2010 年 2 月 26 日
私は毎日呼吸法やウォーキング,人参、リンゴ、キャベツの
生ジュースの飲料を実践しまして、自分の健康を維持いたして
おりますので、他の方法にも大変興味が有ります。
まずそれらを本などで読んで、その著者の言葉に賛同出来るか
出来ないかをを見極め、その上毎日、あるいは一週間に4日は
無理なく実践出来るかどうかを検討したうえで取り入れます。
その一つに
「体を温めると病気は必ず治る」 三笠書房
医学博士 イシハラクリニック院長 石原結實著
が有ります。
この先生がおっしゃいますには、
体温が1度下がると免疫力は30%以上にも落ちる。逆に平熱より
体温が1度上昇するだけで、免疫力が5~6倍にもなる。
ですから、冷えは、不定愁訴、体調不良、高血圧、糖尿病、動脈
硬化、高脂血症などの生活習慣病や話題になっているメタボリック
シンドローム、さらには癌や鬱という心の問題にまで影響を及ぼし
ている。
水を冷やせば氷になる。食べ物は冷蔵庫に入れれば硬くなるように、
宇宙のあらゆる物体は冷えると硬くなる。つまり癌や血栓症も例外
ではない。
懇切丁寧な本ですので興味ある方はそちらをお読み下さい。
この中で体を温め、血液の流れを燃焼させて、病気や不調を直すの
に、一番簡単な方法は、この一日2食(食べ過ぎを防ぐ)プラス
生姜紅茶または人参、リンゴジュースの「体温を温めるための基本食
の励行と言われております。
生姜、人参、リンゴそれぞれは一年中安く大量に出回っております
のでその面倒さ(ジューサーの手入れ)をいとわなければ安価で
栄養価の高いジュースを楽しめます。
その中に私はスーパーでキャベツの一番上の青々とした葉で捨てら
れたのをもらってきて良く洗い、一晩水につけて置きますとみずみ
ずしい葉になりますので、それも加えてジュースを作り、一週間で
5日は飲んでおります。
身体を温めるということでは、いままでに 氣の呼吸法と健康 で
申し述べてきました 氣の呼吸法 が一番効果が有ると私は思います。
かっての私は体温が低くかったのでしょう。いつも不定愁訴を訴え
ておりました。それといつも主人と手をつないで歩いておりました。
主人の温かい手で私の冷たい手を温めてもらっておりました。
今、思い出しますと、主人は悪性リンパ腫でなくなりましたが、
入院前に手をつないだ時に非常に手が冷たかった事を覚えております。
今では、手足が温かく寝込む事はありません。
病気を未然に防ぐためには、食事への配慮、運動による下肢の筋肉
増強、氣の呼吸法等をうまく組み合わせて毎日実践することが大変
重要なことのようにおもいます。
皆さまもどれか一つ出来ることを継続してみて下さい。
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2010 年 2 月 10 日

花 三又、やぶ椿
花器 唐津トチン
三又は楮と同じように樹皮の繊維を和紙の原料にします。
枝の先端が三又になっておりますのでこの名があります。
今はまだ堅いつぼみですが、3月下旬ごろ先端が黄色
の花を付けます。日ごと寒さの緩んできますこの時期
花の開花が待遠しいです。
やぶ椿は艶やかな濃い緑の葉の中に赤いきれいな花を次か
ら次へと咲かせます。
冬枯れの色のないこの時期ひと際目立ちます。
タグ: 楮、三又
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2010 年 2 月 5 日

