商品のご案内

交胎盃  唐時代

2021 年 5 月 7 日 金曜日
寸法  口径 7.3㎝  高さ 4.5㎝

時代  晩唐時代

状態  口辺に共直し有
見込みの釉溜りがカセています。

 

 

唐時代の華やかさがこの交胎の盃に偲ばれますような
雰囲気の盃です。

黄釉交胎とは日本で言いますところの練り上げのことで、
違う性質の土をよく練りあげてその文様を作り、作品に
仕上げたのち黄釉を掛けて焼き上げた作品のことです。

その文様は木目のようにも見えますが、変幻自在の
文様は魅惑的であります。
正倉院の伝世品のほか発掘品を含めて膨大の数ある三彩釉
の作品に比して、あまりに少ない交胎です。
それは技術的に難しかったのでしょう。数も少ないし、
小さな作品が多いようにおもいます。

その上、この盃は、盃の基礎の造形を見るような端麗な
造形です。

惜しむらくは、口辺を共直ししておりますことと、見込み
の釉薬の溜りがカセておりますことです。

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赤織部茶碗の仕覆出来上がりました

2021 年 4 月 30 日 金曜日
4月13日HP上に公開しました
美濃赤織部茶碗の仕覆が出来上がりました。
茶碗につきましては、ご面倒でも上記日付けの
箇所をもう一度ご覧頂きますとうれしいです。

古渡更紗の白地菱繫ぎ花文のざっくりした風合い
の仕覆です。
やはり仕覆を着せてあげますと、一段と見栄え
も、体裁も良くなり、嬉しいものです。
お客様にも見せやすくなるようにおもいます。

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美濃御深井釉魚水滴  

2021 年 4 月 27 日 火曜日
寸法  長さ 7.2㎝  高さ 3.3㎝

時代  17世紀前半

状態  胸鰭の片側補修

 

口作りがマンボウのような特色有ります愛らしい
魚の水滴です。

轆轤水挽き成形の円筒形を基にして魚形に変形
され、眼は〇印花文、鱗は半円印花文で表して
おります。口は粘土紐を貼りつけた様子が何とも
ユーモアを呼ぶ造形になって、この魚を特徴ずけ
ております。
背中の土をつまんで背鰭にしておりますのも、
手抜きのようにも見えますが、簡略化されて
おります。

腹の底を除いて全面に御深井釉がきれいに掛かって
おります。

もうすぐ端午の節句です。
この愛らしい鯉の水滴を眺めながら、子供の頃
鯉のぼりを仰いだ、在りし日を思い出して
お楽しみ下さい。

このように小さな造形の作品は、机上に置いて
楽しむのも、また、掌中に在って撫で楽しむのも
宜しいように思います。

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千手観音の手

2021 年 4 月 24 日 土曜日
寸法  手の高さ 9.5㎝  全体 17㎝

時代  鎌倉時代~南北朝時代

状態  持ち物なし

 

千手観音の沢山有ります手の中の1手ですが、この人差し指に
全神経が集約されておりますような嫋やか(たおやか)さです。

よくぞ、この細い指が折れることなく、今日まで来たものと
驚きと感謝です。

表面の削り目も美しく。指の先端まで削りだけで仕上げて
おります。

写真のようにどの方向からでも楽しめますように、台を設え
ました。
それぞれ表情が違って見えますのも楽しいです。

価格 45.000.-

お買い上げ有難うございます。

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李朝三島瓔珞文徳利

2021 年 4 月 13 日 火曜日
寸法  高さ 14㎝  口径 3.7㎝

時代  15世紀~16世紀

状態  無疵

容量  330cc

 

大変珍しい文様と思います。
私も沢山三島の徳利は扱っておりますが、
此の文様は初めてでございます。

瓔珞文が三方に象嵌され、中には菊文が
象嵌されております。

結構、使い込まれておりますので,肌も
しっとりとして、トロトロです。

酒の入りも出も,切れもとても良いです。

一人酒には丁度良い大きさと想います。

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赤織部茶碗

2021 年 4 月 13 日 火曜日
寸法  口径 15.5㎝×14.5㎝
高さ 6㎝

時代  江戸初期時代

状態  無疵

箱書き 蓋表  織部
蓋裏  古山子(小山富士夫)

 

 

赤織部独特の赤味を帯びた肌に、白泥と鉄で十字文と
蓮根を輪繫ぎしましたような文様が描かれております。
外側にも、筋入りの蓮根のような文様が描かれており、
内側にも外側にも緑釉を数点散らして装飾しております。
文様の様子からしまして、江戸期に入る作品と否めない
ようにおもいます。

