2009 年 9 月 のアーカイブ

シルバーウイークの開店のお知らせ

2009 年 9 月 20 日 日曜日

             秋晴れの良き日、健やかにお過ごしのことと存じあげます。

            ”甲斐” は21日(月)、22日(火)、23日(水)の連休中も
            営業を致しております。
            休日のゆったりした時間に、骨董を前にして、お酒でも飲み
            ながら楽しい骨董談義をなさいませんか。
            お待ち申し上げます。

氣の呼吸法と健康  15

2009 年 9 月 14 日 月曜日

 

今回は体温と健康に付いて書かせていただきます。
致知出版社刊の「致知」に齋藤真嗣先生(瀬田クリニック副医院長)が
「体温を正常に上げて癌にも負けない体になろう」
の中で、体温が低い人は病気にかかりやすい。それは体温が1度下がる
と免疫の力が30%以上落ちるからです。
例えば癌細胞は健常者の体内でも1日に5千個は発生しており、免疫を
監視しているリンパ球がそれらの癌細胞を破壊し、壊死させるという繰
り返しが体内でおこなわれています。
 検診で見つかる最小の癌が約1㌢で、1㌢の大きさに成長した癌には
癌細胞が約10億個集まっています。そうなるまでに10年から15年を要す
るという長い経過の中で、癌細胞が免疫システムの監視の目をかいくぐ
り、生き残ったものが増殖する、という点が非常に重要なのです。つまり、
免疫の力を高めれば、癌が発症する率を下げることが出来るのです。
 
 体温を上げ免疫力を上げる3ツの方法として
1、ストレス対策
  体温中枢がある脳の視床下部は、ストレスによる障害を受けやすく、
  体温に対して直接的な影響を与えてしまいます。
  ストレスが長く続くと身体はストレスに対応しきれずバランスを崩し、
  やがて発病へとつながります。
  自律神経がもともと備えている「日内リズム」に逆らわず早寝早起き
  の規則正しい生活を送ることが、ストレス対策の基本となります。
2、筋肉量を増やし、鍛えることです
  様々な臓器のうち、一番エネルギーを要する臓器が筋肉です。体温を
  恒常的に上げる最もよい方法は、基礎代謝(安静時で身体が消費する
  エネルギー)を上げること。筋肉量を増やせば基礎代謝も上がります。
  筋肉は7対3で下半身に多いため、歩く時間を増やせば確実に筋肉を増
  やすことが出来ます。
  毎日30分以上は歩きましょう。
3、ギャバというアミノ酸を豊富に含む食材を摂りいれた食習慣
  ギャバを多く含む玄米を主食にギャバを多く含むトマト、ジャガイモ、
  南瓜などを副食に添えてみては如何でしょうか。
  一日に有効なギャバの摂取量は百㎎程度とされています。
  これはトマトなら3~5個分に相当します。

この様に齋藤先生は体温を上げて免疫力を上げる方法を述べておられますが、
氣の呼吸法を毎日実践することで解消されます。

氣の呼吸法と健康 2で述べておりますことと重なります。
もう一度ここに書きますのでお読み下さい。

・免疫機能が高まる(自然治癒力。病気にたいする抵抗力が高まる)
・心身ともにリラックスする(心身ともに落ち着きを得る)
・全身の血行が良くなる(冷え性の改善など)
・肌年齢が若くなる(美容効果が高まる)
・ストレスをうけにくくなる(感情のコントロールができるようになる)
・質の高い睡眠が得られるようになる(不眠症や疲れやすさの改善)
・更年期障害や自律神経失調症を改善できる(心と身体の病気からの回復)
・家庭や職場でプラスの人間関係を築ける(コミニュケーションの改善)
・潜在意識がプラスに変わる(夢や成功の実現)

    藤平 光一著 氣の呼吸法  全身に酸素を送り治癒力を高める 
                           幻冬舎 より

私もこの氣の呼吸法を実践するまでは、身体の冷えからくる諸症状に悩まされ、
苦しめられておりました。具合の悪い時、病院で診察を受けても不定愁訴の
一言でかたずけられてしまい、改善はおぼつかない有様でした。
氣の呼吸法に出会い、氣の呼吸法の継続により、上記のような効果が得られま
して、身体が改善され、特に手足の冷えの改善は著しいものが有りました。
どうぞ皆様方も氣の呼吸法を実践して、健康を勝ち取って日々邁進下さい
ますようお勧め申し上げます。

秋海棠

2009 年 9 月 4 日 金曜日

 

                     花   秋海棠
                    花器  鉈籠花入れ

 

          秋海棠は別名瓔珞草とも呼ばれております。
          瓔珞といえば、仏教美術を好きな方であれば、
          すぐ結びつく造詣があると思います。
          それは、観音菩薩像の体部(首、胸、腰等)を飾る
          装身具であったり、仏様の天蓋を荘厳する飾りなど
          であったりします。

          この花は長い花柄を持った花が数個集まって下を向
          いて垂れ下がっているので、この様に名ずけられた
          のでしょうか。
          ちょっと変った淡いピンクの花弁の中から薄い黄色の
          葯(やく)を覗ぞかせて気品高く咲いております。
          瓔珞草といわれます由縁がわかるように思います。