卜半椿とアケビの花を生ける

2022 年 3 月 30 日

 

花   卜半椿 アケビの花

花器  鉈籠

 

店のベランダの鉢植えの卜半椿がやっと咲き始めました。
ビルの谷間で日照時間が少ないせいでしょうか木は大きく
なりませんが、花だけはたくさん咲いてくれます。
卜半椿は、普通の椿より花持ちがよいように感じます。
また、生けると花器をとても引き立ててくれますので
大事に育てております。

アケビの花は紫系が多いですが、この花は白花です。
アケビの花の咲くころは、蔓も自在に伸び出し、5つ手
の葉は赤ちゃんの手のように柔らかく、可愛らしいです。

 

柳 宗悦の書は先に商品でご紹介してございますので

そちらを御覧ください。

 

ウクライナに平和を、ソビエトに平和を

2022 年 3 月 29 日

    花   土佐水木 紫陽花の芽 貝母百合 路傍の花

花器  猿投長頸瓶(平安時代)

コラム 23

    法 句 経  第8品  103

戦場にいずる
千回
千人の敵に
かたんより
自己(おのれ)にかつもの
彼こそ最上の
戦士なり

       ソビエトのウクライナ侵攻の報道を見聞きしておりますと
この、お釈迦様の御言葉が深く、強く身に沁みます。

両国に、一日も早い平和が戻りますことを
お祈りするばかりでございます。

スペシャルドリンクの効用

2022 年 3 月 13 日

コラム  22

スペシャルドリンクの薦め

私は昨年喜寿を迎えてこの4月には78歳にならんとして
おりますが、昨年バイクに跳ねられた後遺症を除けば、
すこぶる元気で日常の仕事をこなしながら生活しております。

つらつら思いますに、歳を取ってから、心身ともに健康で
過ごすには、若い頃より、より以上の努力と実践をするだけの
精神力と体力を要求されますようにおもいます。

実践の1つとしまして、毎朝自家製のスペシャルドリンクと
卵2個と日本茶を飲んでおります。
いずれも安価でスーパーなどでも入手しやすい品々ですので
試してごらん下さい。
素晴らしい健康体が得られるとおもいます。

スペシャルドリンクの材料は
鰹節粉 大匙 1杯
煮干粉 中匙 1杯
昆布粉 中匙 1杯
抹茶  小匙 1杯

これらをよくブレンドして、瓶などに作り置きして、毎日大匙1
杯に、お湯を注いで飲みます。
それだけでも旨味成分ばかりですので、おいしいですが、
塩気が足りませんので、私はそれに梅干を入れて飲みます。

鰹節、煮干し、昆布とそれぞれが、幾種類もの。必須アミノ酸を含み、
十分なたんぱく質を生成できるようです。
そのほかにもビタミンやミネラルが豊富ですので、歳を取り難い
身体に改善してくれます。
タンパク質は筋肉生成に大変必要ですし、カルシュームは骨の生成に
大変必要です。

私はかれこれ、2年ぐらいこのドリンクを飲み続けておりますが、
根気が続き、疲れにくく、病気にならない身体になりまして、
有難く思っております。

東南アジアの竹製背負い籠に花を生ける

2022 年 3 月 5 日

花    木瓜、馬酔木、 貝母百合 椿

花器   東南アジア竹製背負い篭

 

春がそこまでやってきましたような陽気になって
参りました。

ソビエトのウクライナへの軍事進攻の一日も早い
終結宣言と、コロナの終息を強く願って止みません。

 

華の香

2022 年 3 月 4 日

花    沈丁花
花器   金銅花入れ

 

 コラム  21 

   

    法 句 経   第4品  54

華の香は
風にさからいて行かず
栴檀も多が羅も未利迦もしかり
されど
善き人の香は
風にさからいても行く
善き士の徳は
すべての方に香る
    
上の句につきましては、大変理解しやすいとおもいます。
栴檀は日本では、「栴檀は双葉より芳し」の譬え話があり
ますが、この栴檀は白檀をさす様です。
多が羅、も未利迦もわかりませんが、熱帯地方に生えている
香木とおもいます。