内面の底は一段落ち、鏡のようになっており、円錐ピンの
目跡が4個あります。
口縁近くの白っぽく見えますのは全面にかけた長石釉です。

美濃の織部焼の中に在って、白土と赤土を合わせて焼く
いわゆる鳴海織部は数少なくなってきますが、
赤織部になりますと、香合のような小さな作品は見かけ
ますが、茶碗や鉢に至っては数少なくなるように思います。
焼き物に適した鉄分の多い、赤土が少なかったのではない
かと思われます。
それゆえに、貴重な作品と思われます。

ほんの少し歪みがあり、茶の緑も映えて、茶心を誘います。
これからの季節大いにお楽しみ頂きたい碗でございます。

古山子(小山富士夫)の箱書きのあるのも嬉しいです。

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李朝白磁盃

2021 年 3 月 31 日 水曜日
寸法  口径 7.8㎝  高さ 5.3㎝

時代  18世紀~19世紀 分院窯

状態  無疵

 

 

李朝独特の全うな造形です。

大きくもなく、小さくもなく、酒飲みには
程良い大きさの盃です。
内側にも外側にも薄っすらと青い釉薬が垂れて
景色をなしております。(2枚目の写真)

これからの季節、清潔感、清涼感があって、
酒をそそられます盃とおもいます。

美味しい冷酒を一献召し上がれ。

価格  150.000.-

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金銅製銅紐花器

2021 年 3 月 30 日 火曜日
寸法  高さ 18.7㎝  口径 7.3㎝

時代  明時代

状態  台の足に折れの跡あり

 

装飾は頸と高台に胴紐が2本線と1本線だけの、スキット
した造形です。
薄っすらと鍍金が残った銅肌は伝世の滑らかさを保持
しております。

この造形から想像しますに、仏花器ではないでしょうか。
長年花を、水を入れ替えるたびに、人の手に触れ撫でられて、
スッカリ鍍金は剥落しておりますが、ルーペで観ますと
薄っすらと鍍金は残存しております。

仕覆に入って、箱に入っておりますので、茶方の方が大事に
して、この花器にふさわしい花があったとき花を入れて、亭主、客
共に楽しんだのではないでしょうか

価格 150.000.-

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古銅桃形書鎮

2021 年 3 月 23 日 火曜日
寸法 全長 12.4㎝  高さ 4.8㎝

時代  室町時代~桃山時代

状態 一枝取れております。

 

 

大きさと、重みの有ります書鎮ですので、紙などを
押さえる実用性と桃を形どった美的な造形とを兼ね
備えております。

古銅の書鎮には動物,龍,鳳凰などの形が多いですが、
これは桃形という珍しい造形です。

桃には古来から邪気を払い、不老長寿を与えるとされて
きておりますが、日本でも、すでに、「古事記」に
イザナギ尊が亡き妻のイザナミ尊にもう一度会って、連れ
戻そうと黄泉の国に合いにゆきますが、イザナミ尊は
黄泉の国の食べ物を食べて、その姿は恐ろしく、醜い姿
になっていました。この姿を見たイザナギ尊は驚いて
一目散ににげだします。
イザナミ尊は「黄泉の国で私の姿見たイザナギを許さぬ」
と8注の雷神と黄泉軍に追わせました。
必死に逃げてきたイザナギは地上との境にある黄泉比良坂
(よもつひらさか)の麓までにげてきた時に、そこに生えて
いた桃の実を3個とって投げつけると、雷神と黄泉軍は撤退
して追い払うことが出来たのです。

これにより桃の実は、イザナギから「オオカムズミ」の神名
を授けられました。
「大いなる神の実」

桃にはこのような面白い、物語があったのですね。

この書鎮を愛用していました書家、画家、の姿を思いますと、
本人の、あるいは作品の不老長寿、霊威を願いつつ一心に
書き、描いていたものと思われます。

 

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赤漆撫子盆に酒器3点

2021 年 2 月 24 日 水曜日
徳利 李朝白磁凸帯文徳利

寸法  高さ 15㎝
状態  無疵
容量  1合6酌

大きさ、容量、酒の出の良さ、目を引く造形、
持ちやすさ、白磁の美しさと、時代は李朝後期
ですが徳利としての諸条件を備えております。

盃  初期伊万里染付寿文鎬盃

寸法  口径 6.2㎝  高さ 4.3㎝
時代  江戸初期
状態  呼続、金直しあり
外側が全体にかせ気味

初期伊万里盃の中でも希少で、人気の高い盃です。
仕覆、容器を見ておりますとこの盃への思い入れが
見て取れます。酒器の店 甲斐 が特にお薦め
します盃でございます。

