おもてなしの花

菖蒲とりょうぶを生ける

2016 年 5 月 3 日 火曜日
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花  菖蒲,りょうぶ(令法)

花器 籠

 

 

りょうぶの木の若芽は山菜として食べられる
ことから飢餓救済の木として植えて育てること
を法で決められたことから令法という文字が
当てられたといわれます。

りょうぶはまだ蕾ですが白い小さな花が竜尾の
ような形に密集して咲きます。
菖蒲とともに、五月晴れのようなさわやか感を
いけてみました。

5日は子供の日。菖蒲湯に入って健やかな日を
過ごしましょう。

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野木瓜、延齢草を生ける

2016 年 4 月 21 日 木曜日
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花   野木瓜、延齢草

花器  李朝染付面取り壷
寸法 高さ 12.3㎝
胴経 14.5㎝
口径 9㎝

良く焼けた美しい白磁肌に梅、竹文を二方に描いた
李朝分院窯の面取り壷を入手しましたので、
野木瓜の蕾一枝に葉の小さめな延齢草を生けてみました。
晩春の山野をご想像してお楽しみ下さい

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山芍薬を蓮華形舎利容器(高麗時代)に生ける

2016 年 4 月 2 日 土曜日
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花   山芍薬

花器  石製蓮華形舎利容器
高麗時代
高さ 12.3㎝

朝鮮半島 くらし石もの「」
天理参考館 企画展掲載

 

 

舎利容器とは、お釈迦様の遺骨等を入れて
仏塔などの心礎の下に埋め込む容器ですが、
この舎利容器は高麗時代の、大変珍しい
石製蓮華形舎利容器で御座います。
口径も5㎝と広く、石ですので直接水も入れられ
ますので、舎利容器にふさわしい清楚な花
山芍薬を生けてみました。

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卜伴椿(月光)を生ける

2016 年 3 月 5 日 土曜日
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花  卜伴椿(月光)

花器 土師器

 
ここ2,3日暖かい日が続来ましたら、ベランダの
卜伴(ボクハン)椿が咲き始めました。
丁度本日届きました土師器の壷に早速
生けて見ました。

卜伴椿は白の花心の花を「月光」と呼び、赤の花心の
花を「日光」と呼ぶそうです。
この月光は、花びらは濃い赤色で、花心が真っ白ですので
コントラストのはっきりした美しい花です。

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有楽侘助を生ける

2016 年 2 月 6 日 土曜日
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花   有楽侘助

花器  古瀬戸淨瓶(平安時代末期)

床   金銀交書経(中尊寺)

 

 

有楽侘助の名は織田信長の実弟で利休
七哲といわれました。織田有楽斎長益
(1548~1621)が茶花として愛用した
ことに由来するようです。
ピンク色で花に鼻を近づけますと
ほんのりとした微香が有ります。
とても品ある花ですので紺紙金銀交書経
をバックに、すでに「商品のご案内」で
観て頂いております
古瀬戸淨瓶に生けてみました。

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サラサ木蓮を生ける

2016 年 2 月 1 日 月曜日
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花   サラサ木蓮

花器  備前3耳壷

 

石製多層塔
時代  新羅時代~高麗時代
高さ  26.9㎝

 

 

この時期には少し早いと思いましたが、
花屋さんで蕾のいっぱい付いているサラサ木蓮の
大枝を求めて生けて見ました。
サラサ木蓮は紫木蓮と白木蓮の交配による
実生から得られた物の様で淡い紫色をしております。

なんと木蓮属の花は「地球上最古の花木」と言われて、
恐竜時代の地層から木蓮の仲間の化石が発掘
されているようです。

木蓮属の花は世界最古の花木といわれておりますので、
この石塔の置かれていたような寺院には木蓮の大木が
あって参拝客の心を慰めていたのではないでしょうか
想像して、この塔をおいてみましたら、以外にあいまして嬉しくなりました
ちなみに紫木蓮の花言葉は「自然への愛」「崇高」
白木蓮の花言葉は「高潔な心」「慈悲」
だそうです。

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万作、藪椿を生ける

2016 年 1 月 12 日 火曜日
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花   万作  藪椿

