酒器展 その7 古唐津盃6題
2025 年 7 月 9 日 水曜日
酒 器 展
25年7月11日(金)~7月21日(月)
11時~18時
骨董の店 甲斐 にて
1,斑唐津編み笠盃から時計廻りに
1、斑唐津編笠盃
寸法 口径 6㎝×4,9㎝ 高さ 4㎝
時代 桃山時代
状態 発掘伝世 蒔絵直し2か所あり
斑唐津盃で一番喜ばれる釉薬の発色ではないで
しょうか。
宇宙空間を漂いながら飲む酒は、旨味も壮大で
しょう。
1,斑唐津編み笠盃から時計廻りに
寸法 口径 6㎝×4,9㎝ 高さ 4㎝
時代 桃山時代
状態 発掘伝世 蒔絵直し2か所あり
斑唐津盃で一番喜ばれる釉薬の発色ではないで
しょうか。
宇宙空間を漂いながら飲む酒は、旨味も壮大で
しょう。
寸法 高さ 15.8㎝ 胴径 9.8㎝
時代 李朝時代 15C~16C
状態 無疵 染み有
容量 1合8勺
掲載 古美術 緑青 10 李朝の酒器
高台が広くがっしりして安定感ありますが、全体の姿は
とてもスマートで女性的な造形の徳利です。
白釉の掛り方も艶めいた箇所があり、なかなか手から
離せない面白さがあるようにおもいます。
銘「吉野」は愛蔵者の想い入れの銘でしょう
寸法 高さ 14,5㎝ 胴径 11㎝ 口径 4,7㎝
時代 15C~16C
状態 口半分蒔絵直し(青海波文)
釉剥けを共直ししております。
容量 1合8勺
満身創痍の絵刷毛目人参葉文徳利ですが、
まず、寸法の良さ、鉄絵の力強さ、腰の膨らみ
容量も一人酒で充分楽しめる、誠に得がたい
徳利です。
寸法 胴径 9,3㎝ 長径 12.3㎝ 高さ 12㎝
時代 1650年~1660年
状態 無疵
容量 8勺
大変繊細で、精巧な作りです。
薄い蓋も疵一つなく、大事に扱われて来たものと思われます。
祝い酒などで、少量飲むための容器でしょうか。
取り扱いに注意が必要です。
鑑賞で愛でる方が楽しい様に思います。
骨董の店 甲斐 にて
口作りの頸元から螺旋状に高台脇まで書き下ろした白釉で太く、細く刷いた
刷毛目文様には筆の勢いがあります。それでいて、肌艶は優しくしっとり
としておりまして、思わず両掌で抱きしめたくなります。
夏の暑さも忘れるほどのパワーを頂けるのではないでしょうか。
2025年7月11日(金)~7月21日(月)
11;00~18;00
骨董の店 甲斐 にて
寸法 高さ 16.6㎝ 胴径 10㎝
時代 桃山時代~江戸初期
状態 胴部に窯割れ有りますが、補修されて水漏れ
はありません。(2枚目の写真)
伊賀の水差し「破れ袋」の如し(少しオーバー)
容量 1合8勺
鉄釉はあくまで黒く、口辺の斑釉が映えます。
一人酒にも程良い大きさとおもいます。
口作り、頸、文様の一部の研磨はそれはそれは釉薬を
施したかのように光沢があり、滑らかな肌です。
小さな研磨された高台も魅力ある造形です。
此の美しい造形の中に、縄文人が自然とともに有った
様子が伺えますのは、現代人が、心の渇望を求めて,
縄文土器を求めてヤマナイ心理が理解できるように
おもいます。
価格その他のお問い合わせは下記にお願い申し上げます。
03-6228-7540
090-1509-5565
kimiko@kottounomise-kai.jp
桃山七宝には、引手の他、釘隠し、水滴、その他小
品が多いようにおもいます。
引手(特に襖の引手が一番)多いようにおもいますが、
七宝の引手になりますと、数少なくなるようです。
ここに挙げました、引手は、倹飩様式の引手に取り付けられた
もので、真ん中に摘みが付いております。
葵の葉を文様化したものでしょうか。その色は深々とした
濃い緑色を呈しております。
長年の使用による手擦れで。輪郭線の鍍金は摩耗して、金の
輝きを失っていますが。中側の鍍金の状態はまだ良好です。
濃い緑に金の輝き、さぞや、絢爛だったこととおもいます。
大事な物を入れる倹飩様式の箱に取り付けられたものと想像
します。
今でも立派に取り付けて、使用にたえます。
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大変大きな拓本です。
ほぼ原寸大で石仏を拓本にしておりますのは、大変な
技術が要ったと想像します。
嬉しいことにその置かれています石仏の場所と拓本を
取った日付けが書かれていますことです。
頭塔は奈良博からでも歩いて行けるほどの所にある、
奈良時代の石仏群です。
奈良時代、藤原広嗣のたたりで死んだ僧玄昉の頭を
埋めたとの伝説のため、頭塔と呼ばれていますが、
正しくは、東大寺の僧実忠が国家安泰を祈って築いた
土塔の跡といわれています。 方形の封土を3段に築き、
その4面に石仏を配列したもので、現在浮き彫りの
石仏が13個あり、奈良時代の数少ない石仏群として有名