少しずつ暖かくなり、庭や、街路の沈丁花が花開き始め、
道行く人々の鼻腔を楽しませてくれます。

写真の沈丁花も今朝摘んだものですが、店の中を良い香りが
満たしております。

今日のようなコロナ禍がだらだらと続き、経済の閉塞感、
で見通しが立てにくい、その上にロシアのウクライナ侵攻の
深まり等大変な状況下です。こんな時代だからこそ徳を磨き、
積んでゆくのには絶好のチャンスかと、思います。

徳の香で満たされる世の中の到来を心がけましょう。

   

 

     
       

 

この投稿の続きを読む »

コラム 20

2022 年 2 月 13 日

コラムを書かせて頂きますのは、何と12年ぶりでございます。
今迄怠慢だったことかと反省します。
徒然なるままに、健康、発句経、呼吸法、食事などのことを書き
続けていけましたらとおもいます。
少しでも、皆様方の生きる上で、ご参考になれれば、嬉しく思い
ます。

再三申しておりますが、私は昨年の5月スマホ見運転のバイクに
跳ねられ、右足膝下の複雑骨折で、大手術を受け、4か月の長き
に亘り、入院、リハビリに専念の上、何とか退院はすることが
出来ました。
その入院中に思い、感じましたことは、車椅子に乗って、何もかも
看護師さん任せで、日々生活している方の何人かは、それこそ見る
見る言葉を発せられなくなり、顔の表情も尋常でなくなってくる姿
を、かいま見ました時、人間の脆さをつくずく感じさせられました。
私は、入院するその日まで仕事で元気に飛び回っておりましたので。
足の大手術をしたものの、他の部分、頭は健全でしたので、病院の
の治療のための時間以外は、自分で心身の訓練の計画を立て、実行
に移すことに決めました。

1、朝15分~30分の呼吸法(寝たままの状態で)

2、法句経の短い教えを暗記すること。

3,発句経の暗記するのに、声を出さないで口を動かす。

4、手術した箇所周辺の自己マッサージをよくする。

5、リハビリ師にして頂いたリハビリを復習すること

これらを自分に課して日々を過ごし、衰え、呆けを防ごうと思いました。

まず1,については早くから呼吸法は実践」しておりましたので、朝一番
に来た看護師さんにも、元気で答えられ、まず元気の源。三度のの食事が
すこぶるおいしく頂けました。

2、については憶えては忘れ、覚えては忘れで自分の頭の固さ、悪さに
辟易しながらも、何回も何回も挑戦しました。

3,については本当は声を出して暗記したいですが、他の方々に迷惑が掛かり
ますので声はださないで、口を大きく開けて、します。
これは舌を滑らかにするのと、食べ物を詰まらせない訓練です。

4,については、その箇所の血液の周りが悪く、筋肉の衰えを少しでも元通り
にするためで、これも大事なマッサージです。

5, については、これをすることでリハビリ師さんたちが、非常に協力的に
高度なリハビリをしてくださいました。
これは有り難かったです。

法句経
第一品 2

意(想い)こそ諸法に先立ち
諸法は意になる。
意こそ諸法を統(す)ぶ。
清らな意にて、
且つ語り、且つ行わば
形に影の従うごとく、
楽しみ彼にしたがわん

野菜の花を生ける

2022 年 2 月 13 日

花  エンドウの花  麦の穂 アネモネ

花器 木製片口

 

3連休最後の日曜日いかがお過ごしでしょうか。

幼いころ、雪を冠った富士山を南東に、北に八ヶ岳の峰々を
仰ぎ見ながら、父の両手を腰の後ろに回して、麦を踏む姿を
まねて、私も同じような姿で一緒に麦を踏んだ、たのしい
思い出がよみがえってきました。

春の息吹を生ける

2022 年 2 月 3 日


花   麦の穂  菜の花
花器  石製舎利容器(高麗時代)
花台  西大寺古材
立春も過ぎ、お天気の良い日は大分寒さも緩んできた
ように感じます。
花屋さんに参りましたら、早春を思わせる麦の穂と
菜の花が有りましたので、早速
はーるよこい はーやくこい の願いを込めて
生けてみました。
またもやオミクロン株が猛威を振るっておりますが、
マスクをして、免疫力を高める食事をして、お互いに
注意してお過ごし下さいます様お祈り申し上げます。