花器  備前3耳壷(室町時代)

 

まんさくや

小雪となりし 朝の雪

水原秋桜子

 

 
今朝早く雪交じりの雨が降りこの俳句のような

情景でした。

万作は春に先駆けて「まんず咲く」ということで

この名がついた様ですが、今年はやはり暖冬で

日当たりの良いところは,もう芽吹いてきたのでしょうか

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耀州窯柿釉壷に花を生ける

2015 年 12 月 25 日 金曜日
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花    千両、 小葉ぼたん

花器   耀州窯柿釉壷
高さ  29.3㎝
時代  宗時代

 

 

千両も葉牡丹も正月花の添え花として

今の時期多く出回ります。

葉牡丹は葉が変形して花びらのように見えるので

この名があるようですが、祝福花とでも申したら

いいのでしょうか

花言葉も素晴らしいもので

「利益」・・・キャベツの仲間であることから、

キャベツと同じ花言葉がつけられています。

丸く形作られる中心部に、「いいもの」が入る

イメージ。

「愛を包む」・・・真ん中に何かを包めるような

形になることから。

「慈愛」「祝福」・・・こちらも、「中に何か良いもの

がある!」という期待を抱かせてくれて、なおかつ

どっしりとした雰囲気もあることから、生活に根ざした

幸せをイメージしたもの。

「物事に動じない」・・・横に大きく広がる安定感

から。

 
耀州窯の柿釉壷は数少ない焼き物ですが,

大変日本的な感覚の壷ですので

お正月を迎えるのにふさわしい花を生けて見ました

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「乾山の懸花生」にセイジの花を生ける

2015 年 12 月 1 日 火曜日
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花   セイジ(香草)の花

花器  乾山椿文懸花生け

 
月1度の検診行きに、いつもならバスを利用

しますのに、昨日は穏やかな天気でしたので、

30分の道程をヲーキングのつもりで歩いて

行きます途中、パーキングの隅に群生している

セイジの花に出会いました。

セイジはそのままでは、それほどの香りはしませんが、

手折ると割と強烈な香りが鼻につきます。

セイジは香りで覚えておりましたが、

こんな可愛らしい花を咲かせるとは知りません

でしたので,とても嬉しい出会いで御座いました。

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真弓と嵯峨菊を生ける

2015 年 10 月 22 日 木曜日
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花   真弓、嵯峨菊

花器  備前三耳壷
室町時代 高さ 16㎝

 

 

 

前回生けましたツリハナと同じような爆ぜ方の実を

付けますが,真弓の方が濃いピンク色の実を付けます。

しなやかな木なので弓の材料となったのでこの名が

あるようです。

花言葉は「あなたの魅力を心に刻む」です。

あなたの心に刻まれるような魅力溢れる人になれたら

嬉しいですね。

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ツリバナを生ける

2015 年 10 月 5 日 月曜日
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花   ツリバナ

花器  黒高麗大徳利

 

 

店のベランダに植えておりますツリバナの木の

赤くなった実のはぜるこの日を、今か今かと待って

おりました。

真っ赤にはぜた実に大きな種を付けてぶら下がって

いる様は何とも愛らしい風情ですが、

秋の深まりを覚えます。

花は6月~7月に掛けて小さな白い花がぶら下がって

咲きますが,実に比してとても小さな花ですので、

あまり目立ちません.

夏の盛りになりますと、直径1㎝~1.5㎝ぐらいの

5本の筋の入った丸い実を付けます。

実の時期は、意外に長く2ヶ月ほどそのままの

状態です.