花 水仙
花器 唐津トチン
世田谷通リの狛江市内の部分には通りの両側に銀杏の木
が植えられ、銀杏並木になっておりますが、その木の
根元に水仙が群生しております。
此の種類の水仙はめしべが白く何とも気品高く咲いてお
ります。
世田谷通りの廃棄ガスの多い場所にもかかわらず、葉を
多く茂らせて平然と美しい花を咲かせます水仙を見てお
りますと、植物の光合成と生物のお互いの助け合いを
つくずく感じます。
群生しております様をそのまま再現出来たらとの想い出
活けてみました。
タグ: 世田谷通り、光合成
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2010 年 1 月 28 日
氣の呼吸法と健康 久々でございます
皆さまお元気のことと存じ上げます。
昨年11月以来 氣の呼吸法と健康 は、自宅の引っ越しが
有りまして休筆させて頂きました。
その時何人かの方に、歳を取っての引っ越しは、体調を崩すか、
死に至る病を誘発するおそれがあるから注意してくださいとの
お言葉を頂きました。
私は腰痛を少し起こした程度で、引っ越しの済んだ翌々日から
店に出たり、出張をこなしたり、引っ越しの荷物整理をしたり、
朝のウォーキングも今まで通りと、休養することもなく元気
にしております。
このように元気でいられますのも、毎日30分~1時間の氣の呼吸
法と毎日のウォーキングのお蔭と感謝いたしております。
そのような中で昨年暮れ馴染みのお客様が店に見えられまして
身体の不調を訴えられますので、氣圧療法を肩、首筋、背中に
させて頂きました。身体全体が軽くなったと喜んで頂きました。
その時、精神的ストレス、不眠症、運動不足や姿勢の悪さによ
る身体の硬さ等々の不定愁訴は毎日30分~1時間の呼吸法を実践
しましたら、薄皮を剥ぐようにそれらの諸症状から解放されるよ
うになりますので年が明けましたら、一緒に氣の呼吸法をなさい
ましょうと申し述べました所、昨日、氣の呼吸法の仕方の練習に
見えて下さいました。
まず身体の力を抜いた統一体(心身一如の盤石な姿勢)を会得し
て頂きましてから、呼くことだけを10分位繰り返し練習しまして、
それから吸い方の練習を5分位します。
それらが出来るようになりましたら、呼く吸う、呼く吸う(ワン
サイクルを20秒~25秒)を繰り返し30分位練習いたしました。
初めての方でも呼くのに10秒~15秒出来るようになりびっくりし
ておりました。これは、心身統一の状態ですからこのように出来
るのです。
身体に力が入ったまま呼吸法をしますとますます身体に力が入り
逆効果になり、しないほうがマシの状態になってしまいます。
このように繰り返し練習をしておりますと、終わった後は、精神
的に落ち着きがみられた、身体の解放感が得られたとのお言葉で
御座いました。
就寝前の30分~1時間の実践を約束しまして、来る時より軽い足
どりでお帰りになりました。
1~2か月後にお会いするのが楽しみです。
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2010 年 1 月 27 日

花 紅梅
花器 備前小壺
白梅にさきがけて紅梅がだいぶ綻びてきました。
紅梅白梅と言えば、熱海のMOA美術館に有ります
国宝尾形光琳の紅白梅図屏風はつとに有名です。
3月8日(月)まで所蔵名品展で公開されております。
興味ある方はご覧になると宜しいと思います。
何の変哲もない備前小壺ですが、花を活けますと
俄然生き生きとしてまいります。
梅の枝を伸び伸びと大きく活けてみました。
タグ: MOA美術館、尾形光琳、紅白梅図屏風、備前
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2010 年 1 月 15 日

花 紅梅、白百合、ストック
花器 黒信楽大壺
紅梅に華やかな白百合の花と濃い紫色のストックを配し
て活けてみました。
ストックは杖の意味のだそうで、花の割に幹や茎がしっ
かりしております。
花言葉は「未来を見つめる」、「努力」、「思いやり」だ
そうで、初春にふさわしい花と思います。
その中でも紫色の花は「おおらかな愛情」だそうです。
梅も百合もストックもそれぞれ香りの強い花ですが、
それぞれが牽制しあうのでしょうか、あまり強烈な香り
はせず、温かな包み込むような香りを発しております。
これらの花は私の住まいの地元狛江産の花々です。
梅は毎年春先は花を楽しみ、梅雨時には梅酒と梅干を
漬けて、真夏、店に見えますますお客さま方とご一緒に
暑気祓いに飲んで楽しみます。
今年も狛江の花々でお楽しみいただきたく存じ上げます。
タグ: 紅梅、白百合、ストック
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2010 年 1 月 4 日

