幻冬舎 より
藤平光一先生は私が学んだ「氣の健康学院」の宗主であらせられます。
如何ですか
これら、医師にも掛らず、高価なエステに通うこともなく、自分ひとりの、
継続する意志と力があれば、なんにも変えがたい、生命力の高まり、健康、
心の平安、忍耐力、事の成り行き等を受け入れる寛容さ、思いやりある心
等々、人として生き行く上の重大事を勝ち取ることが出来ます。
社会的にも一人一人が一日30分から1時間の呼吸法の実践により、
今問題の医療費も随分と軽減され、社会に貢献できることと思います。
次回は私の呼吸法の実践をふまえてお話できましたら嬉しく存じます。
10月24日書いた分
一
前回はウォーキングの効用について少しばかり書かせていただきましたが、
今回から氣の呼吸法について書かせて頂きます。
私達は呼吸することによりまして生命維持をしております。然し乍この呼吸
の深浅により、健康に、あるいは人生の生き方までにも大きな影響をあたえ
ますが、生まれてより無意識に呼吸をして、普通に生活をしておりますので、
呼吸の仕方の重要性に氣付くことなく日常を過ごしております。
90歳、100歳と現役で活躍なさっておられます方々の日常生活を読んだり
、お聞きしますと必ずと言ってよいほど、呼吸法、柔軟体操、思索して書く行
為を習慣化しておられます。
呼吸法によって、血液の循環を良くして、それぞれの細胞を活性化し、全身溌剌
とした容姿で前向きに仕事に取り組んでおられます。
柔軟体操によって筋肉を柔軟にし、筋肉の衰えを防ぎ、手足の、身体全体の動き
を機敏にしています。身体の柔軟性は脳の柔軟性にも結びついているようです。
思索して書く これは脳細胞を非常に活発化すると同時に、たいへん柔軟な思考
で、色々なことに興味を示し、ご自分の専門分野でも裾野を広げて、なおかつ美
しい高みにまでしておられます。
佐藤一斎先生の言志四録の中に
少にして学べば 壮にして為すあり
壮にして学べば 老いてますますさかんなり
老いて学べば 死しても朽ちず
まさにこの言葉をこれらの方々は実践なさっているのです。
さあ、無意識呼吸を氣の呼吸法に変えて明るく、溌剌とした姿で前に進めますよう
、一緒に実践しましょう
9月10日書いた分
いつも 骨董の店 甲斐 のHP見て頂きまして誠に有難う存じ
上げます。
お陰様にて、反響もよく、特に 氣の呼吸法 は文章を読んで
実践なさっている方も多いようですので、おもてなしの花
から独立しまして、コラムの中で「氣の呼吸法と健康」と題して続けて参ります。
引き続き、ご愛読の程おねがい申し上げます。
器 瀬戸筋文皿
徳利 井戸徳利
盃 美濃鉄釉天目盃
レシピ
1、羅臼昆布のような幅広の昆布の表面を濡れフキンで綺麗に拭き、
たっぷりの水に、柔らかくなるまで浸けておく。
2、鍋の幅の長さに切った昆布を7,8枚重ねて、戻したかんぴょう
で2箇所ぐらい軽く結わえておく。
3、重ねた昆布を鍋に入れ、昆布をもどした水を、昆布が隠れるぐら
い入れ、醤油、酒、塩、砂糖を好みの味付けより少し濃い目の味
付けにして、ことこと水分が無くなるまで煮詰めます。
4、艶やかに煮あがりましたら、冷めるまでそのまま置いておきます。
5、冷えたら好みの大きさに切り、器に盛って芥子の実をふりかけま
す。
6、野菜の炊き合わせを、彩り良く付け合せましょう。