 

 

 

王子形水瓶に蝋梅と藪椿を生ける

2022 年 1 月 25 日

花   蝋梅  藪椿

花器  金銅鍍金王子形水瓶(眞珠庵の刻銘有り)

敷板  西大寺古材

 

 

西大寺古材の敷板に、金銅鍍金の王子形水瓶と、その一角だけ
清々しい緊張感が漲っておりますように感じます。

 

 

 

 

 

謹賀新年 令和4年 壬寅 2022年

2022 年 1 月 4 日

謹賀新年

今年もご健康に留意の上、大いなる 氣 を出して
前進なされます様心よりお祈り申し上げます.

令和4年 壬寅

今年も宜しくお願い申し上げます。

水仙を生ける

2021 年 12 月 8 日

花    水仙

花器   金銅花器

 

冬の到来を告げるかのように、そろそろ日本水仙が咲き出し
ました。
水仙独特の良い香りを放つのと、清楚で愛らしい花をつけるので
人気の高い花で、これから正月にかけて、花屋さんにも
沢山の水仙が見られるようになります。

然しながら、厚生省も毒草として注意を呼び掛けるほどの
毒性をもち、間違って、食べたりしますと、嘔吐、下痢、
低体温を起こすほどだそうです。
皆様方も取り扱いに注意下さいますように。

触った後は、必ず手を洗いましょう。

口に入れてしまったら、即吐き出し、うがいをしてお医者さん
に見てもらいましょう

美しい花には棘があるの言葉も有りますが、美しい花には
毒もある、お互いに注意いたしましょう。

 

御挨拶

2021 年 11 月 23 日

花   桐、蔓梅もどき、白菊、数珠珊瑚

花器  東南アジア背負い籠

 

ご挨拶

皆様、ご機嫌麗しくお過ごしの事と嬉しく存じ上げます。

久し振りにHP上で皆様方にお会いできますことに、喜びで
一杯でございます。

去る5月の [お知らせ] でお伝え申し上げましたごとく、
スマホ見運転のバイクに跳ねられ、膝下の複雑骨折で、
2本の太いボルトと13本の金具で固定するという大手術で
した。

入院中には皆様方の暖かな励ましのお言葉や、ご見舞の
お言葉に支えられまして、つらいリハビリもやり遂げて、
こうしてまた、皆様方と共に骨董を楽しめるようになれま
すことは、無上の喜びで御座います。
厚く、厚く感謝と共に、御礼申し上げます。

まだまだ、杖を頼りの歩行、特に階段の上り下りには難渋
しておりますとともに、週3回のリハビリ訓練も欠かせま
せん。
脳も肉体も使わなければ瞬く間に退化してしまいます現実
を病院内で、見せられて、これではならじとの強い意(思い)
で、本格的復帰に向けて少しずつ、予行練習がてら、店に
出るようにしております。

少しずつ、商品のご案内をさせて頂きますので、御気に入り
商品が御座いましたら,ご連絡下さいますよう
宜しくお願いもうしあげます。

皆様方も、年末を控え色々お忙しいこととおもいます。
寒さも厳しくなってまいります。
呉々ご自愛の上、お過し下さいますようお祈り申し上げます

尚、暫くの間、ご来店の際は、前以ってご連絡くださいます
とうれしいです。

 

臨時休業のお知らせ

2021 年 6 月 1 日

再三の緊急事態宣言発令によりまして

6月1日(火)~6月20日(日)

臨時休業させていただきます。

皆様にはご不便、ご不自由をおかけしますこと
心苦しく存じ上げます。

先の「お知らせ」で申し上げました通リ、私は骨折で
入院加療中にて、皆様方のご要望等に応対が出来ない
ことも有ります。
どうぞ、お許しください。

以上宜しくお願い申し上げます。

説明を記入する!