花 松、蝋梅、千両
花器 志野花入れ
謹賀新年
今年も おもてなしの花 でいろんな花と花器
との出会いを楽しみながら、皆さま方にもお楽しみ
いただきたいと思います。
どうぞお付き合いの程お願い申し上げます。
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2010 年 1 月 3 日


平成22年元日
ウォーキングも兼ねて片道約1時間半の道のりに
有ります深大寺に初詣に行って参りました。
ここには国の重要文化財である白鳳時代の金銅釈迦如来
椅像がおわします。
例年この寺に初詣をしておりましたが、このように
写真に収めましたのは初めてです。
ふくよかで優しい尊顔と力を抜いた自然体のお姿を
拝観しておりますと
こちらの魂を揺さぶられるここちがして参りました。
皆さまの健康と平安を祈念しますとともに
甲斐の30周年記念展の成功を祈願して参りました。
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2010 年 1 月 3 日
今年も健康で明るく、稔多い年でありますよう
心よりお祈り申し上げます。
骨董の店 甲斐
が南青山のこの地に誕生して今年で30年になります。
皆さまの温かいご支援によりまして、今日まで継続
することができました。
心から感謝申し上げます。
此の何年かは世の中全体が経済の危機的な状態で
大変で御座いましたが、甲斐もご多分に漏れずの
状態で、胸突き8丁という言葉がぴったりする程の
苦しさで御座いました。
このような中で迎えます30周年で御座いますが、
甲斐の品格を堅持しつつ、皆さま方にお楽しみ頂ける
骨董品をお披露目出来ましたら幸いで御座います。
例年 甲斐 の企画展は秋に催しておりましたが、
今年は6月11日(金)~6月20日(日)を予定して
おります。
皆さまの多いなるご支援を賜りますようお願い申し
あげます。
平成22年1月3日
骨董の店 甲斐
店主 小野公子
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2009 年 12 月 26 日
今年も愈々年末を控え、お正月準備にいそしんでおられます
ことと存じ上げます。
さて 甲斐は
年末は 12月30日(水)12時~18時 まで
年始は 1月2日 (土)12時~18時 より
営業いたしております。
お家でお酒の飲み足りない方、骨董に興味のある方、
酒器御持参で飲みにお出かけ下さいませ。
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2009 年 12 月 25 日

花 紅梅、椿(藪椿、西大母)
花器 新羅須恵器壺
今年も おもてなしの花 を見ていただきまして誠に
有難うございました。
おもてなしの花 のために野に咲く自然の花を求めて
私の住んでおります狛江市中をよく歩きまわりました。
遊歩道などの整備されておりますところの植樹には木札が
ついて名前がわかりますが、草類には名札がついておりま
せんので、その花の名前を見つけ出すのに、ひと苦労、
花図鑑を開いても名前が見いだせないないこともしばしば
有り、写真は撮ったものの、公開出来ないこともありました。
おかげで、数多くの花の名前を覚えられましたのと、その
花にまつわる物語等も知ることが出来ました。
それにもまして、花を求めてミツバチの如く歩き回って
おります内に、健脚になり、スマートな体形になりました。
これが一番の収穫で御座いました。
来年もお楽しみ下さいますようお願い申し上げます。
、
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2009 年 12 月 19 日

