商品のご案内

総織部盃

2017 年 11 月 22 日 水曜日

 

寸法  口径 6.7㎝  高さ 3.7㎝

時代  桃山時代~江戸時代初期

状態  内側、外側にくっつきの跡有り
口片に小ボツの金直し2箇所有り

 

 

お酒を注ぎますと,まるで深山の澄んだ湖底
を覗き込んでおります様な深い色合いの
織部釉です。

窯の中で、火の風に煽られてのでしょうか
釉薬の流れも勢いよく,変化に富んでおります。

内側、外側にくっつきの跡がありますが、
きれいに削り取って有りますので、お酒を
飲むのには,影響有りません。

 

12月1日からの「第6回酒器展」に出品いたします。

 

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李朝刷毛目徳利

2017 年 11 月 16 日 木曜日

 

 

寸法  高さ 13.8㎝  口径 3.6㎝

時代  李朝時代 15世紀~16世紀

状態  無疵

容量  2合

伝来  「三楽庵」大原孫三郎氏旧蔵
図録を作る段階では解りませんでした。
その後解明しましたので補足します

 

 

この手の刷毛目の中では、おとなしい刷毛目ですが
長年の使用による染み色の変化が好ましい状態で
出ております。
口作りは漏斗口ですが、小さく、全体の造形は、
あまり類型をみない丸みゆえ、高台が厚くかっちりして
おります割には、とても優しく、柔らかな感じに見えます。

手に持つ胴経も,持ちやすく,注ぎ易い徳利です。

大実業家で、大原美術館を持ち、民芸。お茶の世界と
幅広く蒐集なさっておられました大原孫三郎氏が愛用
していた徳利と頷けます逸品です。

末長く楽しめます徳利と思います。

 

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無地志野筒盃

2017 年 11 月 14 日 火曜日

 

寸法  口径 5.5㎝  高さ 7㎝

時代  桃山時代

状態  口片に金繕い有り

 

 

釉薬の調子からみまして、桃山時代の
元屋敷の登り窯で焼かれた物と思います。

高台脇の指跡と高台は志野独特の赤味が
出ておりますが、全体には長石釉が良く
溶けて、白い肌合いですが、長年の使用で
其の白も淡い肌色を呈しております。

この手の大きさの盃は日本酒の他にも
蒸留酒等も受け入れてくれます。
大変使い勝手の多様な、楽しみな盃です。

伝来の途中で、茶入れになったのでしょう。
牙蓋が付いております。

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無地唐津大片口

2017 年 11 月 13 日 月曜日

 

寸法  口径 16.5㎝  高さ 10.5㎝

時代  桃山時代

状態  ニュー1本

容量  3合

 

 

唐津焼きの魅力をたっぷり持ち合わせました
実に堂々とした大片口です。
長石が多く混じった見込みの釉薬は
焼け縮れて一部露体が覗いておりますが、
これが見込みの景色になるのではないでしょうか。
表側の釉薬は良く溶けて艶々としております。

長い間でも、あまり使われている様子が無く
全体にとてもきれいです。

3合はたっぷりとお酒が入りますので、
暮れから正月に掛けて、多勢で宴会する場合には
使い勝手の良い片口で場を盛り上げてくれるもの
と思います。

 

 

すでにHP上で
「第6回 酒器展」
12月1日(金)~12月9日(土)
 11:00~18:00

を、御案内しておりますが、本日から少しずつ
詳細を御案内申し上げます。

図録がお手元に届いて、詳細を御希望の方は
コンタクトにご記入下さいまして、お送り下さい。

 

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そば猪口三種 其の三

2017 年 10 月 21 日 土曜日

 

羊歯市松文猪口

寸法 口径 6.5㎝ 高さ 5.5㎝

時代 18世紀

状態 高台に小さなホツ有り

 

斜め格子の市松文の中に羊歯文を描いた
猪口ですが、石畳み文とも呼ばれます中が
染付で塗りつぶされております市松文は
とても強く見えますが、このように斜め格子
文で、間の羊歯文も余白を一杯取って
有りますので、全体におおらかで優しく
見えます。

