2018 年 10 月 18 日
螺鈿枕隅(ちんぐう)
李朝時代 18世紀~19世紀
径12㎝ 厚さ1.2㎝
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螺 鈿 展
煌めいて幻想的な螺鈿の美
2018年
11月21日(水)~12月1日(土)
会期中無休
骨董の店 甲斐に於いて
日本、中国、韓国の螺鈿の美しい作品を
25点程集めてみました。
見飽きぬ美とでも言ったら宜しいでしょうか。
貝殻の自然な美しさを引き出して、ここまで
繊細に,美しく表現して、多くの人の眼を心を
奪ってきました螺鈿細工をどうぞ堪能して頂
き度お誘い申し上げます |
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2018 年 9 月 14 日
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花 トリテリア ミラーぜフローラ
日々草 松葉牡丹
花器 螺鈿舟形釣り花入れ
11月21日(水〕からの
ー煌びやかで幻想的な美しさ 螺鈿展ー
の展覧会に備えて。螺鈿の作品を探し求めて
おりましたら,このように美しくも手の込んだ
螺鈿舟形花入れに出会いました。
ほんのり薄暗い茶室などでは、この螺鈿の煌めきは
幽玄に見えたのではなかっただろうか,又,招いた
お客様かたの心を感動せしめたのではなかろうか等
想像し乍ら
嬉しさ余って、白花で清楚なトリテリア ミラーゼ
フローラと優しい、白花日々草,松葉牡丹の花を
生けてみました
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2018 年 8 月 28 日
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| 花 薄、女郎花 鳥兜 山牛蒡
花器 須恵器大壺
連日暑い暑いと申しておりますが、朝や夕に
頬をなでる風には、秋を感じられるこの頃で
御座います。
秋きぬと 目にはさやかに 見えねども
風の音にぞ 驚かれぬる
古今集 藤原敏行朝臣
丁度今がこのような時期でしょうか。
秋の七草の薄、女郎花,や房が黒く色づいた山牛蒡の実を大胆に生けてみました |
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2018 年 8 月 24 日
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| 花 秋海棠 雲龍柳
花器 古銅花入れ
今年の夏は殊の外暑くて皆様方も大変だったことと思いますが、
秋海棠の花が咲き始めて、もう秋も其処までやってきているのが感じられます。
雲龍柳は、店で花を生けた後、捨てるのが惜しくて、水を張った器に入れておきましたら、枯れることもなく、根が出てきて、枝も増えてきましたので、鉢に移して楽しんでおります。
「銀座の柳」ならぬ「京橋の柳」になってくれますことか? ,私はそれを見届けられますことか? |
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2018 年 8 月 7 日
花 ゴーヤの花
花器 須恵器平瓶
ゴーヤ(苦瓜)は、正式には野菜ですが、葉の形、愛らしい黄色の花
蔓の面白さで、毎年この時期になりますと、摘むでは生けて
おりますが、生ける器によってそれぞれ表情が違って見えます
のも面白いと思います。
今日は、この花を摘むのにつくずく観察しておりますと、
葉の出ている節から細い長い髭を伸ばし、それを他の枝に
クルクルッと絡ませ、しっかり本体を安定した形にして
ぐんぐん枝を伸ばしております。
このようにして、、互いに絡み合っておりますので、この1本
の枝を摘むのにもクルクルッと巻いた髭を丹念に外さないと
とれません。
なるほど、これだけしっかり絡みついているから、あんなに大きく
なるゴーヤの実を付けることがだきるのかと納得しました。
凄い生命力を感じました
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2018 年 8 月 7 日
夏 期 休 暇
8月10日(金曜日)~8月16日(木曜日)まで
夏期休暇させて頂きます。
尚,ご用ある方は携帯電話の方に連絡頂き
ましたら、すぐにでも対応出来ますので、
遠慮なさらずご連絡下さいませ。
皆様方の中には、お盆休みを故郷で過ごされる
方もいらっしゃいますことと思います。
故郷の美しい、懐かしい想い出をいっぱい吸って
明日への活力を再生してきて頂き度存じます。
皆様方それぞれ良き夏休みをお過ごし下さい。 |
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2018 年 7 月 31 日
花 高砂百合
花器 須恵器平瓶
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自宅のベランダにやっと開いた一輪の
高砂百合
嬉しくて須恵器の平瓶に生けてみました。
花言葉は威厳、純潔、無垢だそうですが
威厳に満ちていますか? |
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2018 年 7 月 30 日