花 八重椿と千両
花器 唐津トチン
千両の実がきれいに色ずく頃は年の暮れも近くなり
ます。
千両は濃い緑色の葉と色鮮やかな赤い実と千両という
お目出度い名前から、正月用の花として、多く活けら
れます。
これを一足早く、桃色の八重椿の〆としまして活けて
みました
タグ: 千両
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2009 年 12 月 4 日
師走に入り皆様慌ただしいことと拝察申し上げます。
12月9日(水)~12月14日(月)まで自宅引っ越しの
ため甲斐はお休みさせて頂きます。
御用の節は下記にご連絡頂きたく存じ上げます。
03-3409-1563
090-1509-5565
kimiko@kottounomise-kai.jp
よろしくお願い申し上げます。
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2009 年 12 月 3 日
花 水仙
花器 信楽蹲壺
赤く焼き上がった信楽蹲壺に芳香高い水仙を
いけてみました。
水仙が路地に花開くころは、寒さも一段と増
し、暮れに近ずく頃ですが、そんな寒さや、
慌ただしい心の様子を打ち消してくれるよう
に清楚な姿に心なごみます。
タグ: 水仙、信楽蹲壷
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2009 年 11 月 22 日
雨の降るごとに寒さも増してまいりました。
皆様ご機嫌よくお過ごしでしょうか。
私の年齢になりますと、ちなみに私は65歳ですが、
友達、親しい方々の中に身体、精神に支障をきたす
人々や、死亡する方ががちらほら現れ、それらを聞
くにつけ、観るにつけ悲しく、つらい思いをするこ
とが多くなりました。
私はたまたま50代の前半に心身に支障をきたし、
どのようにしたら生きる力を与えられるか、暗中模
索をしておりますときに氣の呼吸法に出合いました。
それは天啓のような素晴らしい出会いでした。
出会いを出会いのままにするのではなく、毎日実践
し、習慣化して初めてその絶大なる効果を得られる
までになりました。
あれから10余年、身体の調子はすこぶる良好で、医者
通いもせず、好きな骨董の世界に邁進しております。
老婆心ながら、私のこの幸せな思いを多くの方々にも
味わって頂きたいと、希望する方に氣の呼吸法を一緒
にやらせて頂きますが、残念ながら皆様長続きしませ
ん。従って、健康状態を克ちえるまでに至りません。
まことに残念です。
どうでしょう、科学的発明、商品の開発、芸術上の創造、
等、何であれ大変根気と努力の上でそれぞれ成果が表れ
華開くものではないでしょうか。
呼吸は自分でコントロールできる唯一の器官です。
毎日の練習により、一呼吸1分~1分30秒ぐらい出来る様
になります。
このような長さで30分~1時間毎日実践しましたら、
不要な炭酸ガスを体外に排除して、新鮮な酸素を血液を
通して全身にくまなく運んでくれます。
それにより免疫力が高まり病気になりにくい体質に変化
するものとおもいます。
また当然脳中にも大量の酸素が行き届きますので、脳血管
障害を未然に防ぐことにもつながるとともに、精神的安定
にもつながります。
、
自分の身体は自分で守りましょう。
さあ、今から静かに氣の呼吸法をしましょう。
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2009 年 11 月 19 日

花 野菊
花器 台形竹籠掛け花入れ
吐く息が白く見える程に、ぐっと冷え込んできました。
行く秋を惜しむかの如くけなげに咲いている野菊の花を
眺るにつけ心潤う思いがします。
昨今は観賞用に大輪の菊がもてはやされておりますが、
それらは、華やかで晴れ晴れしいですが、品評会にも出さ
れる程ですので、競う心が見えて私の心にはなじみません。
やはり和の空間には小菊が似合うように思います。
この竹籠は編み方は極々平凡ですが、上が丸く、下が
扁平 で高さもありますので、花を盛るのに相応しい籠と
思います。
黒く煤けた色の中から飴色の光沢ある竹が覗いておりま
す。
これを取り上げた先人の目と共に愛情の深さを感じます。
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2009 年 11 月 5 日

花 桐の実と花芽
白玉椿
花器 黒信楽大壷
桐の花は4月~5月に掛けて薄紫の房状の綺麗な
花をつけますが、木の上部に花をつけますので、
桐の花を活けたいなーと思いましても、採取する
ことが出来ませんでした。
暫くぶりに銀座の ”野の花 司”に参りましたら
桐の実が目に付きましたので買い求め、黒信楽の
大壷に活けて見ました。
真ん中の焦げ茶色のが実で、左右の房状のが来年
咲く花芽です。
桐といいますと、主人鶴岡隆司の存命中は日曜日
の午後暇なとき、花札を取り出し座布団の上に白
い布をしいて、六百件をして楽しみました。
こんなときは、男女も夫婦も有りませんで、闘争心
丸出しにして、点数を数えながら、場と手持ちを
見比べながら、あるいは相手の思惑をこちらも考え
ながらと、なかなかの頭脳体操でした。
大体20回ぐらい勝負して、負けた方が飲み屋の
飲み代を支払うというほほえましい遊びでした。
今は懐かしく想い出されます。
タグ: 桐の実、桐の花芽、桐一葉, 花札
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2009 年 11 月 3 日