盃  古染付捻じり文盃

寸法  口径6.8㎝  高さ 3.2㎝
時代  明末清初
状態  無疵

古染付盃の中でもこの捻じり文盃は定番ですが、
見込みに文様を入れて、酒を入れたときの効果を
引き立てて、酒をおいしく見せてくれます。

これらを載せております赤絵漆撫子文のお盆は、
柳 宗悦先生や白洲正子さんだったら必ず
お買い上げ下さっただろうと思われます優美な

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斑唐津盃

2021 年 2 月 17 日 水曜日
寸法  口径 9.2㎝  高さ 5㎝

時代  桃山時代

状態  銀繕い1か所
箱あり

 

発掘されてそのままの状態で、業者の手に渡った
ものとみえ、大変生い状態で私の手に入りました。

帆柱窯の砂岩を打ち砕いて挽いた、大変見易い
斑唐津盃です。
何と申しましても、疵氣の少ないのは嬉しいです。

藁灰釉の中の鉄分が青味を帯びた斑状に大分
なっておりますので、酒を楽しみながら、
育てる楽しみ、喜びのある盃ではないでしょうか。

高さが有りますので、余り大きさは感じられません。

誠に貴重な斑唐津盃と思います。

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李朝紙縒り8角薬入れ

2021 年 1 月 27 日 水曜日
寸法 径 6.3㎝  高さ 3.5㎝

時代 18世紀~19世紀

状態 使用による漆の変化

 

本体は紙縒りで制作し、それに厚く漆を掛けて、
真鍮の鋲で飾りと、蓋の開け閉めができるように
なっております。
李朝の紙縒り製品は好きで、色々な造形の製品を
扱って参りましたが、このように紙縒りの網目が
見えない程、漆を厚くかけておりますのはあまり
見かけません。
ちなみに中側は網目が見えます。
薬を入れるため、湿気を防ぐ為の様におもいます。
毎日服用しなければならない大事な薬が入って
いたと見え、蓋の漆は焦げ茶色が剥げて、茶色に
なっておりますが、この色の変化も味わい深いです|

価格 ¥48.000.-

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酒器と花器展のお知らせ

2020 年 7 月 19 日 日曜日
皆様方
東京は一端落ちつきましたコロナもまたもや
感染者が増えて、経済との両立と言うことで。
混沌としております。私も、開催するべきか,中止あるいは延期と
いう事も。考慮いたしましたが、色々準備も
その間進んでおりましたので、決行することに
しました。現代の東京のコロナの様子では、上京したくても
上京出来ない方もいらっしゃいます事と思います。
そのような方で、酒器や花器にご興味のある方は、
どしどし電話、あるいはメールでお問い合わせ
くださいませ。
成るべく、ご相談に乗れます様致します。。

愈々21日(火)より始まります。
マスクだけは付けてお出かけ下さい。
お待ち申し上げます。

https://www.instagram.com/kottounomise_kai/

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和更紗人物文

2020 年 7 月 1 日 水曜日
寸法 裂 縦 28.5㎝ 横 40.5㎝
額 縦 43㎝  横 56㎝

時代 江戸時代前期~中期

状態 良好

 

私は幸いにも1990年代に加賀前田家の白地笹蔓金更紗
を1巻扱う事が出来ました。それはそれは綺麗な状態で
最後の箇所は70㎝程真ん中を切って有りましたが、
それを綺麗につなぎ合わせて元の幅にして有る物でした。
長さは4mほどだったでしょうか
そのつなぎ合わせた箇所を裁って我が手にとの想いが
頭をかすめましたが、他の物と同じく裂も切り口はわか
りますので、欲の気持ちを納めました。、
この巻物金更紗は我が母校に納まりました

その後、この人物文和更紗の額が手に入りまして、
是は輸入品の白地笹蔓金更紗を和様化した物と確信しま
した。
この額は裂のコレクターにお買い上げ頂きました。
それが廻り廻って私の手元に又転がり込んで来ました。
なんと嬉しい事でしょう。

白地の木綿はざっくりし、唐草文は伸びやかに印刷為れ。
ております、
背の高い方はオランダ人かスペイン人、背の低い方は
中国人でしょうが、それぞれ写実に近い表現をしており
ます。

額のガラスが外せず、観にくい点お許し下さい。

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