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一口ラディシュ

2008 年 11 月 15 日 土曜日

                            肴   ラディシュ
                            器   三島皿
                            酒器  徳利  朝鮮唐津
                                 盃   初期伊万里花文盃
 

レシピ 
  1、ラディシュは葉と根を取り、よく洗う。
  2、小粒では4面に、大粒では5面に重なるように、
    包丁目を入れて水に放つ。
  3、赤と白の綺麗な花が咲いたようになります。
  4、器に盛り、葉をあしらって色どりにします。
  5、塩かマヨネーズをつけていただきます。

私は狛江市に住んでおります。まだ沢山の農地が有り、野菜
作りが盛んです。けさ農協の売店に初物として出ておりました。
色も美しく、柔らかそうでしたので、この様に取り合わせて
みました。

鉄製灯火器

2008 年 8 月 23 日 土曜日

     

                                                    花     やぶがらし

                                                   花器     鉄製灯火器     

                                                   器   初期伊万里蘭の手盃

 

   赤々と 日はつれなくも 秋の風          松尾 芭蕉

花の名は、やぶがらしと言う不名誉な名前をいただいておりますが、 草花を覆いつくす程の繁殖力、生命力を持つ強い蔓性の植物です。名前とは反対にかわいらしい花をつけます。よく観てみますと、手入れの良く行き届いた庭や垣根などにははびこっておりません。いつも心のお手入れを怠りなく生活出来ましたら宜しいですね。

利休七則を思いつつ花は野にあるように活けて見ました。

利休七則

1、 茶は服のよきように点て

2、 炭は湯の沸くように置き

3、 花は野にあるように

4、 夏は涼しく冬暖かに

5、 刻限は早めに

6、 降らずとも傘の用意

7、 相客の心せよ

この七則は茶道の心得として重要事ですが、よくよく味読しますと、相手の立場にたって思いやる心の持ち様、工夫を述べております。この精神は人生万般に通用するのではないかと思います。