この投稿の続きを読む »

お知らせ

2021 年 5 月 28 日
皆様、コロナ禍の中どのようにお過ごしでしょうか。

またもや6月20日まで緊急事態宣言が延長され、
戸惑いや、うんざり感等、大変なことと拝察
申し上げます。

さて私事で御座いますが、5月14日信号の無い横断歩道
を渡っています時、バイクに跳ねられ骨折して、救急車
で病院に運ばれ、即入院です。
21日に手術をしまして(6時間にわたる大手術だったよう
です。)
無事生還しました。25日からリハビリが始まり、
現在、こうして腰かけてパソコンの作業ができるまでに
なりました。
皆様のお見舞いと、励まし、祈りのお陰様に感謝申し上げ
ます。

リハビリで、日ごと可動範囲も徐々に広がりつつあります
が、日常生活に戻れるまでには、今から、6,8週間かかり
そうです。
それにしましても、筋肉退化の早いこと、自分でも情けなく
なります。

そのような訳で暫くHP上の 骨董の店 甲斐のブログは、
間遠うにさせて頂きたいとおもいます。

楽しみにしていて下さいました皆様にはご不便をおかけし
まして申し訳ございません。
ただ、このような状態で商品仕入れもままなりませんので
新商品のご案内は難しいと思います。
いままで掲載させて頂いた中から抜粋して、時々公開させて
頂きますので、お楽しみ下さいますと嬉しいです。

それでは今日はこの辺で失礼申し上げます。

皆様方もこれから暑くなりますので、コロナ同様くれぐれも
氣をつけてお過ごしくださいますようお祈り申し上げます。

この投稿の続きを読む »

引き続き、臨時休業のお知らせ

2021 年 5 月 11 日
コロナによる緊急事態宣言の延長により

  5月12日~5月31日  まで

臨時休業いたします。

尚、電話、メール,インスタグラム等お問い合わせは
承っておりますので、お気軽に連絡下さいませ。

どうぞ皆様方も、コロナに罹りませぬよう重々御氣を
つけ下さいます様お祈り申し上げます。

説明を記入する!

この投稿の続きを読む »

曲げ物の弁当箱に菖蒲を生ける

2021 年 5 月 7 日
花   菖蒲

花器  曲げ物弁当箱

 

いずれ菖蒲、杜若
五月晴れの清々しさに呼応するような
清々しい花でございます。

この投稿の続きを読む »

鉈籠に姫扇の花を生ける

2021 年 5 月 1 日
花   姫扇 こばなずいな

花器  鉈籠

種を鳥が運んでくれたのでしょうか、鉢植えでも年々
増えて花もたくさん咲いて日々楽しませてもらって
おります。
愛らしい花です。

この投稿の続きを読む »

臨時休業のお知らせ

2021 年 4 月 26 日

第3回 コロナによる緊急事態宣言発令により

4月25日~5月11日まで

臨時休業いたします。

HP,インスタグラムは商品の御案内、花を生ける
その他徒然を順次掲載してまいりますので引き続き
お読み下さいますと嬉しいです。
電話、Eメールは受け付けておりますので、
連絡お待ち申し上げます。

説明を記入する!

この投稿の続きを読む »

金銅花器に白花紫蘭を生ける

2021 年 4 月 24 日
花   白花紫蘭 姫空木

花器  金銅花器

私の住まいの近くに紫蘭が群生しております
箇所がありまして毎年紫蘭に事欠くことは
有りませんでした。
白花紫蘭に出会いました時はとても嬉しく、
球根を頂いて、花を楽しめますのに4年の
歳月がかかりました。
手間暇かけてやっと咲いた花は特に愛おしい
ものです。
姫空木は清楚乍、沢山花をつけますので、華やぎ
があります。

この投稿の続きを読む »

李朝白磁丸壷に芍薬を生ける

2021 年 4 月 12 日
花    芍薬

花器   李朝白磁丸壷

 

今年は早くも芍薬の花が花屋さんの店頭に
並んでおりました。

百花の王と呼ばれます牡丹のような華麗さはないですが、
開いた花はボタンに近い華々しさを持ち合わせております
芍薬の花は、大好きな花の一つです。
好きな原因の一つに、実家の庭に芍薬が群生しておりま
した。
赤く咲いた群生の芍薬の花の上を何匹もの鯉のぼりが
翻っているのどかな情景を懐かしく思い出すせいかも
しれません。