高台の状態から先の2点より少し時代は上がる
と思います。
見込みの1点落ちた鉄釉は色白美人のホクロ
の様に見えます。

この猪口で今、梅サワーを飲みながら
この文章を書いておりますが、量もそこそこで
酒器としても楽しめます猪口です。

 
価格 80.000.-

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そば猪口三種 其の二

2017 年 10 月 21 日 土曜日

 

暦文猪口

寸法  口径 7.5㎝  高さ 6㎝

状態  ニュー1本有り

時代  18世紀

 

李朝青沙器に細かい点で線状に施した
象嵌文様を、昔三島大社から頒布していた
暦文に似ていると言うことで「三島暦文」
と言う名前が付いたようですが、
この細かい線状をびっしり書いているので
この手のそば猪口も暦文としているのでしょう。
なかなかおもしろい文様と思います。

 

価格 45.000.-

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そば猪口三種  其の一

2017 年 10 月 21 日 土曜日

 

花唐草文と山水文のかき分け猪口

寸法  口径 8.8㎝  高さ 6.8㎝

時代  18世紀

状態  小さなニュウ1本有り

 

 

普通花唐草文猪口や蛸唐草文猪口は全面に
唐草文様が描かれますが、この作品は
山水文とのかき分け文様になって、珍しい
猪口です。
口片はなだらかな輪花になっており、
裾には連弁文を付けて変化を付けております。
見込みには、2重圏線の中に花唐草文が描か
れております。
高台は蛇の目高台で中だけに釉薬が施して
有ります。
大きさが有りますので、彩り良い酢の物でも
盛って楽しまれるのも宜しいかと思います。

 
価格 65.000.-

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無地唐津盃

2017 年 10 月 19 日 木曜日

 

寸法  口径 7.3㎝×8.5㎝
高さ 4㎝

時代  桃山時代~江戸初期時代

状態  無疵

 

 

寸法でもおわかりの様に編み笠状になっております。
良く焼きしまった釉薬は一見堅く見えますが、
使い込んで、柔らかい肌をしております。
内側、外側の釉切れは赤く景色を成しております。
少し厚めの器体で、唐津らしい唐津盃です。
惜しげ無く毎日のお酒を楽しむにはもってこいの
盃と思います

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李朝白磁丸壷

2017 年 9 月 6 日 水曜日

 

高さ   寸法30㎝  胴経 31.5㎝
口径 14.5㎝   高台径 13㎝

時代  18世紀~19世紀
 

状態  高台から少し上がった所にニュウ有り(氷割れ
と思います)
水漏れはしません。

 

柳宗悦氏は ”朝鮮とその芸術 の中で
「李朝の陶磁器の美は自然が加護していると
私は想う。雅致はすべて自然が与える恵み
である」と述べておられます。
正にこの壷を繁々とみておりますと,胴の
張りは不均衡、高さは少し傾き加減ですが、
その自然な姿に、「雅致はすべて自然が与える
恵みである」の言葉通りの様に想われます。

ここに挙げます白磁丸壷は口作りはやや高い
ですが、(後期の壷ほど高くは無く)
白磁の色は透明感有る白磁色で、1箇所胴から
高台に掛けてY字状に薄く緑色の釉薬が垂れて
おります。(説明文以下最初の写真)
口作りに直しの無いのは嬉しいです。

李朝時代の儒教精神が焼き物の中に反映されて
いるのでしょうか。
そこには、儒教精神の高潔感や自然観の様な
雰囲気が漂っております様に感じます

 

この李朝白磁丸壷だけでも眺めて美しく,鑑賞
に耐えられますが,花を生けましたら,花も
壷も益々,お互いを引き立てて美しく見せて
くれます。
2017年5月10日「芍薬を生ける」
2017年7月11日「桔梗、霞草を生ける」
をご参照下さい

 

 

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初期伊万里染付蘭の手盃

2017 年 8 月 23 日 水曜日
寸法  口径 6.2㎝  高さ 4㎝

時代  江戸初期

状態  口片に5箇所の金繕い有り
胴に1箇所くっつきを削った跡有り

 

 

