2025 年 11 月 のアーカイブ

李朝絵刷毛目人参葉、唐草文水差し

2025 年 11 月 14 日 金曜日

           李朝 用の美 展

 2025年12月12日(金)~12月20日(土)

     11:00~18:

  出品作品 3点目

    李朝鶏龍山絵刷毛目人参葉、唐草文水差し

   寸法  口径 11㎝  高さ 17㎝
     胴径 19,5㎝  高台径 7㎝ 

 時代  李朝時代 15C~16C
 
 状態  ニュー2本有り

 

人参葉文は下から上へと、唐草文は上から下へと、丹念な筆致で
2面に配した絵刷毛目の壺を水差しに転用した作品です。
口の大きさに比して、高く、がっちりした高台が、胴の美しい
丸味を際立出せております。

炉の水差しには最適の大きさの様にお思われます。

 

その他のお問い合わせは下記にお願い申し上げます。
03-6228-7540
090-1509-5565
kimiko@kottounomise-kai.jp
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志野織部波に千鳥文向付け

2025 年 11 月 14 日 金曜日

       寸法  口径 14,4㎝×13,4㎝  高さ 5,5㎝ 

  時代  桃山時代

  状態  口辺に何カ所か共直し有り。

波に千鳥文は人気の高い文様です。
元屋敷窯登り窯で焼かれた作品とおもいます。
桃山時代の華やかな香りある向付けです。

 

価格その他のお問い合わせは下記にお願い申し上げます。
03-6228-7540
090-1509-5565
kimiko@kottounomise-kai.jp

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李朝白磁瓜形硯

2025 年 11 月 13 日 木曜日

                     李朝 用の美 展

2025年12月12日(金)~12月20日(土)

     11:00~18:00

出展2点目紹介

李朝白磁瓜形硯

寸法  縦 15㎝  横 10.2㎝  高さ 4㎝

時代  18世紀 李朝分院窯

状態  窯割れ有り(水漏れなし) ニュー有り

 

 

文章の下、5番目の本に掲載されておりますように
本来は硯の上に水滴が乗って一つの作品になって
いたものと思いますが、これは硯しかないのがとても
残念です。
李朝の文房具には、筆頭、水滴は数多くありますが、
硯の類例は余り見ることが有りません。それは用途に
於いて不利だったからでしょう。
そういう意味でも貴重な作品とおもいます。

 

 

 

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李朝 用の美 展 ご案内

2025 年 11 月 13 日 木曜日

                                     李朝   用の美   展

      2025年12月12日(金)~12月20日(土)

             11:00~18:00

ご挨拶

皆様方にはいつも乍ら温かなご支援を賜りまして

心より感謝申しあげます。

李朝展は、今回3回目で御座いますが、李朝の作品の

奥深さ、多様性、美しさには驚くばかりで御座います

新しい作品に出会う度に、用の美や機能美、造形の美し

さにひかれて飽きることが有りません。

師走の一時、お楽しみ頂き、お氣に入りを、掌中にし

て、来る年の活力に繋げて頂けましたら幸いに

存じ上げます。

11月 吉日                    骨董の店 甲斐 小野公子

 

李朝白磁小壺
寸法 高さ 7㎝

時代 16C~17C

状態 無疵  高台裏に窯印有り

初期白磁の特徴を示す丸縁の低い口作りに
丸く張った肩もその時代を良く示しております。
高台裏には、十字の窯印がくっきり記されております。

牙蓋付いておりますので、茶入れとしても楽しめます。

白磁の色は、あくまでも白く、温かみある色合いです。

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金銅五輪塔

2025 年 11 月 9 日 日曜日

   寸法 基壇の蓮台
     幅 4,5㎝  奥行 3,5㎝
    高さ 11,1㎝

 時代 鎌倉時代
 
 状態 発掘品で 全面に緑青
    水(丸い部分)と火(屋根の部分)が取り外しできます。
    (3枚目の写真)
    4枚目写真、火(屋根の部分)左の黒い
    部分に鍍金がみえます。

 

 

五輪塔は下から 地 水 火 風 空 で、成り立っております。
この五輪塔は状態でも書きましたように、水に穴を穿ち、
その中に舎利を入れて、火に臍を付けて、開閉できるようになっております。

この五輪塔の特徴は、地が正方形で無く、矩形になっていることと、
地 の下に蓮台があることでしょうか。

長年土中していたものでしょう。全面緑青を吹いておりますが、
この色合いも又、造形を引き立たせる美しい色合いです。
本来の姿は全面金鍍金で煌びやかな五輪塔舎利容器だったことでしょう。
火の極一部に鍍金の跡が見えるのも嬉しいです。

格式、人格共に優れた坊さんか、貴人の五輪塔舎利容器ではなかったかと
思われます。

 

 

 

 

 

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