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古唐津岸岳系 斑唐津筒盃

2017 年 7 月 13 日 木曜日

 

寸法  口径 6.2㎝×7.㎝   高さ 5㎝
 

時代  桃山時代
 

状態  口片1箇所金繕い くっつきを剥がした後、
口片のこそげ疵3箇所
全体に少し歪み有り
見込みに降り物有り
 

窯   皿屋窯発掘(この説は掘った人の説だそうです)

 

 

今や桃山の斑唐津筒盃と申しますと
大変な人気で御座います。

 
状態のところで詳しく、あるいは写真で観て頂け
ましたらお解りの通りで御座います
それら発掘時の痛ましい状態をいくつか持っては
おりますが、
呼び継ぎ1つ無く,歪みもあまり目立ちません。
その上、他の痛ましい箇所を払拭するだけの力と、
造形の美しさを持っております。
これこそ本物の持つ確かで,静かな魅力でしょうか

 

ある箇所から(見出しの写真,および詳細の1番め)
観ましたら桃山時代の斑唐津独特の正常な形に
見えます.

 

唐津岸岳系の独特の砂岩で、きっちり焼き締まって
いるにもかかわらず、ざんぐりした土あじです。
藁灰釉は良く焼けて,光沢を放った美しい肌合いです。
ほんの少し口片に青い斑が出て居りますので、
丁寧に使用して行く程に全体に斑が出て来ると思います。
(使う程に斑が出てきますのは、私の今までの経験
から申し上げます。)

 

見込みの降り物は欠点のようにも見えますが、
お酒を注ぎますと、深山の清冽な川底を見て居る
様でかえって美しい景色になると思います。

 

 

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無地志野筒盃

2017 年 7 月 10 日 月曜日

 

寸法  口径 6.5㎝  高さ 4.8㎝

時代  桃山時代

状態  口片に小さな金繕い有り

 

 
たっぷりの長石釉が薄い器体全体を覆い
一部淡雪が溶けて赤い地表がほのかに見える様な
何とも幽玄的な風情を醸しております。
高台も、輪トチの部分と指跡の部分は赤味を呈して
おります。
酒の手を休めてうち眺めておりますと、
初期瀬戸黒茶碗を小宇宙にしたような風情で,
美しくも厳しい造形です

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李朝家具トンケ

2017 年 7 月 4 日 火曜日

 

寸法  幅 59.5㎝ 奥行 55.7㎝ 高さ 29㎝

時代  李朝時代

状態  傷み無し

 

トンケとは貴重品、あるいは銭函として使用された家具の様です。
バンダチと違う点は、バンダチは正面が折れて開閉出来る様式
を言い、トンケは天板が半分に折れて開閉出来る様式を言うそうです。

このトンケは厚さ3㎝ぐらいある松材を使用し、とても頑丈な作りです。
金具は鉄材にさび止めの漆を掛け、松材の方にも漆を掛けて大変丁寧な
仕上げをして居りますので、オリジナル家具の美しさを十分備えております。
鍵もオリジナルで、開閉も簡単に出来ます。
家具の性質上オンドルの効かない部屋に置かれたのでしょう。
底に付いた2本の脚は厚いですが、低いです。

このトンケ自身を簡単に持ち運べ無いように、思いの外重いです。
この重さはトンケにとりましては大事な要素なのでしょう。(金庫が重いように)

李朝家具はリメイクされた物が結構多い中にありまして、このように
オリジナル家具を観ますと、胸の空く思いで御座います

貴重品や酒器など入れて、部屋の装飾家具としてお使いになるのも
宜しいかと思います。

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欅材手力盆

2017 年 5 月 10 日 水曜日

 

寸法  42.5㎝×30.5㎝  高さ 4.7㎝

時代  江戸時代

状態  無疵

 

 

欅の杢目の美しい手力(たじから)盆です。
代々の人達により、きれいに手入れされてきた
のでしょうか。鈍い光沢を呈しております。
隅入りの外周は細く、低く縁取られて、上品さを
醸しております。