花 島薄 ヤマゴボウ 木賊 蛍袋
花器 大篭 |
暑中お見舞い申し上げます
今年は殊の外の猛暑で御座います。
呉ぐれもご自愛下さいます様
お祈り申し上げます
平成30年 盛夏
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2018 年 5 月 30 日
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| 花 金糸梅
花器 須恵器平瓶
梅雨の時期になりますと、この金糸梅の
花とビヨウヤナギの花が路傍の植え込みに
一斉に咲き始め、雨のしとしと降っております
日でも、この山吹色の明るい色が雨降りの
憂鬱さを忘れさせてくれます。
ところで、金糸梅とビヨウヤナギはちょっと見
には区別付け難いですので、写真で違いを
ご覧下さい。 |
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2018 年 5 月 2 日
「彫刻家K・S氏の墨壷コレクション展」
は、4月28日をもちまして無事終了いたしました。
彫刻家K・S氏が長年に亘って蒐集なさいました
墨壷でしたので、大変珍しい造形の墨壷や、
非常に美しい造形の墨壷が有りまして、
観にいらして下さいました多くの方々に感嘆の
お言葉と、楽しかった旨の、あるいはこのような
墨壷展は初めて見ました等のお言葉を頂きました。
どうも有り難う御座いました。
提供下さいました彫刻家の先生。お買い上げ
下さいました方々、骨董の店 甲斐 に足を
運んで下さいました多くの方々に厚く感謝
申し上げます。
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2018 年 4 月 3 日
花 武藏鐙
花器 黒高麗扁壷(李朝時代)
此の武藏鐙の花も自宅のベランダの鉢植えで
根付き、毎年店の花器に生けて楽しんででおります。
武藏鐙の名の由来は、武蔵の国で作られていた馬具の
鐙(あぶみ)に似ていることからの様ですが、
武藏鐙と言えばすぐ思いつくのが 伊勢物語の東下りの
武藏鐙の歌ではないでしょうか
伊勢物語
第13話 武蔵鐙
昔、武蔵なる男、京なる女のもとに、「聞こゆれば恥づ
かし、聞こえねば苦し」と書きて、うはがきに、
「むさしあぶみ」と書きて、おこせてのち、音もせず
なりにければ、京より、女、
武蔵鐙 さすがにかけて 頼むには とはぬもつらし
とふもうるさし
とあるを見てなむ、たへがたき心地しける。
とへばいふ とはねば恨む 武蔵鐙 かかるをりにや
人は死ぬらむ
最初はグロテスクに見えましたが、段々愛おしくなり、
今では、斑文様の皮に包まれてにょきっと三角錐の
芽が出てきますと、今年もよくぞ芽吹いてくれたと
思わず,先端を撫で乍ら、早く花を見せて頂戴と芽に
話掛けてしまいます。
此の武藏鐙の花に似ている花が浦島草です。
浦島草の特徴はなんと言っても,花の先端に長い髭が
伸びていることです。それと葉の形も全然違います
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2018 年 3 月 30 日
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墨壺展のご案内
彫刻家 K・S氏の
墨壷コレクション展
平成30年4月18日(水)
から
4月28日(土)
11:00~18:00
但し4月22日(日)は休み
日本藝術院会員の彫刻家で、東京スカイツリーのデザイン監修者
としても知られます澄川喜一先生が,御自分の彫刻に墨打ちすること
から、興味を持たれ、長年に亘って好きな墨壷をコレクションして
楽しんでいらっしゃいましたが、ご高齢で、次の世代に引き継いで
もらいたいと 骨董の店 甲斐 に一括して販売を託して下さいました。
総数32点ほどですが、その中には江戸期を中心に韓国、中国の墨壷も
含まれております。
頭領の心意気とでも申しましょうか,それぞれ用の美を備えつつも、
造形の優れた作品、ユーモア有る作品,あるいは寺に奉納の格式有る
墨壷等バラエティーに富んだ楽しいコレクション展で御座います。
どうぞご高覧の上、お買い上げ頂き度お願い申し上げます。
すでに発刊のアートコレクターズ4月号にも東京アートアンティックの
催し展として掲載されております。
4月15日発売の 目の眼 500号記念誌上にも掲載されますので
合わせてお読み下さい。
お待ち申し上げます。
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2018 年 3 月 30 日
花 愛らしい白花
花器 黒高麗扁壷
此の愛らしい白花は鳥が種を運んだのでしょうか。
4,5年前、ベランダの植木鉢で芽吹き、今では
大鉢いっぱいに増え、次から次へと花を咲かせ
毎日楽しませてくれます。
葉は韮のような細い葉で,韮と同じような、臭い
がしますが、花の付き方が違います。
何方か名前が解りましたらお教え下さい。
白花と対照的な黒高麗扁壷に生けて見ました |
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2018 年 3 月 24 日
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| 花 雪柳 馬酔木
