商品のご案内

方形泥宝塔

2019 年 5 月 22 日 水曜日

 

寸法   高さ 7.5㎝  基壇径 3.5㎝

時代   藤原時代

発掘地  奈良箸尾出土

状態   良好

 

 

「造塔延命功徳経」の中などに、塔を造る功徳が解かれて
おりますが、,延命、除厄に預かろうと沢山の泥塔を
造って、奉納したものです

特に、藤原時代、鎌倉時代に盛んに造られます。其の中でも
大治2年には崇徳天皇の増長宝寿の為に,毎日100基
総計37100基造立供養されたそうです。{日本の美術 塔
塔婆,スツーパ}より
凄い数ですね。

この泥宝塔は、全体に赤く焼き上がり,型の抜けは抜群に良い
ので、形も端正で、小さい乍らも、見応えが有ります

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古備前火襷徳利

2019 年 5 月 18 日 土曜日
寸法  高さ 17㎝  口径 3.5㎝
胴経 9㎝

 

時代  室町時代後期

 

状態  口辺に2箇所銀繕い有り。
小さい直しの方は上からは見えません

 

 

桃山時代以前の古格を現しております
火襷徳利です。
ねっとりとして、小石を噛んだ土の地肌は
あまり白く無く、火襷の色も,桃山時代の様に
赤く無く、橙色を呈して、静かな佇まいです。
火襷も非常に自然な感じです。

この時代の成形技法の特徴で有ります,筒輪積み
技法で器表に幾筋もの轆轤目が出て、雄渾さを
出しております。

底脇は土を箆で削り落として、底との、あるいは
重さの調整をしておりますが、この削り目も、
一つの見所の様に思います。

胴経は9㎝と細いですので、手に持ちやすく、
大変酒が注ぎやすい、誠に使い勝手の良い
備前徳利です。

桃山時代の備前徳利ですと、あまりにも高額で
魅力や、美しさは理解出来ても、中々私の掌中に
することは出来ませんが,この徳利でしたら皆様の
お手元にお届けすることが、出来るように思います。

すでに4月29日に公開しております無地唐津筒盃と
この備前徳利を取り合わせて、写真に撮ってみました。

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小野里 利信のシルクスクリーン 「シルク 18」

2019 年 5 月 3 日 金曜日

 

版画の寸法  40㎝×40㎝
額の寸法   62.7㎝×62.7㎝

時代     1968年作

状態     至って綺麗な状態

題名     シルク18

ED            108/150

サイン    ’68  Onosato

 

 

小野里利信は、
明治45年(1912年)~昭和61年(1986年)

1912年長野県生まれ。その後群馬県桐生に移り住む.
戦後のシベリア抑留を経て48年に帰国後は独特の
抽象画を展開し、
64年・66年にはベニス・ビエンナーレに日本代表と
して出品。
65年には、ニューヨーク近代美術館、チューリッヒ
市立美術館の絵画展に出品して、国際的評価を得る。

’68作と言いますと、海外での評価も高まって
おりました時期で、一番油ののっている時期の作品と
言えるのではないでしょうか。

寒色と、暖色6色の組み合わせですが、色使いの妙、
角の大きさの妙で、余白がない程びっしり描いて有るに
関わらず、騒々しさを感じさせない不思議な画です。、

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無地唐津筒盃

2019 年 4 月 29 日 月曜日
 

寸法  口径 7㎝  高さ 5.5㎝

時代  桃山時代

状態  金繕い 2箇所
ニュー 1本

 

 

口辺がわずかに端反った,琵琶色の実に
堂々とした無地唐津筒盃です。

良く焼けた釉薬は、艶々とした肌で、長い
間の使用によって、とろとろとしております。
大事に扱って来た伝世品の美しさでしょうか。

釉薬の一部が楚々とした鵜の斑に窯変して
景色を添えております。
この楚々とした鵜の斑が 山桜 の銘の
由来なのでしょうか。

土みせは真っ赤に焼けて、高台の脇には
大きな胎土目高台の大きな目跡が、3箇
観られ、土見せも、見応え有ります。

古唐津の親水性と言うことが、言われますが、
長い間の酒等の使用によって、中に、外に、
大小の染みがでて、景色を添えております。

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黒高麗片口

2019 年 4 月 25 日 木曜日

 

