高麗青磁交胎盃
2024 年 1 月 23 日 火曜日寸法 口径 8,7㎝ 高さ 4,5㎝
高台径 4.3㎝
時代 高麗時代(12世紀)
状態 無疵
火裏がカセて少しぼんやりしております。
交胎とは二つの色の土を練り上げて作品にする
手法ですが、日本では、練り上げと称し、
中国、唐時代にはすでに、盃や俑の一部に使わ
れておりまして、端正な中にも華やかさのある
やきものです。
宗時代にも端正な交胎の作品がつくられます。
高麗時代は、青磁の胎土、白土、赭土の3種類を
用い、青磁釉を掛けて焼成しますので、青磁の
範疇にはいります。
12世紀全羅南道康津群大口面沙堂里を中心に制作
されたようで、窯跡から陶片が採取されておるよう
ですがきわめて数がすくないようです。
又小品に限られておるようです。
ほぼ同寸法の盃が韓国国立中央博物館に収蔵されて
おります。
お酒を入れますと、見込みの文様が浮かび出て、
お酒が楽しくいただけます。
文様と戯れておりますと、お酒が進んでしまいます。
お買い上げありがとうございます。
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