花器 李朝白磁壷
私の住んでおりますマンションの駐車場の
周りに今を盛りと雪柳、馬酔木の花が
咲いております。
馬酔木の花は白と薄桃色の花が有りますが
今年は薄桃色の花が盛で、白色の花を圧倒
しておりました。
雪柳は真っ白な5弁の可憐な花を枝一杯に
咲かせ、まるで枝に雪が積もった風情です。 |
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2018 年 2 月 26 日
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| 花 河原撫子
花器 初期伊万里染付六角花入れ
河原撫子は本来9月~10月に掛けて咲きますが、
昨年鉢植えの河原撫子を店に飾って楽しんだ後、
家に持ち帰り、部屋の角の日当たりの良いところに
置いて、毎日水をやっておりましたら、なんと今の
時期沢山の花を付けました。
暖房の効いた、日当たりの良い場所に置いてある
ものだから花も季節到来と思って咲き出したもの
と思います。
凜とした初期伊万里染付六角花入れに此の可愛らしい
河原撫子の花を生けて見ました |
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2018 年 1 月 15 日
花 木瓜、桐、菊
花器 彌生大壺
久振りに桐の花の蕾に出会いましたので、
木瓜の明るい朱色の花と合わせて活けて
みました。
桐の花は大体4,5月頃に薄紫のいい香りを
放ちながら咲きますが、もう今から準備を
しておりますかと思いますと、蕾一つ々が
愛おしくさえ感じます。 |
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2018 年 1 月 5 日
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謹 賀 新 年
今年の正月は穏やかな天候に恵まれまして
皆様方も良き新年を迎えられましたことと
お喜び申し上げます。
今年もご健康に留意下さいまして、御自分の行くべき
道に邁進下さいまして、稔り多き年でありますよう
御祈念申し上げます
骨董の店 甲斐も京橋に移転しまして ,早5年目を
迎えることが出来ました。
これも一重に皆様方の暖かいご支援の賜物と
心より感謝申し上げます。
今年もHP上に皆様方に喜び、楽しんで頂けますような
商品を取り上げて参りますと共に、多勢の方々に
御参集頂けますような企画も練っております.
どうぞ宜しくお願い申し上げます。
平成30年1月5日
骨董の店 甲斐 小野 公子
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2017 年 12 月 26 日
平成29年12月30日(土)から
平成30年1月4日(木)まで
お休みいたします
平成30年1月5日(金) 12時より
平常営業を致します。
平成29年も皆様方の暖かいご支援を賜りまして
無事年末を迎える事が出来ました。
私は、今年の前半は身体の調子が優れず、
どうしたものかと思案する日々もありましたが、
食事と運動で生活習慣を変えて、努力している内に
何とか体調も回復しまして
12月1日からの 第6回 酒器展にこぎ着けることが
出来ました。
酒器展には多くの方々が御参集下さり、お買い上げ
頂いたりお楽しみ下さったりと殊の外、嬉しい日が
有りました。
誠に有り難う御座いました。
心より感謝申し上げます。
皆様方も御健康に留意下さいまして
良いお年をお迎え下さい
尚、お問い合わせ等はお気軽に
ご連絡ください。
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2017 年 12 月 18 日
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| 花 水仙
花器 頴川 呉須赤絵舟型花入れ
頴川は江戸中期の京都の陶工で、京焼中興の祖と
言われております。
中国の交趾,古染付,古赤絵,呉須赤絵などの写し
にすぐれ,とくに呉須赤絵写しは得意で,粗末な
白磁胎に鮮やかな赤や緑で豪放な絵付けを施す作品は,
中国のものをもしのいでいる。と言われております
そのような呉須赤絵の舟型釣り花入れですので、
花を選ぶところが有り、普段はそのまま飾って
楽しんでおりますが、背の低いしっかりした水仙に
出会いましたので、生けてみました… |
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2017 年 12 月 15 日
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| 花 藪椿 臘梅
花器 李朝白磁壷
李朝白磁壷に藪椿の濃い葉の緑と愛らしい
赤い花が映えて、花が壷を、壷が花をそれぞれ
引き立てて美しい情景です。
今年も後2週間。毎年ながら一年の経つことの
早いこと、早いこと。
「光陰矢のごとし」と言いますが、ちょっと
意味合いが違いますが、今年の年頭に心に誓った
目標にこの矢は命中したのか。
大分逸れてしまったようで、心苦しくも有りますが、
来年こそはもっと腕を磨いて、命中したいとやる氣
が起こるではありませんか。
来年のことを言うと、鬼が笑うか!