寸法  口径 13㎝  口まで 15.7㎝
高さ  7.8㎝

 

時代  16世紀

 

状態  無疵
見込みに火ぶくれ有り

 

容量  300cc

 

 

私は黒高麗の徳利や盃は今までに何点か
扱いましたが、黒高麗の片口に出会い
ましたのは初めてで、とても嬉しかった
です。

今までにも片口は須恵器、古唐津、古伊万里、
瀬戸、美濃、李朝、青磁、と色々扱ってきま
したが、国の内外、時代の新古を問わず
酒を入れやすく、又注ぎ易く誠に持って大変
使い勝手の良い重宝な造形です。

容量も300ccと入りますのでお1人で楽しむ
のにも、2,3人で楽しむのにも充分楽しめ
ると思います。

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螺鈿市松文様香盆

2019 年 4 月 20 日 土曜日

 

寸法  33.5㎝×23㎝   高さ 3.3㎝

時代  江戸時代

状態  貝片の欠けや剥落有り

1.7㎝角のそれぞれ色も輝きも違う貝片を、斜め市松文
に敷き詰め、それ等の間に貝の小片をびっしり敷き詰めた
螺鈿の香盆です
その幻想的な色合いは、まるで夜空の天空を仰いでおり
ます様な風情で。正に煌めきの螺鈿です。

 

木地盆の素朴な盆には酒器が似合いますが、ちょっと
贅沢な思いで酒器の盆になさるのも宜しいのではないで
しょうか

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小川 千甕筆 春風駘蕩 軸

2019 年 4 月 9 日 火曜日

 

寸法  書の部分  61㎝×21.5㎝
軸の部分  127.5㎝×31.5㎝ 

時代  1887年~1971年

状態  綺麗
箱書き,自署

 

京都文化博物館
小川 千甕 展
縦横無尽に生きる展
挨拶分を転用させて頂きますと

小川千甕(1882?1971)は、明治末期から昭和期
までの長きにわたって、仏画師・洋画家・漫画家・
日本画家として活躍しました。
京都の書肆「柳枝軒」の家に生まれた千甕は、
少年時代は仏画を描いていました。その後、浅井忠
に洋画を学ぶ一方で、新感覚の日本画も発表し始め
ます。同じ頃、京都市立陶磁器試験場の絵付け技手
となったことをきっかけに「千甕」(せんよう)の
雅号を自ら名付けますが、俳画や挿絵の画家として
は「ちかめ」の名でも親しまれていました。
明治末、28歳で東京へ越し、『ホトトギス』など
に挿絵、漫画を発表して人気を博します。さらに
1913年(大正2)には渡欧し、印象派の巨匠ルノワール
にも会っています。帰国後は日本美術院に出品し、
本格的な日本画家として活躍しました。
その後、少年時代に憧れた富岡鉄斎を思わせる
ダイナミックな筆遣いの南画(文人画)で愛されました。
本展は、千甕の初期から晩年に至る仏画、洋画、
漫画、日本画約140点とスケッチブック、工芸などの
資料を一堂に展示し、その芸術を紹介する初めての
回顧展です。
平成27年12月8日(火)〜平成28年1月31日(日)

こうしてみていきますと,書くということに対して、
貪欲なほど色々の分野に挑戦して,自分の物にしていった人の様に思われます。

この字は富岡鉄斎の書に非常に影響を受けているように
思いませんでしょうか。

柳がそよ風に揺れて春ののどかな様の上に、温和でのんびり
とした書がのって何とも春風駘蕩としております。

 

 

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螺鈿文字入り硯箱

2019 年 2 月 5 日 火曜日
寸法  縦 28㎝  横 20㎝  高さ 6㎝

時代  江戸時代初期

状態  硯を嵌め込んである板に割れ有り

 

 