この投稿の続きを読む »

古越前双耳蹲壷にシャガの花を生ける

2021 年 3 月 30 日
花   シャガ

花器  古越前双耳蹲る壷

 

芝大門近くに仕事で出向き、仕事が早く終わったから、
お天気が良かったので、久しぶりに、芝公園のベンチ
でお昼の弁当を楽しみました。
お弁当を食べておりますと、鳩や雀が寄ってきて
お弁当をねだりますので、良くかみ砕いて投げて
上げますと、あっという間に食べてしまいます。
鳩も意地悪というか、食欲旺盛な鳥は、羽で相手を
けん制して、餌を食べさせないなんてのもおります。
雀などは小さいからほとんど餌にありつけません。
遠くに餌を投げてあげても。鳩に乗っ取られて
しまいます。
可哀想に思いつつも弱肉強食の世界は自然界の姿
なのだなと思い知らされたように思いました。

そんな鳥の餌の争奪戦を楽しんだ後、公園を
ゆっくり歩いておりますと、大木の下にシャガが
群生して、なんか微笑んでくれているように見えました。
2本ほど頂きまして店に連れ帰り、生けてみました。

この投稿の続きを読む »

再びクリスマスローズを生ける

2021 年 3 月 4 日
花   クリスマスローズ

花器  古越前双耳蹲る壷

 

クリスマスローズは意外と長い期間次から
次へと花を咲かせているのですね。
前回はベランダの鉢植えのクリスマスローズ
ですが、今回は路傍のクリスマスローズの
花です。

うつむき加減で、清楚に咲く姿は見飽きぬ花
ですが、茎、根には毒を持つそうです。
それぞれ、植物でも自己防衛のため備えを
十分にしているのですね

この投稿の続きを読む »

目の眼 誌上掲載お知らせ

2021 年 2 月 14 日
2月15日発売の3月号 目の眼誌上に掲載されました。

美の仕事
茂木健一郎
ー脳科学者 茂木健一郎
骨董街を奔る!

第94回 甲斐
「好き」は人の心を温かくする

取り上げて頂きました。

どうぞお読みくださいまして
お楽しみください。

本文のビンスキの系譜の対談も
味わいある文章で読み応え有ります。

 

この投稿の続きを読む »

石蕗(ツワブキ)を生ける

2021 年 2 月 3 日
   花    石蕗

花器   越前双耳蹲る壷

 

今日は立春の日です。なんとはなし陽光も暖かく
なったように感じます。

 

昨日、菅総理自らの発表で、2月7日を待たずに
緊急事態宣言が3月7日まで、延長されました。
医療、経済等の逼迫を思いますと、苦渋の選択だったと
思います。
ここは緊急事態宣言下における10都府県をはじめ日本国民が協力して一日も早い収束を願うことに尽きるのではないでしょうか。
例えば個人を例にとりましても、家庭の大黒柱である
個人事業主が大病に侵された時など、大病を押して事業を優先するか、まずは健康の回復に注力したうえで、回復なって、新たに事業に取り組んでいくか、この事業主にとりましては、悩ましい選択を迫られることになると思いますが、前者をとった場合は、死と隣合わせで、事業もおぼつかなくなってしまう可能性が大ですが、反対に、健康の回復に注力を注いだうえで、復権しましたら、その時の懊悩や苦しさが事業の新しい展開に
結び付くことさえあるやもしれません。

コロナの1日も早い収束を願いつつ。

この投稿の続きを読む »

マーガレットの花を生ける

2021 年 1 月 27 日
花   マーガレット

花器  金銅製花入れ

 

マーガレットの花の由来は、
美しい白花を真珠にたとえ、マルガリーテス
(真珠の意)というギリシャ語がもとになり
マーガレットという名前が付いたそうです。

花はあちこち向いてしまいましたが。一輪
一輪が清楚に咲いております。

この投稿の続きを読む »

越前双耳蹲壷に花を生ける

2021 年 1 月 14 日

花  スイートピー、菜の花

花器 越前双耳蹲壷

 

 