一年の締めくくりに慌ただしい人、年末商戦に
向けて忙しい人、年末、年始の準備に大忙しの
人、年末も関係なくのんびりしている人と、
色々な年末の過ごし方がありますが、そんな
一時美しい花でも眺めて、心の落ち着きと
安らぎを得られては如何でしょう。 |
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2017 年 12 月 12 日
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12月1日(金)~12月9日(土)まで
開催いたしました
第6回 酒器展は無事終了いたしました。
師走のお忙しい時期にも関わりませず、大勢の方々に
足をお運び頂き、お買いあげ頂いたり、好きな酒器で
お酒を飲んでお楽しみ頂いたりと,誠に楽しい9日間
で御座いました。
厚く御礼申し上げますと共に,感謝申し上げます。
寒さも一段と厳しくなって参りました。
どうぞお身体に気をつけて,良いお年をお迎え下さい
ます様心よりお祈り申し上げます |
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2017 年 11 月 4 日





李朝鶏龍山刷毛目盃
時代 李朝時代 15世紀~16世紀
寸法 口径 10.5㎝×11.5㎝
高さ 4㎝×4.5㎝
状態 無疵
伝来 神山繁氏、等々力孝志氏(半開居)
盃としましたら、少しおおき目ですが、
鶏龍山刷毛目の焼き物の中でも、盃として
絶品の焼き物で有ることを、二人の目利きが
認めて、愛玩していました盃です。
お買い上げ有り難う御座います。
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| 第6回 酒器展
2017年12月1日(金)~12月9日(土)
期間中3日の休日も催行
11:00~18:00
骨董の店 甲斐 にて
以上のごとくで 第6回 酒器展 を開催
申し上げます。
11月1日発売の「目の眼」誌上にすでに
広告を掲載しておりますが、ご覧頂けました
でしょうか。
今回の出品酒器の中には、かっての著名な
古美術愛好家の酒器の愛蔵品が何点か入って
おります。
例えば、小山冨士夫氏、安東次男氏、南健吉氏、
等々力孝志氏、神山繁氏、その他、
これらの方々とは、幸いにも私は生前直接
お付き合いさせて頂き、御指導を受け乍ら
大いなる影響を受けて、酒器数寄の今日の私
があるように思います。
これらの方々の情熱と、研ぎ澄まされた眼を
受け継いで、私達も大いに発奮して、御自分の
コレクションを充実させていけましたら、
どんなにか喜ばしいことでしょう。
師走の慌ただしい時季では御座いますが、
どうぞ、お越し下さいまして、酒でも飲みながら
酒器談義をお楽しみ頂けましたら幸いで
御座います。
お待ち申し上げます |
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2017 年 10 月 19 日
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| 花 釣り花 薄
花器 鉈篭
店のベランダの鉢植えの吊り花と薄です。
これらの鉢をベランダに据えてより3年になりますが、
枯れもせず、毎年吊り花は沢山の実を付け、薄は穂を
付けて楽しませてくれます。
吊り花は四季それぞれに表情が違いますので、
都会の真ん中の小さな空間にいて、まるで大自然の
中にいますような心地がします |
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2017 年 10 月 6 日
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果物 あけび
野菜 まくわ瓜、かわず瓜
膳 根来高脚膳
あけびの実は、厚い果皮と、中に種と白いゼリー状の
果肉が入っております。
紫色に熟すと果皮がぱっくり割れて中の種が顔を出し
丁度食べ頃になります。
果肉は種が多いので、食べると、ぺっ、ペット種を外に
吐き出しますが、この果肉がほの甘くて、甘い物の少なかった
私の子供の頃は格好のおやつであるとともに、
種を飛ばして競争をする等遊びの楽しみでも有りました。
野菜は、縞模様が入っている方がかわず瓜で、白っぽい方の
瓜がまくわ瓜です。
これらの瓜は東京のスーパーマーケット等では今は殆ど見かける
ことが無くなってしまいました。残念です。
このたぐいの瓜は漬け物にしますと、しゃきしゃきしてなかなか
美味しいものです。 |
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2017 年 9 月 11 日
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| 花 彼岸花、葭 西洋山牛蒡
花器 李朝白磁丸壷
久ぶりに多摩川の土手に散歩に行きまして、
土手の斜面に群生しております彼岸花を摘んで