真っ白い肌に濃くなく、薄くない染付でゆったりと
蘭の花が表と裏に描かれております。

この軽妙闊達な図柄は,この時代に生まれた初期
伊万里の中だけにしか見られない生気や活力の
賜物ではないでしょうか。

又,この当時磁器焼成への強い思いと願いが込め
られて中国景徳鎮の焼き物を目指して,試行して
おります。然しあまり時を得ずしてすでに、
このような文様の和様化を見ますと、
愛おしくさえ思えます

器形は中国明末の煎茶茶碗に似て、腰のあたりが
少し開いておりますので、お酒もたっぷりと入り
ます。

発掘品とは思えない程の美しい肌と器形と状態
です

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李朝白磁盃と托

2017 年 7 月 28 日 金曜日

 

寸法  盃  口径 6.8㎝  高さ 5㎝
盃台 口径 10.8㎝  高さ 3㎝

 

時代  李朝時代18世紀~19世紀

 

状態  無疵

 

 

色絵柿右衛門牡丹唐草文盃と盃台に
続きまして、
李朝白磁盃と托を公開いたします

李朝分院窯の白磁盃と托の組み合わせ
ですが、これ等は本来は祭器だったの
でしょう。
分院窯独特の青味がかった釉薬がほの
見えて白磁をなお一層味わい深く見せ
ております。

柿右衛門牡丹唐草文盃と盃台同様、
白磁盃と托も、盃単体で出て来ることは
ありますが、このように組みになって,
しかも疵一つ無く出てきましたのは嬉し
いかぎりです。

形その物には何の衒いも無く、素直な
造形と、味わい深い白磁とが相まって、
とてもさわやか感に満ちております。

 

酒器仲間の改まった席などに、このような
組み物の李朝白磁盃で飲むのも,一興
かと思います。

箱は作り替えております。

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李朝家具トンケ

2017 年 7 月 4 日 火曜日

 

寸法  幅 59.5㎝ 奥行 55.7㎝ 高さ 29㎝

時代  李朝時代

状態  傷み無し

 

トンケとは貴重品、あるいは銭函として使用された家具の様です。
バンダチと違う点は、バンダチは正面が折れて開閉出来る様式
を言い、トンケは天板が半分に折れて開閉出来る様式を言うそうです。

このトンケは厚さ3㎝ぐらいある松材を使用し、とても頑丈な作りです。
金具は鉄材にさび止めの漆を掛け、松材の方にも漆を掛けて大変丁寧な
仕上げをして居りますので、オリジナル家具の美しさを十分備えております。
鍵もオリジナルで、開閉も簡単に出来ます。
家具の性質上オンドルの効かない部屋に置かれたのでしょう。
底に付いた2本の脚は厚いですが、低いです。

このトンケ自身を簡単に持ち運べ無いように、思いの外重いです。
この重さはトンケにとりましては大事な要素なのでしょう。(金庫が重いように)

李朝家具はリメイクされた物が結構多い中にありまして、このように
オリジナル家具を観ますと、胸の空く思いで御座います

貴重品や酒器など入れて、部屋の装飾家具としてお使いになるのも
宜しいかと思います。

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欅材手力盆

2017 年 5 月 10 日 水曜日

 

寸法  42.5㎝×30.5㎝  高さ 4.7㎝

時代  江戸時代

状態  無疵

 

 

欅の杢目の美しい手力(たじから)盆です。
代々の人達により、きれいに手入れされてきた
のでしょうか。鈍い光沢を呈しております。
隅入りの外周は細く、低く縁取られて、上品さを
醸しております。

脚の付け方は手力盆、安居屋盆などと同じく
溝に片側から脚を押し込んで別材を打込んで
とめております。
箱に春日臺と書かれて居りますので、春日大社系
の神社で大事に使われていた盆でしょう。

縁取りが低く、細いですので、酒器の盆にするの
が適していると思いますが、花台などにしても
楽しいと思います。この場合い、がさがさした高台の
徳利や盃は盆に疵がつきますので要注意で御座います。