花 むべの実
花入れ 竹編み掛け花入れ
あけびと同じような実をつけますが、大きさは
あけびよりずっと小さく、色は赤紫色です。
あけびのようにぱかっと実は開きません。
ただ葉はこの様に肉厚で青々としています。
「むべなるかな」という言葉があるので、この植物と
何か関係あるかとインターネットで引きましたら
むべなるかな 伝説の果実 深井 武臣
◇「天智天皇の一言が語源」ムベで街づくり◇
日本経済新聞(2003/12/03)文化面より
「むべなるかな(いかにももっともなことであるなあ)」
晩秋、ほのかに甘い赤紫の実のなるアケビ科の低木「ムベ」。
この植物の語源が、天智天皇が発せられた一言だったという
ことをご存じだろうか。
琵琶湖のほとりに位置する滋賀県近江八幡市の北津田町には
古い伝説が残っている。蒲生野に狩りに出かけた天智天皇が
この地で、8人の男子を持つ健康な老夫婦に出会った。
「汝ら如何(いか)に斯(か)く長寿ぞ」と尋ねたところ、
夫婦はこの地で取れる珍しい果物が無病長寿の霊果であり、
毎年秋にこれを食するためと答えた。賞味した天皇は「
むべなるかな」と得心して、「斯くの如き霊果は例年貢進せよ」
と命じた。
10世紀の法典集に記録
その時からこの果実をムベと呼ぶようになった。10世紀の
法典集「延喜式」31巻には、諸国からの供え物を紹介した「
宮内省諸国例貢御贄(れいくみにえ)」の段に、近江の国から
ムベがフナ、マスなど、琵琶湖の魚と一緒に朝廷へ献上されて
いたという記録が残っている。
と有ります
私もこれから毎年食べて、健康で長寿にあやかりたいと
思います。
タグ: むべ、あけび、むべなるかな、天智天皇
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2009 年 10 月 28 日