来ました。
彼岸花と言うぐらいですので、例年ですと
丁度彼岸頃土手に赤い絨毯を敷いたように満開
に咲きますが、今年は八月の天候が不順だった
せいでしょうか10日程早い開花の様です。
。
彼岸花と一緒に薄も摘もうと思ってワクワクして
おりましたら、なんと薄の群生する箇所はきれいに
刈り取られてしまっていて,一本も摘むことが出来
ませんでしたので、多摩川の河原におりて葭を刈り
取って来ました。
花を生けて見まして、あの優しげな秋の風情を醸し
出す薄と、強さを表す葭ではまるで雰囲気が違った
物になる様です |
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2017 年 8 月 23 日
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| 花 吾亦紅,竜胆,女郎花 白百合 ベロニカ
花器 花籠
残暑お見舞い申し上げます
盆休みの騒々しさも、やっと落ち着きを取り戻して
仕事モードになって来ました。
今年は例年に無く曇天、雨模様の日が長く続き、
夏のあの かっ とした日差しが恋しいこの頃ですが、
これから取り戻すように暑くなるのでしょうか。
それにしましても、吹く風には何とは無し秋風の気配を
感じます。
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2017 年 8 月 7 日
夏 期 休 暇
8月11日(金曜日)~8月16日(水曜日)まで
夏期休暇させて頂きます。
尚,ご用ある方は携帯電話の方に連絡頂き
ましたら、すぐにでも対応出来ますので、
遠慮なさらずご連絡下さいませ。
皆様方の中には、お盆休みを故郷で過ごされる
方もいらっしゃいますことと思います。
故郷の美しい、懐かしい想い出をいっぱい吸って
明日への活力を再生してきて頂き度存じます。
皆様方それぞれ良き夏休みをお過ごし下さい。 |
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2017 年 7 月 26 日


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暑中お見舞い申し上げます
花 木槿 ゴーヤ
花器 鷹の餌ふご
茄子,胡瓜、オクラ、薩摩芋,馬鈴薯、韮、茗荷など
の身近な野菜はそれぞれ愛らしい,小さな花を付け
ます。
これらの野菜は毎日私たちの食卓を彩ってくれますが、
農家の無い都会ではなかなかこれらの花に巡り会うこと
が出きません、
ゴーヤはもちろん野菜ですが、都会でも「緑のカーテン」
等と言って軒先を涼しげに演出してくれ、割と目に付き
やすい野菜で,花も実も見ることが出来ます
今年は、ゴーヤの可愛らしい花と,まだあまり。
グロテスクでない小さな実を付けた茎をうまく採取出来
ました。
例年、このイボイボの実に似合わず愛らしく、小さな花
を付けますゴーヤの花を採取して、注意深く持ち歩く
ようにしておりましたが,店に着くまでにこの花は大概
落ちてしまって,なかなか開花した所を撮ることが出来
ませんでした。
今年はラッキーでした。
ゴーヤは非常に苦いですが、夏バテ防止に大変効果
ある、野菜です。
美味しく調理して,この暑い夏を乗り切りましょう.
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2017 年 7 月 11 日
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| 花 桔梗、霞草
花器 李朝白磁丸壷
皆様
お暑う御座います。
東京ももう30℃を超える暑さですが、熱中症に
掛かりませぬ様ご注意遊ばせ下さい.
清々しい薄紫色の桔梗花に夢見心地
(霞草の花言葉の一つ)の様な霞草を添えて
少しでも涼感を味わって頂けましたら
幸いで御座います |
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2017 年 7 月 5 日

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| 花 鉄仙花 ?花
花器 鷹の餌ふご
今朝銀座松屋の真裏に有ります花屋「野の花 司」に
行きましたら、沢山の花の中に?花を見つけました。
何か変わった花だなーと思いつつ一輪水指
より引き抜いてみましたら、なんと全身に
堅い棘が有り指に刺さってしまいました。
「この花の名前は何というのですか」と
お聞きしましたら、「地方から届いた野草の
梱包の中に一緒に入っていて、私達にも名前が
解りません」との返答で ?花としました。
何方か名前を知る方お教え下さい。
節の下にも堅い棘がありますが、そこはきれいに
棘を切って有りました。
余程、鳥や動物や人間から守りたい何かを持っている
花なのでしょうか |
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