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根来隅切り高脚膳

2017 年 5 月 1 日 月曜日

寸法  径 26.8㎝×26.8㎝ 高さ 7㎝
縁の立ち上がり寸法 2㎝

時代  室町時代

状態  無疵

 

 

5㎝程の凹形の脚の付いた根来隅切り膳です。
類例の少ない膳ですが、神前あるいは佛前に
供物をお供えするための膳でしょうか。
あるいは高貴な方に菓子等を供する為のお膳
でしょうか。

表、裏面には時代のなせる美しい断文が走り
朱色と黒の文様を一層引き立てております。
いずれに致しましても、とても状態の良いお膳で
御座います。

酒器を載せて楽しむのも宜しいでしょうが、
12,3㎝位の佛像等を載せて楽しまれますのも
一興かと思います。

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頴川赤絵釣花生

2017 年 3 月 1 日 水曜日

寸法  幅 24㎝
高さ 胴体 5.2㎝ 舳先 9.8㎝

時代  1753(宝暦3年)~1811(文化8年)

状態  無疵

 

 
頴川は京都の大質商で育ちますが、趣味から
作陶に入ります。研究熱心で、磁器の
焼造に成功して、京焼における磁器の先駆者
となり、門下からは、木米、道八等の著名な
名工が輩出しております。
頴川は、古染付風、呉須赤絵風が特に優れて
いたようです。

 
この吊花生けの花鳥文は暢達な筆致で、
まるで明の呉須赤絵の絵を見ている様です。
生地が失透気味で少し黄味がかっております
ので、優しい風合いを出しております。

片方の舳先の下の部分に 頴川 の銘が
入っております。

釣花生となっておりますが、底が平らですので、
置花生けにも使えます。

木苺、桜百合、クリスマスローズを生けて
みました。

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井戸盃

2016 年 12 月 28 日 水曜日
SONY DSC

寸法  口径 9㎝  高さ 4㎝

時代  李朝時代

状態  ニュウを金で止めております。

 

 

茶方では井戸茶碗の評価は非常に高く、
2013年に根津美術館で開催されました
「井戸茶碗 戦国武将が憧れた器」
展では70点ほどの名碗が展観されましたが
さて、盃となりますと、ぐっと少なく
なってしまいますが、
それ故に井戸盃に憧れを抱くのではない
でしょうか

この井戸盃は、琵琶色がかった釉に
白い釉が内、外奔放に流れて景色を
なしております。
全面に貫入が入り、高台脇は梅花皮
を呈しております。
高台内には小さな兜巾をみせ、片薄高台
に削られ、畳付きにも釉が掛かり、目跡
が4つ見られます。
口辺の金繕いはニュー止の金繕いです。
広い見込みには5つの目跡がありますが、
余り目立ちません。

お酒を飲むたびに、ほんのり赤みを帯びた
琵琶色釉肌は、喜びを与えてくれます。

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高麗茶碗

2016 年 11 月 18 日 金曜日
SONY DSC

寸法  口径 13.3㎝  高さ 6㎝
高台径 5.5㎝

時代  15世紀~16世紀

状態  ほんの小さい銀繕い1箇所
ニュー2本

 

 
腰には3本のくっきりした轆轤目が走り
緩やかに丸みを帯びて端反の口縁に達して
おります。。
見込みは広く、大きな茶溜まりの廻りに
目跡が3個みられ、細かい貫入が一面にみられます。

琵琶色釉は全体に良く溶けて、艶やかな肌を
しております。
高台脇の部分は一箆入れてありますが、
梅花皮状にならずに、秞がきれいに溶けて
おります。
高台内には斗金が立ち、畳付きは片薄で、
竹の節高台です。

このように書いてきますと、
高台脇の削りに、あるいは高台内に梅花皮が
あったら正に小井戸茶碗と言える碗です。
誠に残念で御座います。

大きさは手頃ですので、誠に使い勝手が宜しい
です。
心の平静を養う為にも、健康を維持する為にも
毎日お茶を点てて
この茶碗と楽しんだら如何でしょう

参考写真
根津美術館 2013年秋の特別展
戦国武将が憧れたうつわ
井戸茶碗
No 3 大井戸茶碗 銘 本願寺

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