肌寒さを感じます頃になりますと、少しずつ赤味を帯び

て、はぜる準備をしているようです。

赤さが増しますと5弁の花の様に爆ぜてその

先端に真っ赤な種が付いております。

この時期、木の葉はまだ緑濃いですので、

緑と赤の色合いも又、美しい木で御座います。

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仙人草、秋海棠を生ける

2015 年 9 月 28 日 月曜日
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花    仙人草、秋海棠

花器   新羅須恵黄小壷
 

仙人草は蔓状に伸びた枝に愛らしい白の十字花を

沢山付け、割と長期間咲いております。

実になりますと長いひげを生じるので、

仙人草と呼ばれるようです。

別名、「馬食わず」とも呼ばれるぐらいですので、

毒性を持っているのでしょう。

 

お問い合わせは下記にお願い申し上げます。
090-1509-5565
03-6228-7540

リーベン・ウオルシーを生ける

2015 年 8 月 18 日 火曜日

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花  リーベン・ウオルシー

花器 鉄製灯火器
 

 

あまり馴染みの無い花名ですが、

狛江の花生産者にお聞きしましたら、薊の仲間で、

新しく創作した花だそうです。

よくよく見ますと、葉は羽状に裂け、その先端に棘が

有り,薊と同じような葉で、結構痛いです。

薊といへば、[薊の花も一盛り」という言葉があります

が、昔昔聞いた記憶が有ります.

その時は氣にもしませんでしたが

後の日この言葉を調べましたら[娘18番茶も出ばな」

などと同じような意味合いで、あまり美しく無い花でも

盛りのときはそれなりに美しく見えるということです

が、知っていたら疵付いちゃいますよね。

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白百合を生ける

2015 年 8 月 7 日 金曜日

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花    白百合

花器   黒高麗大徳利
 

東京は連日の猛暑に熱中症で病院に

運び込まれたり、または命を落とす方々が

大勢いらっしゃいますことを報道しておりますが

どうぞお氣を付け下さい。

 

ベランダの鉢植えに一輪咲いた白百合の花

2年前路地に咲いていた白百合の花を根ごと

引き抜いて鉢に植えましたが、今年になって

やっと花が咲きました。

花言葉のごとく「清浄」「純潔」「無垢」

のような趣で御座います。

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夏花三種を生ける

2015 年 7 月 21 日 火曜日

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花   ホオズキ、ひな菊、にがうり
花器  竹篭 

ホオズキは私が小学生の頃は、道端に沢山

生えておりました。

赤く色づくと皮を剥いで、赤い、丸い実を

傷つけないように取り外して、親指と人差し指で

中の種をもみほぐして柔らかくして、

実から種をきれいに取り除き、空にしますが、

実の口は小さく、薄いので直ぐ破れてしまいます。

破れたら音が出ませんので、子供心にも

最心の注意を払って種除きをしたものです。

空になった実は口をすぼめて膨らませ、

それを上あごと下あごと唇を使って

きゅっ、きゅっと鳴らして出来映えを、

友達同士で楽しみながら家路についたのを

懐かしく思い出します。

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篭に桔梗と源平下野草を生ける

2015 年 6 月 14 日 日曜日
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花  桔梗、源平下野草

花器  竹篭

 

夏らしく、桔梗と源平下野草を生けて見ました。

源平とは、白、と赤が入り交じって咲いておりますので

この名前があります。

乾山の絵の中にも篭に盛った桔梗図がありますが、

私もそれにあやかって見ました。

如何でしょうか

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千振に似た花を丹波壷に活ける

2015 年 3 月 25 日 水曜日
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花   千振に似た花

花器  古丹波種壷 銘「古狸」如心斎書き付け寸法

高さ13.9㎝

 

 

「千振に似た花」は花屋さんでお聞きしても 花図鑑、

パソコン上の花図鑑で調べましても 花の名前がわかりません。

2年ほど前、ベランダの鉢に芽生えた花で、

余程 今のベランダの環境が適しているのか、

今年は大鉢いっぱい に勢いよく成長して、

1株に2つぐらいの花芽がついております。

何時咲くか何時咲くかと心待ちしておりました。

一つ花が顔をのぞかせたので、嬉しくて店に持って

きましたら 店の暖房の中で瞬く間に満開になりました。

花芽は水仙の様に薄い皮を被り、皮を剥いだら

青い筋の入った   20コほどの愛らしい花が次々に咲きます。

 

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接骨木(にわとこ)と紫蘭を生ける

2015 年 3 月 13 日 金曜日
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花    接骨木(にわとこ)、紫蘭

花器   猿投須恵器長頚瓶

 