です。
私がこの拓本を求めた時(24,5年前でしょうか)、
頭塔に行き、この拓本の石仏にあった時の感激は今でも
忘れられません。
今の様に整備される前でしたので、訪れる人も稀で、
自然の状態でしたので、石仏一つ一つが生きて、輝いて
おりました。四方の石仏群を見飽きることもなく、
日がな一日を過ごしたものです。
今の様に整備して、コンクリートで固めてしまったら、
奈良朝のあの優しい笑みの仏様もがんじがらめの表情に
なってしまっておりますのは誠に残念です。
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紫檀か鉄刀木(たがやさん)のような固い木に実に丹念な彫り込みの
水盂です。
仏手柑を抱えるように、仏手柑の木の葉、つぼみ、花を
彫り込んで底を作りだして安定感のある形にしております。
柑橘類独特の柚子肌の表現を全面に彫込み、その緻密な
仕事には、只々驚くばかりでございます。
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時代 18世紀
状態 無疵
会席料理用の華やかな赤玉瓔珞文蓋碗です。
お出しの良く効いた、彩りよい煮物の蓋を
開けたら、その彩りは目をたのしませ、
その香りは鼻をくすぐり、舌はその味わいを
堪能して、なんとも至福の時をすごせます。
お正月の祝い膳に場を華やかにしつらえて
くれますこの器を取り入れてみては如何でしょう。
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雪輪文は五穀豊穣の吉祥文として、古くから愛され、色々な分野に
取り入れられておりす文様ですが、焼き物の口辺がこのような造形に
なっておりますのは大変珍しいのではないでしょうか。
柿右衛門独特の白磁の色はあくまで濁手で白く、繊細な造形です。
しかも優しくて、華やかさがあります。
このわたなど入れて頂いたら、器もこのわたも引き立ち最高でしょうね。
盃にちょうど良い寸法ですので、鍋でも囲みながら、友と、おいしい冷酒
でも飲みながら年の瀬の語らいなどにもお楽しみいただけるとおもいます。
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寸法 長径 17㎝ 短径 12㎝
高さ 4.5㎝
時代 江戸初期
状態 5客共無疵
御深井焼の定義は今なお はっきりしないところがあります様で
名古屋城内にあった、尾張徳川家の御用窯として、名古屋城の
御深井丸にその窯があったことから御深井焼と呼ばれるようになった
のと、美濃でも灰釉に長石を加えて焼く御深井焼が同時期作られて
いるようです。
此の向付けがどちらの産かは判りませんが、型打ち技法でその端麗な
造形と釉薬の美しさにすでに遠州のきれい錆の美の指導が入って
おりますように感じとれます。
見込みや、高台脇の灰釉の溜まりの緑が、とても映えます。
美味しいお刺身など盛ったらさぞかし旨味が増すことでしょう。
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李朝の刷毛目盃の面白味は、なんと申しましても、刷毛目の勢い、
濃淡、流動性にあるのではないかと思います。
この盃は、箱書きにも「小茶埦」とありますように、お茶をなさる方が
茶箱に仕込もうと大事に愛用なさっておりましたので、少し口径が
広いですが、
口辺から5㎝ほど下がった箇所より、見込みにかけて、刷毛目を
施しておりますので、施されていない部分は鉄分の多い焦げ茶色を
呈しておりますので、視覚的には口径の広さを感じません。
刷毛目の白薬は、使い込まれてすでに、自然の風合いが出ており
ますが、愛飲するほどに景色が育っていく楽しみを味わうことが
出来るのも、刷毛目の喜びの一つと思います。
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皆様方 東京は一端落ちつきましたコロナもまたもや 感染者が増えて、経済との両立と言うことで。 混沌としております。私も、開催するべきか,中止あるいは延期と いう事も。考慮いたしましたが、色々準備も その間進んでおりましたので、決行することに しました。現代の東京のコロナの様子では、上京したくても 上京出来ない方もいらっしゃいます事と思います。 そのような方で、酒器や花器にご興味のある方は、 どしどし電話、あるいはメールでお問い合わせ くださいませ。 成るべく、ご相談に乗れます様致します。。 愈々21日(火)より始まります。 |
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