春に先駆けて咲きます、スイートピーと
菜の花を生けてみました。

スイートピーといえば、1982年に松田聖子さんの
「赤いスイートピー」という歌がヒットしておりま
したが、その前後だったでしょうか、松田聖子さん
親子が、私共の住まいの真ん前の新築住宅に引っ越し
てきました。
よく歌声が聞こえました。
そんなある日松田宅に賊(物盗りか、ファンの覗き
見だったのかわかりません)が侵入して、家人が大声
を出しましたら、裏の我が家に飛び降りて、脱兎の
ごとく我が家の木のくぐり戸を飛び越えて逃げて
しまいました。
亡き主人もその声を聞きつけて、すぐ外に出ましたが
間に合わず、取り押さえることができませんでした。
それから、父親が酒をもって挨拶に来て下さり、暫く
お付き合いさせていただきましたが、私共も引っ越し
松田聖子さんも、神田正輝さんと結婚して、その家から
出て行きなどで、付き合いも途切れてしまいました。

スイートピーの花を見ますと、遠い主人との思い出が
浮かんでまいります。

 

この投稿の続きを読む »

新年のご挨拶

2021 年 1 月 2 日

熊谷 守一 
 「壽 雲」
   九十七歳 書
越前双耳蹲る壷
 に水仙を生ける

謹賀新年

皆様のご健勝と御多幸を心より
お祈り申し上げます。
本年もお引き回しの程、宜しく
お願い申し上げます。

又、今年も骨董 古美術を通して、皆様方と共に
切磋琢磨しつつ歩んでいけます様願っております。

 

古美術 骨董月刊誌 「目の眼」の
美の仕事
茂木 健一郎
~脳科学者 骨董街を奔る~
の取材を受けました。
2月15日発売の3月号の掲載になります。

とても楽しい取材でした。
乞うご期待
定期購読なさっていらっしゃる方も
そうでない方も購入下さいまして、是非
お読みいただきたく存じ上げます。

骨董の店 甲斐の営業は1月6日から
で御座います。

 

この投稿の続きを読む »

李朝白磁壷に秋を生ける

2020 年 11 月 11 日
花    茶の花, 錦木

花器   李朝白磁壷

 

秋の深まりを覚えますこの頃、皆様におかれましては

息災にお過ごしのこととお喜び申し上げます。

深秋の紅葉の代表木、錦木と対照的にまだ青々としたお茶の木の

花を活けてみました。

お茶の木は椿、山茶花と同じ椿科の常緑植物だそうで

よく見ますと、花は小さいですが可愛らしく、椿に似ています。

東京などでは、垣根として植えられているところを見ることができます。

 

錦木は紅葉する代表格の木ですが、もっともっと赤く染まります。

 

 

この投稿の続きを読む »

矢野直人 唐津焼作陶展 終了御礼

2020 年 11 月 4 日
 

 

11月に入り急に冷え得こんでまいりましたが、皆様コロナ禍にも負けずお元気にお過ごしのことと、うれしく」存じ上げます。

さて、本来は、骨董の店 甲斐 初めての試みとしまして、東京アート・アンティーク祭りを挟んで

矢野直人 唐津焼 作陶展 を催行することになっておりましたが、コロナで中止になってしまいました。

窯出しが10月中旬にあるといいますので、それに合わせて10月23日より催行いたしました。

期間中天気にも恵まれ、甲斐の常連さんはじめ、矢野直人氏のファンの方々、HPを見てという方、インスタグラムを見てという方と多くの方が訪ねてくださいまして色々楽しいお話を聞かせていただきまして、ありがたくも、幸せな期間で御座いました。

ここに無事終了させていただきましたことご報告申し上げます。

この投稿の続きを読む »

ベランダに咲き始めた野紺菊を生ける

2020 年 10 月 14 日
花   ジュズサンゴ 野紺菊
花器  伊万里青磁算木文花入れ

 

共にベランダの鉢植えの花ですが、野紺菊がやっと
咲き始めました。
優しい紫色で、楚々と咲く姿は、数多い菊の花の中
では一番好きでしょうか。

ジュズサンゴは大変生命力の強い草花です。
味が落ちては次々と新しい芽を出し、花を咲かせます。
ちょっと手折って花瓶にさして楽しむのには、重宝な
花です。

この投稿の続きを読む »