花 藪柑子 菜の花
花器 新羅須恵器角盃
藪柑子は別名十両とも呼ばれ、正月の縁起花
として千両,万両とともによく使われます。
江戸時代には一大ブームとなり、班入りの品種は
高値で取引されていたそうです。
これらのことから
お金と幸運を呼びこむ存在とされ、
「明日への幸福」という花言葉が付けられたそうです。
苔むした庭の隅に小さな赤い実をつけた藪柑子が
生えています風景などは、なんとも言えない
美しさです。
春を呼ぶ菜の花と一緒に生けて、
心も明るく、軽やかにして明日への幸福を
願いたいものです。 |