脚の付け方は手力盆、安居屋盆などと同じく
溝に片側から脚を押し込んで別材を打込んで
とめております。
箱に春日臺と書かれて居りますので、春日大社系
の神社で大事に使われていた盆でしょう。

縁取りが低く、細いですので、酒器の盆にするの
が適していると思いますが、花台などにしても
楽しいと思います。この場合い、がさがさした高台の
徳利や盃は盆に疵がつきますので要注意で御座います。

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根来隅切り高脚膳

2017 年 5 月 1 日 月曜日

寸法  径 26.8㎝×26.8㎝ 高さ 7㎝
縁の立ち上がり寸法 2㎝

時代  室町時代

状態  無疵

 

 

5㎝程の凹形の脚の付いた根来隅切り膳です。
類例の少ない膳ですが、神前あるいは佛前に
供物をお供えするための膳でしょうか。
あるいは高貴な方に菓子等を供する為のお膳
でしょうか。

表、裏面には時代のなせる美しい断文が走り
朱色と黒の文様を一層引き立てております。
いずれに致しましても、とても状態の良いお膳で
御座います。

酒器を載せて楽しむのも宜しいでしょうが、
12,3㎝位の佛像等を載せて楽しまれますのも
一興かと思います。

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西岡 小十作 絵唐津徳利

2017 年 4 月 13 日 木曜日

 

寸法  高さ 12㎝ 口径 3.8㎝ 底径 6㎝

時代    1917年~2006年

容量  1合2勺

 

「古唐津の神様]と言われておりました西岡小十氏
の絵唐津徳利です。
口片に鉄釉を掛けて皮鯨風にして、胴には動きのある
草文を描いております。
もち心地も、注ぎ心地も上々です。

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李朝雨漏り堅手徳利

2017 年 4 月 5 日 水曜日

寸法  高さ 11.5㎝  口径 3.5㎝ 高台径 6.5㎝

 
時代  15世紀~16世紀

状態  口片にニュー1本有り

容量  1合

 

 
箱の貼り札の「堅手」の字は骨董好きの方であれば
ご存じと思いますが、俳人、詩人特に芭蕉の研究家としても著名な安東次男氏の字です。
骨董の方でも、拾遺亦樂、骨董流転 古美術随想など書かれて居りますので、お読みになった方も多いのではないでしょうか
幸いにもこの徳利は「古美術 緑青 10」の中に掲載されております。

どの様に表現したら宜しいでしょうか
何とも下半身がどっしりとして、安定感のある形の徳利です。
全体に掛かった釉薬は良く焼けておりますが、長年の使用で,トロンとした柔らかい肌です
点々と有ります雨漏りは、誠に良いアクセントの様に
景色を成しております。

口の大きさも丁度良い大きさでとても酒の出の良い徳利です。

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頴川赤絵釣花生

2017 年 3 月 1 日 水曜日

寸法  幅 24㎝
高さ 胴体 5.2㎝ 舳先 9.8㎝

時代  1753(宝暦3年)~1811(文化8年)

状態  無疵

 

 
頴川は京都の大質商で育ちますが、趣味から
作陶に入ります。研究熱心で、磁器の
焼造に成功して、京焼における磁器の先駆者
となり、門下からは、木米、道八等の著名な
名工が輩出しております。
頴川は、古染付風、呉須赤絵風が特に優れて
いたようです。

 
この吊花生けの花鳥文は暢達な筆致で、
まるで明の呉須赤絵の絵を見ている様です。
生地が失透気味で少し黄味がかっております
ので、優しい風合いを出しております。

片方の舳先の下の部分に 頴川 の銘が
入っております。

釣花生となっておりますが、底が平らですので、
置花生けにも使えます。

木苺、桜百合、クリスマスローズを生けて
みました。

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井戸盃

2016 年 12 月 28 日 水曜日
SONY DSC

寸法  口径 9㎝  高さ 4㎝

時代  李朝時代

状態  ニュウを金で止めております。

 

 