接骨木と書いてニワトコと読ませるようですが

古くから枝や幹を煎じて水飴状にしたものを

骨折した幹部に湿布すると効き目があると

言い伝えられているようです。

こうして花を生けて、花の事を調べますと。

私たちは自然の草木から沢山の恩恵を受けて います

ことに氣がつきます。

 

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アネモネを生ける

2015 年 2 月 19 日 木曜日
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花    アネモネ

花器   会寧壷

 

狛江の農家で作られたアネモネの花が

農協に初入荷しておりました。

早春を愛でるのに似合いの花と思い

壷の斑釉を雪解けの景色と見立てて

春の息吹を生けて見ました

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椿(西王母)藪椿を生ける

2015 年 2 月 2 日 月曜日
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花    椿{西王母} 藪椿

花器   備前3耳壷

室町時代   高さ 30㎝

 

お客様より頂きました花4日目

 

中国漢時代ぐらいから不老不死の仙桃を管理する、

艶やかにして麗しい天の女主人として絶大な

信仰を集めるに至ったという西王母

この名前をかむすほどの椿です。

眺めて楽しみましたら、不老不死にあやかれるのでは

ないでしょうか

 

花器は室町時代の3耳壷。

自然に、素直に受け入れてくれます。

 

 

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雪柳 水仙を生ける

2015 年 2 月 1 日 日曜日
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花   雪柳  水仙

花器  鶴文釣り花入れ

大正~昭和  高さ 20㎝

 

お客様お持ち下さいました花 3日目

 

この鶴の形をした色鮮やかな釣り花入れに出会い

ましたとき、この器にどのような花を生けたら器も花も

生きるのだろうと思ったときには、俄然この花入れに挑戦

為てみようと心躍りました。

今まで沢山の花器と出会いましたが、これほど花生け心を

奮い立たせる器も少ないのではないでしょうか

時代の新古、価格の多寡ではないことをこの器は立派に

私に証明為てくれました。

器について長く書きすぎました。

 

 

 

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臘梅と椿を生ける

2015 年 1 月 31 日 土曜日
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花   臘梅(満月) 藪椿  稚児笹

花器  縄文晩期鉢     高さ  11.7㎝

 

 

昨日に引き続木、お客様がお持ち下さいました

花を 生けました。

 

臘梅は「満月」という銘の通り、蕾は大きくまん丸で、

香りも少し強いでしょうか

 

稚児笹は初めて目にします笹で、当然初めて生けますが

稚児銘がありますように、とても可愛らしく、

初々しい 笹です。

贈り主のお話では「11頃からタケノコが出てきて、

笹の割には 水揚げがよく長持ちし、正月用の花に重宝

するそうで 、寒さで幹が赤くなりきれいだそうです」

 

椿は、藪椿ですが寒さのせいでしょうか、

葉が赤くとても美しいです。

 

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椿を生ける

2015 年 1 月 30 日 金曜日
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花   椿{太郎庵)

花器  黒高麗徳利

李朝初期時代   高さ 19㎝

 

昨日、神戸から態々、ご自宅の庭に咲き始めた椿その他の

花を 大きなビニール袋に入れて届けて下さいました

初老のお医者様。 かっこ好い先生です。

早速気品有る椿「太郎庵」を活けてみました。

 

かって先生のご自宅を訪問しました時も、玄関に、床の間に,

手洗いにと、お庭に咲いています花を、骨董の器に活けて

迎えて下さいました。

お花をご自身で育て、活ける事をみましてもお優しい性格

でしょう。

奥様ともとても睦まじく、

奥様も又「亭主の好きな赤烏帽子」宜しくご主人の趣味を

にこやかに見守っております様子に

こちらの心までも嬉しくなりました。

おいしい料理に舌鼓を打ち乍らの骨董談義は何にも代え

がたい楽しい一時で御座いました。

その節は有り難う御座いました。

 

これから3日に渡って頂いた花を活けて公開いたします。

どうぞご覧下さい。

 

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新羅須恵器の壷に椿を生ける

2015 年 1 月 20 日 火曜日
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花    椿

花器   新羅須恵器壷

 

 

本日は大寒の日で、一年で一番寒い日 といわれております。

皆様お元気でお過ごしでしょうか.