箱表の隷書の文字も蓋裏の草書の文字も,品格が有り
徳を讃える文言に相応しい螺鈿の硯箱と思います。

箱表の隷書の読み
麗しきこの石は 君子の側にあるのが相応しい
ただの愛玩物ではない。これは持つ人の徳を観る
様なものだ。

蓋裏の草書の読み
歴史に残るほど人として守るべき大きな節義を全
うした.
硯箱の図案を起案し、唐草と龍を細工して治める

江戸初期の儒者伊藤仁斎の「童子問」をたまたま
読んでおりまして,伊藤仁斎について色々調べましたら、
親戚,姻戚に光悦、光琳、乾山を始め当時の一流の
文化人、公家との交際が盛であったようです。
この「童子問」は晩年10年ぐらいをかけて最重要作を
著しております。
伊藤仁斎で有れば、大業を終えて記念として図案を
考えてこのような硯箱を制作依頼しても可笑しくは無い
と考えたいです。
このように大それた考えを披瀝しましたことをお許し
下さい。

この考えの根拠は、光悦作の経箱の唐草文様に似ている
点と、論語を深く愛し、研究した仁斎が、孔子の国中国
に尊敬の念を込めて、このような素晴らしい龍文を考え
たのではないかと想像します.

 

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李朝三島白黒象嵌花文徳利

2018 年 12 月 17 日 月曜日

 

寸法  高さ 12.4㎝  口径 3.2㎝
胴経 8㎝

 

時代  李朝時代前期

 

状態  口に共直し有り(写真3枚目4枚目)
油臭なし

容量  200cc

 

 

3方それぞれ趣の違う花文を李朝らしいユーモアのある
筆致で描いておりまして、眺めておりますだけでも
氣のほっとするような徳利です

口辺の欠けも上手な共直しで、あまり気になりません

5花弁の升の部分は日裏でしょうか、、釉薬が少し縮れております。

容量は1合強とあまり入りませんが、あまり飲めない方や
飲まないけれど、酒器を撫で親しむ方には、大きさ、釉薬の調子などから、もってこいの徳利と思います。

 

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禅林句 淨躶躶赤洒洒

2018 年 9 月 5 日 水曜日

 

寸法  書 横 27㎝   縦 129.5㎝
軸 横 31㎝   縦 180㎝

時代  何時代か解りません

状態  上下左右相当切られております。

 

 

読み方は 「じょうらら しゃくしゃしゃ」と読みます。
素晴らしい言葉の響きです

禅林句集 柴山全慶編纂の訳語ですと

「一糸もまとわぬ丸裸。觸目全眞を現す。洒洒は
さっぱりとして塵のない様」

となっております。

すなわち、見栄や,欲や、外聞を捨てて人として,
ありのままの素裸の心の状態を言うのではないで
しょうか
「放下着」と似た言葉にも思われます。

書の下方左の角に大きな朱文が押されておりますが、
読めません。
上下左右は相当寸詰まりになって居りますので,
補修を重ねつつ大事に伝えられてきたのでは
ないでしょうか

軸の裏側頭に [18世代再奥」と貼り札に書かれており
ますが,調べても解りません.
私の解釈ですが、その寺の第18世管長で大変古い
時代の管長です。当然其処の寺の坊さん達は18世を知っているので、このような覚え書きとして、書いた
ものと思われます

此の書をみた時、なんと読むのかさえも全然解り
ませんでしたが、然し,この力強い,強固な意志の
見えます字は、私の心を妙に振るわせました。
字が読めて、意味が理解出来ましたときは、
私にもっともっと修行をしなさいと、迫りくる
ような勢いでした。

箱制作中

 

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常滑野花入れ

2018 年 4 月 5 日 木曜日

 

 
寸法  高さ 21.5㎝  口径 6㎝
低径 6㎝

 

時代  江戸時代

 

状態  口辺の中側に削げ有り

 

此の時代の常滑焼きの野花入れにしましては、
焼き上がりの変化に非常に富んだ野花入れです。

板おこしの底から紐造りで口辺まで造っており
ますので、轆轤作りと違って,少しヨロヨロと
しておりますところが又、何とも言えない魅力
です。

口辺内側に削げが見えますが、表には響いて
おりません。
直に水を入れても漏れません。

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