花 お茶の花
花器 灯火器
安南草鳥文小壷
お茶の木を畑の垣根にしているお家より頂いて
きました。
本来お茶を生産している農家は葉に栄養を行き渡
らせるために、花は咲かせないように蕾のうちに
摘んでしまうそうです。
花が咲くときは気候と管理の障害があるときで、
狛江あたりは葉を摘むわけでもないので、管理も
何もしないので自然に可愛らしい白い花をつけます。
灯火器の皿の上に乗っております小さな染付安南壷には
鳥と花文が描かれております。鳥は羽ばたいて、
今にも器面から飛んで出そうです。
タグ: お茶の花、安南染付、狛江、灯火器
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2009 年 10 月 28 日
秋の深まりと共にめっきり冷え込んで参りました。
ここに来て新型インフルエンザ脳症、死亡が増えてきて
世間を震感とさせております。
特に若年、幼児に多いようですので、親の嘆き、心配
は如何ばかりかと拝察いたします。
ワクチンを打つにしましても以下の様に
1)インフルエンザ患者を診る医療従事者
2)持病のある人と妊婦
3)1歳から小学校低学年までの子ども
4)1歳未満の乳児の保護者と優先対象だがアレルギー
などで、接種を受けられない人の保護者
その他)小学校高学年、中高校生、持病のない高齢者
と順番が決まっておるようです。
これから寒くなってインフルエンザが流行するように
なりますと中には罹りたくない一心で我先にと強引な
割り込みや、抜け駆けする人々が出て、殺伐とした
とげとげしい状況になってくるのではないかと心配
いたします。
この様なときこそ氣の呼吸法を一日最低15分~30分
励行してみて下さい。この氣の呼吸法の励行により
免疫力が高まり、インフルエンザに罹りにくい体質
に変化して参ります。その上心の落ち着きも得られ、
寛容の精神も養われます。
ワクチンを打つ順番にしても、どうぞお先にと言える
ぐらいになります。
さあ、これから新型ウイルスに罹らないためにも
氣の呼吸法を1時間静にしましょう。
実践を継続すことによって素晴らしい成果が得られます。
タグ: 新型インフルエンザ、脳症
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2009 年 10 月 22 日
古器に秋を活ける 展
平成21年10月10日~17日 甲斐にて
は無事終了することが出来ました。
お忙しい中、古器に秋を活ける 展に足をお運び
賜りまして感謝申し上げます。
この様に古器に花を活けての展示会というのはあまり
有りませんので、多くの方々の賞賛を頂きました。
次回は古器、花を活ける技術にもっと磨きを掛けて
洗練された様子を観て頂きたく存じ上げます。
楽しみにお待ちくださいませ。
有難う御座いました。
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2009 年 9 月 20 日
秋晴れの良き日、健やかにお過ごしのことと存じあげます。
”甲斐” は21日(月)、22日(火)、23日(水)の連休中も
営業を致しております。
休日のゆったりした時間に、骨董を前にして、お酒でも飲み
ながら楽しい骨董談義をなさいませんか。
お待ち申し上げます。
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2009 年 9 月 14 日
今回は体温と健康に付いて書かせていただきます。
致知出版社刊の「致知」に齋藤真嗣先生(瀬田クリニック副医院長)が
「体温を正常に上げて癌にも負けない体になろう」
の中で、体温が低い人は病気にかかりやすい。それは体温が1度下がる
と免疫の力が30%以上落ちるからです。
例えば癌細胞は健常者の体内でも1日に5千個は発生しており、免疫を
監視しているリンパ球がそれらの癌細胞を破壊し、壊死させるという繰
り返しが体内でおこなわれています。
検診で見つかる最小の癌が約1㌢で、1㌢の大きさに成長した癌には
癌細胞が約10億個集まっています。そうなるまでに10年から15年を要す
るという長い経過の中で、癌細胞が免疫システムの監視の目をかいくぐ
り、生き残ったものが増殖する、という点が非常に重要なのです。つまり、
免疫の力を高めれば、癌が発症する率を下げることが出来るのです。
体温を上げ免疫力を上げる3ツの方法として
1、ストレス対策
体温中枢がある脳の視床下部は、ストレスによる障害を受けやすく、
体温に対して直接的な影響を与えてしまいます。
ストレスが長く続くと身体はストレスに対応しきれずバランスを崩し、
やがて発病へとつながります。
自律神経がもともと備えている「日内リズム」に逆らわず早寝早起き
の規則正しい生活を送ることが、ストレス対策の基本となります。
2、筋肉量を増やし、鍛えることです
様々な臓器のうち、一番エネルギーを要する臓器が筋肉です。体温を
恒常的に上げる最もよい方法は、基礎代謝(安静時で身体が消費する
エネルギー)を上げること。筋肉量を増やせば基礎代謝も上がります。
筋肉は7対3で下半身に多いため、歩く時間を増やせば確実に筋肉を増
やすことが出来ます。
毎日30分以上は歩きましょう。
3、ギャバというアミノ酸を豊富に含む食材を摂りいれた食習慣
ギャバを多く含む玄米を主食にギャバを多く含むトマト、ジャガイモ、
南瓜などを副食に添えてみては如何でしょうか。
一日に有効なギャバの摂取量は百㎎程度とされています。
これはトマトなら3~5個分に相当します。
この様に齋藤先生は体温を上げて免疫力を上げる方法を述べておられますが、
氣の呼吸法を毎日実践することで解消されます。
氣の呼吸法と健康 2で述べておりますことと重なります。
もう一度ここに書きますのでお読み下さい。
・免疫機能が高まる(自然治癒力。病気にたいする抵抗力が高まる)
・心身ともにリラックスする(心身ともに落ち着きを得る)
・全身の血行が良くなる(冷え性の改善など)
・肌年齢が若くなる(美容効果が高まる)
・ストレスをうけにくくなる(感情のコントロールができるようになる)
・質の高い睡眠が得られるようになる(不眠症や疲れやすさの改善)
・更年期障害や自律神経失調症を改善できる(心と身体の病気からの回復)
・家庭や職場でプラスの人間関係を築ける(コミニュケーションの改善)
・潜在意識がプラスに変わる(夢や成功の実現)
藤平 光一著 氣の呼吸法 全身に酸素を送り治癒力を高める
幻冬舎 より
私もこの氣の呼吸法を実践するまでは、身体の冷えからくる諸症状に悩まされ、
苦しめられておりました。具合の悪い時、病院で診察を受けても不定愁訴の
一言でかたずけられてしまい、改善はおぼつかない有様でした。
氣の呼吸法に出会い、氣の呼吸法の継続により、上記のような効果が得られま
して、身体が改善され、特に手足の冷えの改善は著しいものが有りました。
どうぞ皆様方も氣の呼吸法を実践して、健康を勝ち取って日々邁進下さい
ますようお勧め申し上げます。
タグ: 免疫力、癌細胞、リンパ球、壊死、ストレス、視床下部、自律神経、日内リズム、基礎代謝、ギャバ
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2009 年 9 月 4 日
花 秋海棠
花器 鉈籠花入れ
秋海棠は別名瓔珞草とも呼ばれております。
瓔珞といえば、仏教美術を好きな方であれば、
すぐ結びつく造詣があると思います。
それは、観音菩薩像の体部(首、胸、腰等)を飾る
装身具であったり、仏様の天蓋を荘厳する飾りなど
であったりします。
この花は長い花柄を持った花が数個集まって下を向
いて垂れ下がっているので、この様に名ずけられた
のでしょうか。
ちょっと変った淡いピンクの花弁の中から薄い黄色の
葯(やく)を覗ぞかせて気品高く咲いております。
瓔珞草といわれます由縁がわかるように思います。
タグ: 秋海棠、瓔珞、観音菩薩像、天蓋
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2009 年 8 月 23 日
*** 古器に秋を活ける ***
会期 平成21年10月10日(土)
~10月17日(土)
時間 午前11時~午後6時
会場 甲斐にて