 

「おもてなしの花]今年の初活けで御座います。

今年も一年間お楽しみ頂ければ幸いで御座います。

 

大寒の寒さの中でも青々と葉を茂らせ、色濃く咲く椿は,

他の花があまりない中で私たちの目を楽しませてくれます。

 

インフルエンザが流行している様子です。

どうぞお氣を付け下さいますよう お祈り申し上げます

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頴川赤絵釣花生に水仙を活ける

2014 年 12 月 28 日 日曜日
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花    水仙

花器   頴川作赤絵釣花生

 

 

京焼の磁祖といわれ、特に呉須赤絵に優れております

頴川の釣り花生けに水仙の花を活けてみました。

本来は釣り花生けですが、舟型のような感じで

置いて 花を活けて見ました。

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シクラメンを活ける

2014 年 12 月 10 日 水曜日
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花   シクラメン

花器  綠釉小壷

 

ここ2,3日一段と寒さ厳しくなって参りました

道ゆく人々の姿も、大分厚着になって来ました。

鉢いっぱいに咲いた,赤、白、ピンク、絞りなどの

シクラメンの鉢植えが暮れの贈答用、自家用など沢山

出回って 来ました。

 

布施明の「シクラメンの香り」の歌が流行してから

花屋さんの店頭に 沢山並ぶようになったように記憶します。

私も、この歌が好きで、時々口ずさみます。

うす紅色の シクラメンほど

まぶしいものはない

恋する時の 君のようです

木もれ陽あびた 君を抱けば

淋しささえも おきざりにして

愛がいつのまにか 歩き始めました

疲れを知らない 子供のように

時が二人を 追い越してゆく

呼び戻すことが できるなら

僕は何を 惜しむだろう

 

鉢植えのシクラメンを店用に購入したのを切って

奈良朝?唐?の綠釉小壷に活けてみました。

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縄文深鉢に臘梅を生ける

2014 年 12 月 4 日 木曜日
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花   臘梅  ユーホルビア

花器  加曽利式縄文深鉢

 

今年も早,師走。

お正月用の花、臘梅も出回ってきました

 

すでに経験しておりますが、縄文の鉢には、

楚々とした花よりは、むしろ華やかな洋花の方が

似合います。

それで大好きな臘梅に洋花のユーホルビアを添えて

みました。

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照葉を活ける

2014 年 11 月 27 日 木曜日
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花   花水木の葉

花器  須恵器扁壷

 

初冬に入り、美しい紅葉の便りがあちこちから聞こえて

来ます、この頃で御座います。

 

狛江も駅までの途中真っ黄色の銀杏の葉が、昨日の 雨で

落ちて路面を黄色く染めておりました。

違う通りの花水木並木は真っ赤な葉をつけて、太陽に照ら

されて 透き通るような色合いでとても美しい光景です。

照葉とはよく言ったものと感心させられます。

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須恵器扁壷に山帰来の実を活ける

2014 年 11 月 21 日 金曜日
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花    山帰来

花器   須恵器扁壷

 

この時期クリスマスの玄関飾りブーケ作り用に 赤い実の

付いた山帰来の蔓を束で売っております。

すでに鉈篭に活けておりました山帰来を外して、

須恵器の扁壷に投げ入れてみましたら、須恵器の自然釉と

山帰来の赤い実がうまくマッチして、何とか様に

なりましたので「おもてなしの花」に公開いたしました。

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遅咲き萩の花

2014 年 11 月 4 日 火曜日
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花   萩の花

花器  鉈篭

 

萩の花は秋の7草の筆頭としてなじみ深い花です。

万葉の時代から愛され、万葉集にも沢山読み込まれ ております。

萩の木はしなやかな細い枝です.その先端に 沢山花をつけますので、

風が吹くと揺らめいて、 一層風情を誘います。

この萩の花は、狛江駅と泉龍寺の境内の境に 咲いていますが、

北側で日が当たらないので このように遅くまで咲いているのでしょうか。

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