茶方では井戸茶碗の評価は非常に高く、
2013年に根津美術館で開催されました
「井戸茶碗 戦国武将が憧れた器」
展では70点ほどの名碗が展観されましたが
さて、盃となりますと、ぐっと少なく
なってしまいますが、
それ故に井戸盃に憧れを抱くのではない
でしょうか

この井戸盃は、琵琶色がかった釉に
白い釉が内、外奔放に流れて景色を
なしております。
全面に貫入が入り、高台脇は梅花皮
を呈しております。
高台内には小さな兜巾をみせ、片薄高台
に削られ、畳付きにも釉が掛かり、目跡
が4つ見られます。
口辺の金繕いはニュー止の金繕いです。
広い見込みには5つの目跡がありますが、
余り目立ちません。

お酒を飲むたびに、ほんのり赤みを帯びた
琵琶色釉肌は、喜びを与えてくれます。

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高麗茶碗

2016 年 11 月 18 日 金曜日
SONY DSC

寸法  口径 13.3㎝  高さ 6㎝
高台径 5.5㎝

時代  15世紀~16世紀

状態  ほんの小さい銀繕い1箇所
ニュー2本

 

 
腰には3本のくっきりした轆轤目が走り
緩やかに丸みを帯びて端反の口縁に達して
おります。。
見込みは広く、大きな茶溜まりの廻りに
目跡が3個みられ、細かい貫入が一面にみられます。

琵琶色釉は全体に良く溶けて、艶やかな肌を
しております。
高台脇の部分は一箆入れてありますが、
梅花皮状にならずに、秞がきれいに溶けて
おります。
高台内には斗金が立ち、畳付きは片薄で、
竹の節高台です。

このように書いてきますと、
高台脇の削りに、あるいは高台内に梅花皮が
あったら正に小井戸茶碗と言える碗です。
誠に残念で御座います。

大きさは手頃ですので、誠に使い勝手が宜しい
です。
心の平静を養う為にも、健康を維持する為にも
毎日お茶を点てて
この茶碗と楽しんだら如何でしょう

参考写真
根津美術館 2013年秋の特別展
戦国武将が憧れたうつわ
井戸茶碗
No 3 大井戸茶碗 銘 本願寺

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無地唐津鉢

2016 年 11 月 10 日 木曜日
SONY DSC

寸法  口径  26.5㎝  高さ 7㎝
高台径 9㎝

 

時代  桃山時代~江戸初期

 

状態  呼び継ぎ 1箇所
ニュウ  2本
口辺   金繕い 2箇所

 

 

箱の外側に貼り紙がありまして、それには
「一ノ瀬ノ鉢 昭□4(に見えます)年5月25日発掘」
と書かれております。
以下の()内の様に書きましたが、私の粗忽をお許し
下さい。

(絵唐津の大皿であれば、ある程度窯跡の場所を
特定することが出来ますが、無地ですので、
私には窯跡を特定することが出来ません。)

高台に目跡が4つ、見込み内にも胎土目跡が4つ
ありますので重ね焼きで大量に造られたものと
思います。
高台から高台脇にかけては厚みがありますので
持った感じは重いですが、へたらない為の工夫
でしょう。
高台作りもしっかりしておりますので、
大変安定感があります。
このように日用雑器として生まれた皿ですが、
大変丁寧に造られております。

この皿が箱の中に入れられた日でしょうか、
箱の中には昭和40年8月,40年10月の日付の
黄色く変色した新聞紙で、パッキングされ
ておりますが、その箱にしまい込んで一度も
使用された形跡が見えません。
それで、今日まで美しい状態で伝世しております。

古唐津好きの方であれば、これに得意の料理
でも盛って、古唐津への思いを馳せながら
一献傾けるなり、お食事をするのも一興かと
存じます。
無地唐津で地味ですが、使えば、肌に陰影が出て、
この皿の良さがもっともっと見えてくるのでは
ないでしょうか。
奥高麗茶碗を思い出してみて下さい。

 

価格 ¥250.000.-

 

 

 

 

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