花 虎の尾芒 不如帰
花器 古越前鳶口双耳小壷
高さ 10.3㎝
HP上に「おもてなしの花」のタイトルで四季折々の野草を
掲載して参りました。
それらの器に加えて未発表の古器夫々に秋の花を活けて
みました。
今の状況下に相応しい低価格帯の古器も用意してございます。
展示、即売ですので、どうぞ皆様お誘いの上御来店ください
ます様ご案内申し上げます。
花のある暮らしの潤いと楽しさを感じて頂ければ幸いに
存じます。
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2009 年 8 月 23 日
花 苦瓜
花器 鉄製灯火器
苦瓜といえば、ゴーヤーといって沖縄産の名物野菜として
全国的に知られた苦味の強い夏野菜で、スーパーの野菜売
場等で眼にしている方も多いと思います。
いぼいぼが全面にある、なんともグロテスクな形ですが、
これが又なんとも言えない可愛らしい黄色の花をつけます。
普通のきゅうりの葉や花より小つくりで葉は淡い緑色で、
それに小さな可愛らしい黄色の花が付き、にがうりがぶら下
がっておりますと、大変涼感を呼びます。
可愛らしい花の付いた茎を店に持っていきましたが、持って
行く途中で萎びてしまい、花が落ちてしまいました。
蕾から想像下さい。
タグ: にがうり、ゴーヤ
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2009 年 8 月 11 日

花 芒、水引草、竜胆
花器 竹花籠
残暑お見舞い申し上げます
今年は夏の日らしい夏の日もなく、全国あちこちで、水による
被害が続出しています。
それの犠牲になる死亡事故も相次いでおります。
この方達にご冥福をお祈りいたします。
この様な天の異常気象を受けてでしょうか、芒、竜胆も早、
咲き始めてきました。
水引草も涼しいせいでしょうか。いっこうに衰えを見せません。
私は朝のウォーキングと「おもてなしの花」と、が狛江の土地柄
とうまくマッチして、自然に咲いております花に事欠くはあまり
ありません。それと同時に植物、花を通して天地、自然を身体を
通して観察させて頂いております。
それにしましても今年は花々の狂い咲きが非常に多く観られます。
やはりこれらを察知して、天を畏れ、敬う気持ち持って謙虚に生き
なければならないと思います。
タグ: 芒、水引草、竜胆、ウォーキング、狛江、天を畏れる
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2009 年 8 月 6 日
「世尊は、ある時祇園精舎に於いて弟子達に語られた。
”弟子たちよ、入息出息を念ずることを実習するがよい。
かくするならば、身体は疲れず、眼も患まず、観(かんが)
へるままに楽しみて住み、あだなる楽しみに染まぬことを
覚えるであろう。かように入息出息法を修めるならば、
大いなる果と、大いなる福利を得るであろう。かくて深く
禅定に進みて、慈悲の心を得、迷いを断ち、證りに入るで
あろう”と」
(雑阿含経第29第10経)
この文章は阿含経の中の一節です。
これは名訳で大変解かりやすいです。
お釈迦様はご自分の心をこめた呼吸法の修行によって得られた
心身の向上、悟りを弟子達に説いたものです。
弟子達よ
心をこめた呼吸法を大いに実践しなさい。
それにより、効率の良い肺のガス交換が出来ると共に、全身の
血液循環が十分成されるので、身体は疲労せず、眼も病まず、
考えも深まるまま楽しく過ごせます。
後で後悔するような楽しみに染まらないことを覚えるでしょう。
呼吸法を益々修めるならば、大いなる果と福利を得るでしょう。
この様な呼吸法によって深く禅定に進めば、慈悲の心を得、迷い
を断ち、證りに入るでしょう。
お釈迦様のお言葉は 呼吸法を実践しております私には非常に滋味深い
おことばとして受け止められます。
お釈迦様の境地に少しでも近ずきたい思いで日々静に呼吸法の実践に
勤めております。
さあ、皆さんも御一緒になさいましょう。
タグ: 世尊、祇園精舎、阿含経、禅定、慈悲
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2009 年 7 月 29 日

花 熨斗蘭
花器 竹掛け花入れ
今の時期花の端境期とでも申しましょうか。
野の花を採取するのに苦労を致します。
今朝もウォーキングで1時間ほど歩き回りましたが
中々 おもてなしの花 用の花に出会えませんでした。
あきらめて帰りかけておりましたら、この花が「私を
お花で使ってちょうだい」と言いたげに日陰にひそや
かに群生しておりました。
まだ開花しておりませんが、開きますと、乳白色の愛ら
しい花になります。
秋になりますと青い実をつけ、この実を活けても楽し
いです。
花器の竹掛け花入れは、転用でなく、最初から花入れ用
として、創作されたものと思います。
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2009 年 7 月 22 日

花 下野 八重咲き梔子
花器 鉄製農器具
日本の歴史を振り返ってみますと、鉄の農器具が生まれて飛躍的に
農産物の収穫も伸びて参ります。それとともに耕地の開墾がなされ、
それらの荘園地主である貴族が、文化の中心になり、日本人の心の
礎ともなる、文化が花開くことになります。
文章が飛躍しすぎておりますが、各自鉄文化を穴埋めして下さい。
私は山梨の農家で生まれ育ちましたので、いつも身近に鉄製農器具
がありました。それらを作業の終わった後、洗い、磨いて明日に備
える祖父や父の姿が思い出されます。
この花器に見立てた農器具は鋤簾でしょうか。
清楚で香り高い梔子の花と今を盛りと群生しています下野を活けて
みました。
梔子の良い香りが店中に満ちております。
タグ: 鉄製農器具、荘園地主、貴族、鋤簾
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